スマホに表示された私好みの記事。
猫のいる美術館が千葉県匝瑳市(そうさし)にあるそうな。
7月26日まで猫ねこ展が開催中、しかも土日祝は猫カレーランチが食べられる。
今週はたまたま土曜休みのシフトなので急きょ行ってみることに。
公共交通機関でのアクセスは悪く駅から徒歩になるが、登山に比べたらどうってことない(笑)。
【松山庭園美術館】
http://matuyamaartmuseum.web.fc2.com/
【匝瑳市・市内循環バス再編について】
https://www.city.sosa.lg.jp/page/page004584.html
『猫との約束』 著:佐竹茉莉子
もくじ
往復のアクセス
[往路]
09:16 千葉よりJR総武本線
10:34 八日市場
[復路]
14:21 八日市場よりJR総武本線
15:31 千葉
八日市場駅より徒歩*夏の花
八日市場駅から松山神社前までのバスは現在は廃止された。
そうなると、行きはタクシーまたは駅から徒歩の二択。
帰りは時間帯によって、豊栄・匝瑳循環バス(紫色ワンボックスカー)が利用可能。
ただし、ルートが左回りで遠回りになるため、長時間歩くのが苦痛という人以外は大きなメリットなし。
もちろん地元民にとっては大事な足なのだろう。

初めて降りる八日市場駅は、千葉駅からも結構遠かった。
駅前にタクシーは常駐しているけど歩いちゃうもんね。
ここでグーグルマップを起動。

地を這うように繁殖するヒメイワダレソウ。

キンシバイがぽつり。

遠くのキキョウをズームして。

だんだん山っぽくなってきた。
そこかしこから聞こえる野鳥の声。
この道を直進すると、左手に古びた匝瑳市民病院が見えてくる。

路肩のユウゲショウをパチリ。

左側の林からピューッと飛んできたウグイス。
尾っぽを震わせながら「ホーホケキョ」と3回鳴き、また遠くへ飛んでいった。

キクイモモドキとグーグル先生より。

“脱走塚”と車道脇に表記があった場所。
明治元年に当地で最後の戦いがあり、その際に戦死した水戸藩士の墓だそう。

畑にカボチャの花。

美術館への赤い看板が要所要所にあってありがたい。

民家のノウゼンカズラ。
車はたまに通るけど人っ子一人いない。

匝瑳市立匝瑳小学校。
この先の細い路地を右へ。

薄暗い林の中に紫陽花。

可愛いツユクサに思わず立ち止まる。
ウグイスとホトトギスの声が鳴り響く。
田んぼが広がって〇〇谷戸に似たような雰囲気。
ニュアンスカラーがお洒落な三毛
八日市場駅北口より徒歩38分と案内されていたが、初めての場合はもっとかかった。
グーグルマップと花を見ながらのんびり歩いて1時間弱。

エントランスはしっとりとした風情ある佇まい。
入館料大人800円を受付で支払う。
HPの割引券を印刷すれば100円安くなるが今回は使用せず。
【松山庭園美術館】
http://matuyamaartmuseum.web.fc2.com/

まるで京都かどこかの日本庭園のような趣き。

鮮やかな朱色のヒメヒオウギズイセンがいいアクセント。

あっ!
早速、向こうから猫ちゃんが歩いてくる。

グレーとベージュのニュアンスカラーがお洒落な三毛ちゃん。
真剣な表情でトコトコ。

ちらりと私を一瞥して。

すれ違いざま背中を撫でるも、小走りで思いっきりスルーされた(笑)。
でも可愛いから許しちゃう。

ねこきち猫カレー、あとでね。
尻尾が長い白サバ
緑の天井を潜り中庭へ進むと。

別館展示室の手前に白サバちゃん。
きちんとお手手を揃えて。

病気で両目が開けづらいの。
太陽が眩しいのかな。
それにしても、ずいぶん尻尾が長いのね。

展示されている中で気に入った絵画。

語りかけてくるこの子も。

外に出ると白サバちゃんが香箱座りで寛ぐ姿。
イイコイイコ。

数名のお客さんに話しかけられ撫でられて、姿勢を崩す白サバちゃん。
さすが人慣れしている。
落ち着いた寡黙な黒
中庭にいると猫が次々やってくる。

落ち着いた雰囲気の黒ちゃんは、若草色のお目目が綺麗。

どの子もみんなおとなしい。
困り顔の白*みー
お客さんがだんだん増えてきた。
猫もあっちに行ったりこっちに来たりと忙しい。

芝生の上を歩くのは尻尾がやけに太い白ちゃん。
たぶんカギ尻尾なんだろう。

なんだか冴えない表情?

中庭の隅にある黒ベンチで寝てる風を装い、実はお客の話を聞いてるんじゃ…?
イカ耳がそれを物語ってる(笑)。
でも、ふわふわの身体をちゃんと触らせてくれた。

おっ、こっち見た。
ピンクの首輪がお似合いよ。

本館へ消えていった白ちゃんが出てきた。
このずんぐりむっくり加減がめちゃ可愛い。

元々、この子はいつもこんな困り顔なんだね。

瞳はオッドアイ。

困り顔のままどこかを凝視するみーちゃん。
なお、猫ごとにわかりやすくするため、一部の画像は時系列順ではありません。
ねこきち*猫カレー
こじんまりとした日本庭園は、猫の遊び場としても最高じゃない?

