4月に咲く花を目当てに何度か訪れている筑波山。
週末はつくば駅のバス停が大混雑となるので平日が狙いめ。
雨のタイミングが前夜にずれてくれたおかげで、当日の朝急きょ出かけることに。
もくじ
往復のアクセス
[往路]
07:44 つくばエクスプレスにてつくば(あるキップ3310円)
08:00 つくばセンターよりバス
08:54 つつじヶ丘BS
[復路]
13:55 つつじヶ丘BSよりバス
14:47 つくばセンター
14:50 つくばよりつくばエクスプレス
【つくばエクスプレス・筑波山あるキップ】
https://www.mir.co.jp/service/otoku/arukippu.html
自己CT
08:56 つつじヶ丘BS
10:00 筑波高原キャンプ場Ⓟ
10:07 女の川入口
11:32 分岐
11:39 女体山広場
11:41 女体山 11:43
11:55 御幸ヶ原 12:40
12:52 女体山広場
13:16 弁慶ヒュッテ
13:44 つつじヶ丘BS
春の花を愛でながら
結構お高いつくばエクスプレス運賃、バスが往復でお得になる筑波山あるキップ。
その恩恵を最大限に利用できるつつじヶ丘BSを起点とする。

混雑する山は平日に限るね。
朝から穏やかな快晴のつつじヶ丘。

昨夜の雨が滴るヤマブキ。
しめしめ、誰もおらず静かな道にひとりだけ。
さっき逃げていった茶色の四つ足動物は何だろう?
後姿はイタチっぽかった。

アオキの花がわんさか。
近くで見ると可愛い。
ここで単独のご年配者とすれ違う。

触れるとブヨブヨした茶色キノコ。
プチ渡渉ありの楽しい樹林帯。

この辺のニリンソウはまだオネム。
野鳥の鳴き声が響き渡る。

陽だまりに小さなトウゴクサバノオ。

何の変哲もないこんな緑のシェードでさえ嬉しい。

あっ、ジロボウエンゴサクじゃない?
めっちゃ可愛い!
見かけたのはここだけ、ラッキー♬

エンレイソウがそこかしこに。

気持ちが華やぐ頭上の桜。

ツクバネソウもいたー。
女の川コース*ニリンソウ
車じゃないのでスタートから1時間強かかってしまうけど、ここまでの区間も楽しい時間。

誰もいない女の川コースへ。

可愛いニリンソウが「こんにちは」

まだ開花しきってないニリンソウが両側に。

ふたつ目の蕾がちょうど開いたところ。

ミヤマシキミの大株。

ユキザサがスタンバイ中。

うわぁ、綺麗ね。

すっくと背筋を伸ばして。

ワチガイソウ見っけ。

赤い葯が可愛いのなんの。

陽射しを浴びてみんなイキイキ。

萼片がラッキー7と8の個体。

マルバコンロンソウも。

さっきから響き渡るミソサザイの鳴き声。
うーん、どこにいるんだろ。

ああっ!いた!!
尾っぽをピンと立てたオミソのお尻。
すぐに飛んじゃったけどそれでも嬉しい♡

色味が濃いカタクリさんにやっと会えた。
ここまでの道では全滅に近かったから。
年々、開花時期が早まってる気がする。

淡いピンクの美人さん。

生き残ったカタクリとニリンソウのコラボ。

イワタバコの葉っぱかな。
先行者がいるようで男女数名の声が微かに聞こえる。

おぉ、美しいエイザンスミレ姉妹。
咲きたてフレッシュ。

下のほうにはなかったよね、ありがとう。

赤い葯が残ってるハルトラノオ。

それにしても静かすぎる女の川コース。
お花を愛でながら、自分のペースでゆっくり登れたおかげで全然疲れていない。

残っててくれたナガバノスミレサイシン。

きゃー、大好きなフモトちゃん。

斑入りちゃんも。
なぜかこのチビッ子スミレに心浮き立つ。

