季節の山野草が見られるという耕心館へ。
ヤマレコ等で何度か花情報を得ていたが訪れるのは初めて。
朝から暴風が吹き荒れているけど、青空の下どんな花に会えるか楽しみ。
往復のアクセス
[往路]
11:21 八高線にて箱根ケ崎
※強風の影響により武蔵野線が橋の上で停止して約25分の遅延、八高線でも架線にビニールがひっかかり撤収作業で約10分の遅延
[復路]
13:59 箱根ケ崎より八高線
※同じく強風のため数分遅れての発車、帰りは武蔵野線を使わず別ルートで帰宅して正解だった模様
バイカオウレン*秩父紅*キバナセツブンソウ
電車が倒れるんじゃないかと思うくらいの暴風が吹き荒れ、とうとう武蔵野線が鉄橋の上で停止(運転中止)になるハプニング。
そして久しぶりの八高線に乗るがこちらでも風の影響を受ける。
だいぶ遅れてやっと箱根ケ崎駅に着いた。
2F通路より冠雪した富士が見えて思わずパチリ。
徒歩20分で耕心館。
鉢植えのバイカオウレンが出迎えてくれた。
あっ、セツブンソウが残ってる。
最後のセツブンソウね。
濃いオレンジ色は秩父紅。
庭園の中ほどにあるのでズームなしでは撮れない。
見られてよかった~!
おなじみのフクジュソウもやや終盤。
鉢植えのキバナセツブンソウ。
葉っぱがメチャ可愛い。
キバナセツブンソウも終わりかけなのか半開き状態。
ユキワリソウ*キクザキイチゲ
寒さが残る時期に見られる山野草はとりわけ魅力的。
お!絶賛開花中のユキワリソウ。
やっぱり目立つね。
声高らかに春を歌う。
生まれたてほやほや。
ちっちゃくて可愛いのなんの。
濃紫の子はまだオネム。
這いつくばってる淡いピンクちゃん。
花はもちろんのこと、特徴的な葉っぱも可愛いね。
風に揺れるキクザキイチゲ。
紫色のキクザキイチゲはこれから。
花壇の際に咲いていた別の子。
しゃがんで覗いてみた。
大きな葉の根元にひっそり佇むカントウカンアオイ。
地味な花だけど姿を見つけると嬉しくなってしまう。
蕾がほころびかけたセントウソウ。
裏庭に咲いている純白のユキワリソウ。
スポットライトを浴びて。
趣きのある古い機械。
農具と書いてあるけど何に使うんだろう?
帰宅後調べてみたらどうやら脱穀機らしい。
当時はこれが最新型だったんだね。
消えたユキワリイチゲ
庭園を歩き回ってお目当ての花を探しているけど見当たらない。
見落としているのかともう一周してみたがどこにもない。
事務所のスタッフさんに伺うも花自体をご存じない様子。
「今日はボランティアさんがいらっしゃっているので…」と詳しいかたに聞いてくださった。
花ボランティアさんの身内から譲り受けたユキワリイチゲを庭園に植えたところ、数年間で爆発的に増えたのにいつの間にか消えてしまったそうで。
盗掘とかではなく病気かもしれないと仰っていたが原因は不明。
2022年の開花情報は出てくるので少なくとも2年前まではここに咲いていた。
残念だけれど、人間のコントロールが利かない自然の摂理。
耕心館ではもうユキワリイチゲを見ることができないのだろうか。。。
ひっそりと咲いていたヒメリュウキンカ。
喫茶ストーリア*バターチキンカレー
お昼時で既に満席だったため、早い段階でノートに名前を書いておいた。
その時点で7番目。
1時間弱、庭園を散策して店内へ戻ってみるともう順番が過ぎていて少しだけ待機。
甘めのバターチキンカレー(1200円)はミニサラダとスープ付。
食事を頼むとコーヒーか紅茶が200円で提供される。
ひとりでも4人掛けの丸テーブルでOK。
クラシックが静かに流れる落ち着いた空間。
周りのオバサマ達の噂話が聞こえなければ…ね(笑)。
コーヒー、桜モンブラン(490円)も美味しい。
ごちそうさまでした!
ちなみに、トイレがあまりにも立派で広すぎて少し慌てた(笑)。
梅*富士*マンサク
陽のあたる道をテクテク。
カワセミのいる狭山池公園に寄るつもりだったが風が強くて中止。
淡いピンクの梅。
控えめな感じがとてもいい。
おぉ~~!
箱根ケ崎駅へ向かう途中、坂の上の車道からも富士が見えたよ。
濃いめちゃんも素敵。
民家のマンサクがキラキラ。
住宅街の脇を歩いて箱根ケ崎駅に到着。
駅から徒歩圏内というのはポイント高い。
また来ようっと。
最後に
所在地が西多摩郡なので都心から花だけを見に向かうには遠いけれど、登山の帰りにちょこっと寄るのがよさそう。
セツブンソウがピークの2月中旬に時期をずらすのもいいかも。
そして次回はストーリアセットを食べてみたいな。