ひっそりと佇む石仏もあいまってなんかいいね~。
陽が射してきた。

ランチ場所ねこきちさんは涼しげな雰囲気。
アンティークの器がいくつか飾られており実にセンスがいい。
靴を脱いで室内でも食事OK。

キターーー!!
土日祝限定のねこきち猫カレー(1200円)はミニサラダ付。
ナプキンや箸袋、伝票用バインダー、座ってるベンチのシートクッションまで猫づくし。

も~、食べるのがもったいないほど可愛くて。
とか言いながら完食しちゃうんでしょ。
ピリリと辛くて美味いニャ。

そこへ突然現れたさっきの白サバちゃん。
猫カレーのいい匂いにつられたかな?
あれ、ちゃんと目が開いてる。

私の顔を見上げて「ニャーン」と一声。
「ごめんね何もないよ~」と言うと、少し向こうでおしっこの体勢を。

室内で食事中のご家族がチュールを献上すると、すごい勢いで食べ尽くす。
その1本で終わりなのに、「もっとくれ」みたいに催促してて笑った。
チュールって猫の健康にはよくないんだけどね。。。
猫カレーごちそうさまでした!
ナデナデ好き*茶トラのきら
ランチが終わってまた中庭へ。

美術作品の近くにいたのは煌(きら)くん。
常連さんによると、どうやら新顔らしい。

ガーデニングテーブルの上へ。

眠いの?

きらくんのカメラ目線いただきましたー。

横顔もお手手も可愛い。

立っていた私の足を背後からスイッとひとすりしてからゴロン。
そして、猫好きの男性にナデナデされてご満悦。
特にきらくんは撫でられるのが大好きみたい。

紫陽花と猫。
夏らしい一枚。
本館*猫作品がいっぱい
お次はサンダルを脱いで本館へ。

その短い尻尾はみーちゃんよね。
至るところに猫専用の仕掛けがあって、猫は自由に行き来できるのがいい。

南の3兄弟(与論島)と記載あり。
まだ幼い顔つき。

こちらは北の3兄弟(田代島)。
3人とも渋いね~。

好奇心あふれる横顔。
写真だけでなく立体作品も多数展示されている。
白い王子様*白介
本館から出たところで出会ったのは。

さっきのみーちゃんとは明らかに違う白猫。
尻尾が長くて寄り目の白介くん登場。

ジョニー・デップには似てないと思うけど(笑)、水色の瞳とお揃いの首輪が素敵ね。
彼はしばらくこの格好でフリーズしてた。
右前足は喧嘩の傷痕かも。

この庭園、紅葉の時季はまた格別にいい雰囲気だろうな。
縁側でスヤァ*若手イケメンさんた
そろそろお暇しようかと思っていたその時。

本館の縁側に、やたら綺麗な若手のイケメンさんが。
顔も身体もシュッと細くて美しい。
この子が亜久里(あぐり)くんか!
<追記訂正>
画像をよく見比べてみたところ、おそらく燦多(さんた)くんと思われ。
あぐりくんは年上でもっと濃いめの顔だし、美術館にはたまに出勤する程度らしい。

美味しいごはんをもらったようで、腰のあたりを丁寧に毛づくろい。

ひょいと寝ころんで前足。

くるくると体勢を変えて、今度は胸とお腹。
見ていて飽きない。

後ろ足を伸ばして締めくくり。
数名のギャラリーがいても一向にお構いなし。

いきなり電池が切れたようにパタン。

スヤァ。。。

反対側を向いてゴロン。
猫って本当に自由だな。
人懐こくて穏やかな子ばかりなのは、スタッフさんの愛情の賜物だろう。

猫のいる風景、いいね。
7人の猫ちゃんみんなありがとう。
また来るよ。
バス利用せず*電車ギリギリ
後ろ髪を引かれる思いで、13:30に松山庭園美術館を出る。

午後のほうが天気いい。

スルーできなかったムラサキカタバミ。

時間に余裕があれば寄りたかった大木戸珈琲。
流行りの古民家カフェ。
営業は月・金・土・日のみ。
【インスタ・大木戸珈琲】
https://www.instagram.com/okito_coffee

畑に咲くのはムシトリナデシコか。
交差点の近くに中台というバス停あり、13:53に紫のバスが通過するのでそれに乗る手もあったが。
遠回りして最後に飯倉駅~八日市場駅へも行くが、八日市場駅まで歩くほうが早いのだ。
私みたいにせっかちな人はバスを待てない。

この地点で14:09、あと10分くらいで八日市場駅に着くかどうかギリギリな感じ。
急げー!
結果的には行きより少しだけ早く48分で歩けた。
最後に
千葉のこんな奥地までわざわざ猫を求めて…。
しかも八日市場駅から歩くのはきっと私だけだろうなぁ……。
そう考えると可笑しくてたまらない。
でも、徳島よりは遥かに近いもんね。
一期一会の猫探し旅もまた楽しいものだ。