黄色いのはツルキンバイ。

キブシを見上げて。
花曇りの女体山~御幸ヶ原
女体山広場に着くといきなり人が増えだした。

筑波山(877m)に到着。

朝は快晴だったが現在花曇り。
それでも、うららかな春の陽気が嬉しい。

男体山方面。

語りかけてくるタチツボさん。

岩陰から覗くフモトちゃんも見逃さないよ。

閑散としている御幸ヶ原。
ちなみに、この日はトイレが工事中で閉鎖していた。

御幸ヶ原に咲いてるニリンソウ。

たくさんのワチガイソウに狂喜乱舞。

一瞬だけ姿を現したヤマちゃん。
コマ展望台*カツ丼定食
お腹が空いたのでそろそろコマ展望台へ。

雲がいい感じに湧いてる。

迷うことなくカツ丼定食(1300円)を注文。
筑波うどんと同じ値段ならご飯モノがいいかな。
それに、先日の棒ノ折山で食べはぐったから(笑)。
美味しかったわ、ごちそうさまでした!

「また来るね~」

カタクリ遊歩道で咲き残っていた一輪のキクザキイチゲ。
おたつ石コース*春の花
ではいつものコースで下山開始。

淡い色のエイザンスミレ。

「ケキョ、ケキョ」と鳴いていたウグイス。
いつも声だけのことが多いので嬉しい。

弁慶ヒュッテを通過。

またまた斑入りのフモトちゃん。

なんでこんなに可愛いんだろ。

ツクバキンモソウ。

ニオイタチツボ?

地面近くにボケの花。

そして、大好きな場所。

なんかいいよね~。

点在するマンジュリカ(スミレ)。
目が慣れてくるとあちらこちらに咲いているのがわかる。

マンジュリカ3姉妹。
やっと巡り合えた*ミドリニリンソウ
お目当ての花を探すにあたって、事前に目星をつけていたのは2箇所。
とても妙なのが、1箇所目でたまたますれ違ったご老人が「何か目ぼしいものでもあった?」と尋ねてきたこと。
言葉を濁していると「一昨年あたりならそこにミドリニリンソウが咲いてたけどね」と自ら告知してきて、私は驚愕のあまり「えーっ、まさにそれですそれ!」と答える。
その地元民らしきご老人によると今年は咲いていないらしい。

そして2箇所目であっさり見つかったのがこちら。
とある単独男性がちょうど撮影している場面に出くわす。
言葉は交わしていないがすぐに察知した。

何年間も溜め込んでいた願いがやっと今日叶う。
「もしかしたら一生逢えないかもしれないけど、それはそれで仕方ないよね…」
今朝そんなことを考えながら歩いていたので、喜びもひとしお。
野鳥観察と同じく、花への執着を手放したことがよかったのかもしれない。

2株目のミドリニリンソウは全身が緑色。

ようやく開きかけた3株目も緑。
これを見た瞬間、不思議なことに今抱えている面倒な事柄について「あ!きっと大丈夫」と確信した。
帰宅後にその件を確認したところ、朝はNGだったのに昼すぎの時間帯にまんまと解決していたことが判明。
筑波山のミドリニリンソウは、今の私にとって正真正銘の幸せを呼ぶ花である。
スルガキクバスミレの大株
一応、こちらも開花場所は伏せておこう。
盗掘する輩がいるようなので。

スルガキクバスミレの大株に大感激!
こんな群生を見るのは初めて。
本当に今日来てよかった!
スルガキクバスミレは、エイザンスミレとフモトスミレの交雑種とされる。
最後に
本来予定はなかったが、早朝に目覚めると晴れていたのでバスのダイヤを調べ「今からなら間に合う!」と急きょ決めた山行。
土の匂いを嗅ぎながら歩くだけで、気持ちが落ち着くのがわかっていたから。
それにしても最高の一日だったな。
筑波山はやはり奥の深い山だ。

