2年前の1月上旬に初めて訪れた赤城山。その時は念願の霧氷パラダイスに大感激!
ただし、風が強くめちゃくちゃ寒かったため黒檜山(くろびさん)山頂にて周回は断念。なので今回は逆周りで、歩いたことのない駒ヶ岳から攻めることにした。
往復のアクセス・トイレ情報
[往路]
08:20 上越線、両毛線にて前橋(着)
08:45 前橋駅⑥番乗り場より赤城山直通バス → 09:55 あかぎ広場前
※往路のみ新幹線利用
[復路]
15:15 赤城公園ビジターセンターよりバス → 15:55 富士見温泉
16:05 富士見温泉より別のバスに乗り換え → 16:30 前橋
16:43 前橋より両毛線(発)
【前橋観光コンベンション協会・赤城山直通バス】
http://www.maebashi-cvb.com/access/bus.htm
【関越交通・路線バス】
https://www.kan-etsu.net/publics/index/42
https://kan-etsu.net/files/lib/5/1004/201910011633282324.pdf
●私の場合、最寄り駅から始発に乗ったとしても朝一のバスには接続不可で8:45のバスしか選択肢はない。
●赤城山直通バスと富士見温泉経由の路線バスは別なので、時間帯によって赤城ビジターセンターまで接続しない便がある。
●往復切符は3200円(赤城山直通バス車内でのみ販売)だが特に安いわけではなく、富士見温泉などで日帰り温泉のため途中下車(次のバスへの乗り換え含む)しないならむしろ高くついてしまうのでご注意を。片道は1500円。
<トイレ>
おのこ駐車場(あかぎ広場前バス停)
赤城公園ビジターセンター
自己CT
10:09 駒ヶ岳大洞登山口
10:11 チェーンスパイク装着 10:13
10:30 下の階段
10:53 分岐
11:08 駒ヶ岳 11:09
12:05 鳥居
12:07 分岐
12:10 赤城山(黒檜山) 12:29
12:34 展望台 12:37
12:40 赤城山(黒檜山)
12:43 分岐
13:09 富士山ビュースポット
13:24 猫岩
13:37 黒檜山登山口 13:38
13:54 あかぎ広場前 14:00
14:09 風の庵 14:11
14:14 赤城公園ビジターセンター
眠い。。でも今日しかない。。。
実は、、、前回の三ッ峠山の記録をアップしたのが当日の2:30頃。どんなに遅くても5時すぎに起床する必要があるから3時間も寝られない。
赤城山直通バスは土日祝の運行。今月の休日で該当するのは1/13のみ。天気予報もすこぶるよい。来月のシフトと天気が合うかどうかもわからないので、行くなら今日しかないのだ!
スマホのアラームが鳴っても温かい布団から出られずにいる。「うぅぅ…あぁ~~なんか行ける気が全然しない…」
そんなわけで、とても寝不足の状態で準備を始める。無理かもと思っていた電車に何とか間に合い、ギリギリで新幹線に乗り込んだ。
赤城山は、不定期休みの公共交通機関利用者にとっては意外に敷居が高いのである。とはいえ、あの霧氷が今日見られると思うとやはり胸が躍る。


前橋駅からの直通バスは超満員で1時間15分ほど立ちっぱなし。
以前は勝手がわからず終点の赤城ビジターセンターまで乗ってしまったが、今回はあかぎ広場前バス停で下車。どちらの登山口にも近いので殆どのハイカーがここで降りる。


駐車場内は所々凍結しているので注意して。
駒ヶ岳周りでスタート

いきなり登り始めるが、チェーンスパイクを装着するため立ち止まる。


Wストックが邪魔だけどそのまま上がる。急なところもあり。もう少し上で2つ目の階段も出てくる。

緩やかな斜面であまり風もなく、ポカポカ陽気。そのせいか湿雪になっているところも。


駒ヶ岳の山頂は狭いけど、プライベート感あり。なんかいいなー。



駒ヶ岳からは下り。黒檜山から下りてきたハイカーとすれ違う。


ここからの登りは結構な急傾斜。すれ違うハイカーに道を譲りながらひぃひぃ登る。

2年前、ここのビクトリーロードでヤマレコユーザーのSさんとバッタリしたっけ。回想しながら山頂へ向かう。
赤城山頂の霧氷は別世界

既に大勢のハイカーで賑わっている。人が写りこまないように気をつけた。
この景色を眺めながらのランチは最高だね。

とてもお腹がすいたので、立ったまま早速ひだまりランチ。今日は風も弱くランチ日和。
サーモスの熱いダージリンティーが嬉しい。

いやぁ~、やっぱり無理してでも来てよかったわ。来なかったら絶対後悔してた。

大勢のハイカーが途切れたところで山頂標に近づくと、可愛らしい女性が笑顔で「撮りましょうか」とお声がけくださった。
「あ、じゃあ撮りっこしますか?」と聞くと「大丈夫ですよーお友達と来てるので」「せっかくだから縦でも撮りますね」ととても感じがいい。育ちがいいというか性格がいいんだろうな。ありがとう!
そして展望台へ向かう。





展望台でも大勢のハイカーが休憩中。




下山開始するとシベリアンハスキーの登山犬が登ってきた。賢そうなお顔とふさふさのシッポが可愛い。「おりこうさんだね」と話しかけると「今日はやけに褒められる日だな」と飼い主さん。

この時間帯の下山者はいないようで、ひとり静かに黙々と下る。雨具の上を脱がなかったので暑くて汗びっしょり。

登山口でチェンスパを外し、舗装道路をテクテク。


おのこ駐車場のトイレに寄りバスを待つつもりが、始発のビジターセンターまで歩くことにした。

そこで、前から気になっていた風の庵という蕎麦屋さんに入ってみようと思い中に入る。祝日だからか14時すぎにもかかわらず結構混んでいた。
お忙しいのか誰も出てこない。空席にも食べ終わった器がそのまま置きっぱなし。
ザックを下ろして手袋を外していると女将さん(?)が出てきたので、水出しコーヒーを注文すると時間がかかると言う。
コーヒー一杯に時間がかかるってどういうこと?と思ったのと、見るからにイライラしてそうな不穏な雰囲気を感じたので「すみません、お忙しそうなのでやっぱりいいです」と言って店を出た。
食べログのレビューを見るとお蕎麦は美味しそうだけれど、恐らく二度と入ることはないだろう。サービス業であのような塩対応はいただけない。申し訳ないがそこは譲れない。
赤城ビジターセンターの自販機でミルクティーを買って中に入った。ベンチの中心にストーブがありそこで暖をとり背中を乾かす。バス待ちのハイカーが数名。
以前は食事やコーヒーが飲めるお店があったはずだが、スタッフのオジサマに聞くと儲からないのでなくなったとのこと。(;^_^A

この後あかぎ広場バス停にも停車するが、確実に座りたいなら始発の赤城ビジターセンターまで歩くほうがいい。徒歩10分程度。ちなみに、この時間帯は前橋まで全員座れた。
最後に
雪も霧氷も少なかったけれど、このタイミングで出かけてよかった。雪が融けてしまったり、風が強い日やガスの日もあるのは自然界では仕方のないこと。
それでもこんな美しい赤城ブルーを見ることができてしあわせ。赤城山どうもありがとう!!(^^♪
<ウェア備忘録>
チェンスパ、Wストック使用
12本アイゼン使用せず、ピッケルは持参していないが全く不要であった