ヤマレコユーザーさんの記事にまんまと心奪われ、初冬の立山室堂に急きょ向かうことに。
10月にテント泊したばかりで今季の予定はもうない。時期的にはギリギリのタイミング。
雷鳥さんには会えなかったけど、素敵な雪山ハイクとなりました!
山行目的
●雷鳥荘さんの二段ベッドに宿泊
●山ごはんのお試し(自炊)
●雪の雄山に登頂する
●雷鳥さんに会えたら最高

往復のアクセス
[往路]
24:10 東京駅八重洲南口より夜行バス → 06:20 長野駅東口(LINE割引 3900円)
08:00 ホテルメトロポリタン長野より特急バス → 09:48 扇沢(往復 4200円)
***ここから立山黒部アルペンルート***
10:30 扇沢より関電トンネルトロリーバス → 10:46 黒部ダム
10:46 黒部ダムより徒歩 → 11:00 黒部湖
11:10 黒部湖より黒部ケーブルカー → 11:15 黒部平
11:30 黒部平より立山RW → 11:37 大観峰
11:45 大観峰より立山トンネルトロリーバス → 11:55 室堂
※特急バスは予約必要なし
但し、季節によりダイヤ変更あり
善光寺口のアルピコ交通営業所ならカード払い可
早朝5:20から営業しているらしい
※関電トンネルトロリーバスありがとう予約WEBきっぷ(お得な2割引)
扇沢~室堂往復 9050円→7260円
他のWEB切符は全て売り切れ
初日の乗車時間は指定なので要注意(変更にはキャンセル料発生)
扇沢でバーコードを見せチケットと引き換えること
https://tateyama-kurobe.alpen-route.com/postseason/jp/
[復路]
11:45 室堂より立山トンネルトロリーバス → 11:55 大観峰
12:20 大観峰より立山RW → 12:27 黒部平
12:40 黒部平より黒部ケーブルカー → 12:45 黒部湖
12:45 黒部湖より徒歩 → 12:58 黒部ダム
13:05 黒部ダムより関電トンネルトロリーバス → 13:17 扇沢
***ここまで立山黒部アルペンルート***
13:40 扇沢より特急バス → 15:22 長野駅東口
15:40 長野より新幹線(発)
自己CT
[1日目]
12:10室堂~12:25みくりが池12:26~12:29みくりが池温泉12:30~12:46雷鳥荘
[2日目]
07:02雷鳥荘~07:34立山室堂山荘~08:26一の越山荘08:32~09:36雄山09:47~10:38一の越山荘10:39~11:20室堂
夜行バスで長野駅、驚きの激安モーニング
仕事を終え帰宅したら夕飯と入浴。忘れ物がないかパッキングを確認しネットで予約しておいた夜行バスに乗るため東京駅へ向かう。24時10分発だから余裕はある。
最近お気に入りのWillerバス。寝顔を隠せるフード付き、最大140度のリクライニングシート、コンセントとブランケットあり。熟睡は無理でもなるべく快適に過ごしたい。
http://travel.willer.co.jp/seat/relax/
長野駅東口に到着したのは人もまばらな早朝6時20分。扇沢行きのバスは8時始発なので、それまで過ごす場所がどこかにあるかな?もちろん事前に調べておいた。
★ホテルメトロポリタン長野(6時から営業、レストランは少々お高い)
★立ち呑ちとせ(なんと24時間営業&年中無休!激安モーニングあり)興味津々だったこちらのお店へ。長野駅東口から徒歩で移動して善光寺口からすぐ。
★周辺のコンビニでパン等を購入し駅の待合室で時間を潰すのもあり。

外見は少し怪しいけど…(^^; 私は全然平気。


3種類から納豆定食をチョイス。これで320円ってコスパよすぎでしょ!しかも、ごはん味噌汁おかわりOK!ご馳走さまでした。
https://tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20010062/
黒部アルペンルートで立山室堂へ

ネットで予約しておいたアルペンルート乗車券。立山駅にてスマホのバーコードを見せ引き換えること。

待ち時間に秋のおたべ。
快適な雷鳥荘

某国観光客でごった返す立山室堂を離れ、血の池までくるともう誰もいない。途中、雪が凍りつき滑りそうだったので慎重に歩いた。

30分程で雷鳥荘さんに到着。今日はここまで。
宿泊者は水無料。全て立山の美味しい水。とてもありがたい。モンベル割引あり。

シンプルな二段ベッド。部屋にはエアコン、ゴミ箱があってびっくり。トイレは水洗、暖房便座。ここはもう山小屋ではない。立派な旅館だ。

柿の葉寿司、秋のおたべで軽く昼食。

温泉の偵察に。内湯を通り抜け、階段を上がって行くと…

そこには秘密の小部屋のような展望風呂が。

夕食《スパムチンジャオロース》代用としてベーコンを使用。

朝食《フレンチトースト&ベーコン》小雀陣二さんの「おかわり!山グルメ」を参考に作ってみた。

温泉ダクトのおかげで暖かい自炊室。

展望風呂からの絶景☆翌朝7時まで入浴可。
「あらっ!もしかして晴れるんじゃない?」この景観にソワソワしてゆっくり浸かることができず、挙動不審だったかも… (^^ゞ
初冬の雄山へ

雷鳥荘さん玄関前から。昨日お見かけしたパーティーのテントが。

雷鳥さんの足跡。姿はない。

枯れたヤマハハコも愛しい。

反対側から見たみくりが池。なんか素敵じゃない?

おぉっ晴れてくれてありがとう~。

冬季休業中の一の越山荘まで上がると急に風が強くなり、バラクラバを被る。

さっきまでいた一の越山荘が眼下に。龍王岳はいつか登らなきゃ。


ステップが切ってある斜面で振り返り「こっち、カンタン」と教えてくれた優しい外国人ハイカーさん。

先ほどの外国人ハイカーさんと再会。絶景を堪能していたら流暢な日本語で「スミマセン…写真ホシイ?」と撮影をしてくれた。私が遠慮していると思ったらしい。



風が冷たいけれど登ってきてよかった!あちらに見えるのは秋に登ったばかりの奥大日岳。たった一ヶ月でこんなにも景色が変わるなんて。

景色を堪能したのでそろそろ下山。下りだけチェンスパ装着し、室堂山荘辺りで外す。

雪がキラキラ。

日本じゃないみたい!
黒部シフォンケーキと巨峰レーズン

巨大なシフォンケーキ@立山ホテルのカフェりんどう。笑っちゃう大きさ、コーヒーも旨し。

山々を眺め、来てよかったと思える瞬間。

黒部ダムの美味しい水をペットボトルに汲む。

扇沢に戻ってきたら猿軍団が傍若無人に歩き回り、観光客の笑いをそそる。ナナカマドが映える。

今季最後の関電トンネルトロリーバス。お疲れさまでした。

扇沢の自虐ネタ満載“平社員”さんと再会。TV出演のご経験があるらしく笑わせてもらったお礼にレーズン購入。大粒で美味。
最後に
雷鳥荘に宿泊すること自体、目からウロコ。ヤマレコユーザーさんのおかげで選択肢が広がった。ありがとうございます。
交通費がお高いので今季2回目の訪問は躊躇したけれど、雪の時期にも楽々アクセスできるのは大変ありがたい。
愉快な一期一会もあり、やっぱり出かけてよかった。