そろそろ冬鳥が渡ってくる季節になった。
北本自然観察公園のHPを拝見すると、冬鳥たちの名前が日記に。
海外からはるばる渡来してきてくれたという事実に心が躍る。
お目当ての野鳥に会えるかどうかは運次第。
久しぶりに北本自然観察公園へ出かけてみよう。
北本自然観察公園の学習センターは11月29日(火)~2023年2月末まで長期休館中
駐車場内のトイレは使用可能
【北本自然観察公園・学習センター】
【今日の北本自然観察公園・公園日記】
往復のアクセス
[往路]
09:59 高崎線にて北本
10:10 北本駅西口①よりバス(220円)
10:25 自然観察公園前BS
【川越観光バス・自然観察公園前行き・時刻表】
2022/12/5(月)よりバスのダイヤ改正(減便)が実施されます
[復路]
14:45 自然観察公園前BSよりバス
14:59 北本駅西口①
15:11 北本より高崎線
【川越観光バス・北本駅西口行き・時刻表】
めだかのT字路*アオジ
最初にカワセミ池方面へ行ったら、野鳥の気配はするものの藪に隠れて出てこない。
そのうち草刈り機の音が鳴り響いてバードウォッチングに適する環境ではなくなったため退散。
小さな流れの近くに咲くのはイヌホオズキかな?
めだかのT字路周辺にて。
キツネノマゴも咲いてる。
カメラを向けたらスズメちゃんだった。
「ピピピピピーッ」と頭上を飛んでいったのはおそらくカワセミ。
晩秋の彩り。
「チッチッ」「チッチッ」
傍らで控えめに鳴く鳥はアオジさん。
おかえり~。
枯れ木の上で何かを突いたり、ちょこまか動いてる。
枝かぶりでも気にしない。
穏やかな横顔に出会えた喜びが大きい。
赤い実がそこかしこに。
棘があるからノイバラかと。
ルリの森*キセキレイ
ルリの森(勝手に命名)に来てみた。
樹林帯に彩を添える柿色の紅葉。
「ヒッ、ヒッ」という鳴き声はルリかな?ジョビ子かな?
小川の中で何かが動いていて、ん?と立ち止まったら。
キセキレイが尾羽をピコピコ。
身体はそのままで尾だけを上下に動かしてる。
あ、目が合った。
ふっくらした身体つきがキュート。
全然逃げずにしばらくの間ここに留まっていたので、お礼を言って歩き出す。
ムラサキシキブの実。
大好きな場所。
今日は曇り空だからか、人が少なく閑散としている。
突然の大風で枯葉が雪のように舞うシーンがとても感動的だった。
ツツジ系の紅葉で目の前がパッと明るく。
高尾の池*ヤマガラ
再度、高尾の池周辺へ。
対岸が色づいて綺麗。
今日は静かでいいなぁ。
聞こえるのは野鳥の声だけ。
ヤブランの実が気になる~。
池の周りで騒いでいたのはシジュウカラ。
遠くの高い木に飛んだ鳥をズーム。
顔は隠れちゃったけど、あの模様はシメさんだ!
いい感じの東屋。
飛び回るヤマちゃんとカラスウリの実。
そのヤマガラが、林の中に移動して嘴で枯葉をひっくり返しているところ。
一瞬こちらを窺ったおとぼけ顔。
PC前でひとりで笑ってしまうくらい可愛い。
葦原*カシラダカ
葦原の前で佇んでいると。
「フィッフィッ」
微かに聞こえる声はあの子かな?
それとも。。。
遠くで何かが動いた。
めいっぱいズームしたところ、茶色の鳥がガサガサ。
数羽のカシラダカが採餌中。
さきほどの声の主とは違うようだ。
ユーラシア大陸から海を渡ってきたのよね。
会えてよかったよ。
カシラダカさんありがとう。
【サントリーの愛鳥活動・カシラダカ】
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4536.html
バリエーション豊かな鳴き声はガビチョウ。
葦原から出たり入ったり。
この日は結構な個体数を見かけた。
以前より増えているような。
エナガの見送り
途中でランチ休憩などをはさみつつ、あっという間に4時間が経過。
そろそろ戻ろう。
「ジュリリ、ジュリリリ…」
エナガちゃんが見送ってくれた。
シロノセンダングサと一緒に咲くキバナコスモス。
さきほど対岸から見えていた赤色はこれか。
紅葉をじっくり鑑賞し、その場をあとにする。
最後に
お目当てのあの子に会えなくても、やはり探鳥は楽しい。
小さな身体で海を渡ってくる冬鳥が愛おしくてたまらないのだ。
足元の植物を観察し枯葉を踏みしめながら歩く。
野鳥が現れるタイミングに居合わせればラッキー♬
今冬も北本自然観察公園には何度か通いたい。
茨城県産べにはるか完蜜干し芋(税抜500円)。
北本駅改札を出たところにあるコンビニで即買い。