今日もいい天気なのでバードウォッチング。
なるべく近くがいいけどどこにしようか?
とはいえ徒歩圏内にはないので、少しだけがんばって自転車で向かうことにした。
都内某公園にて
まずはアオサギさん。
いつどこで見ても孤高の鳥。
一人のバズーカさんが池の草むらにいる何かを狙ってる様子。
近くにいたご年配夫婦に尋ねてみたものの、例のごとく答えをはぐらかされる(笑)。
佇んでいると、葦の中にたった一羽のバンを見つけた。
嘴の先が黄色で根元が赤い。
葦の中でガサッと音がして、出てきたのはシジュウカラ。
緑色の頭をした美しい水鳥が泳いでる。
マガモの雄。
日本で最も飛来数の多いカモだそうだ。
じっくり見てみると、ビロードのような深い緑、ちりめん生地を連想させる白い羽が芸術的。
高い木の上でシジュウカラが行ったり来たり。
またもやピンボケだけど、辛うじて目玉は写っている。
ビックリしたのはこのカラス。
チャックを開けたまま放置してある小型リュックから袋を引きずり出し…。
ビニール包装を突いてパンを食べ始めた。
黒い嘴に白いクリームがベッタリと付着しているのが見える。
恐るべし、カラスの悪戯。
こんな風にしてきっとゴミも漁るんだろうね。
近くにいらっしゃったバーダーさんの食料だったらしい。
おじさんは無言で戻り、リュックから別のパンを出して食べていた。
散策中に見かけたアオジさん。
ちょんちょんと跳ねながら移動していく。
木の上にも小鳥がいるのに、なかなか撮れない。
帰りぎわに会えたジョビ子とカワセミ
そろそろ帰ろうかなと出口に向かっていると。
茶色っぽい小鳥が枝に止まったので急いでカメラを向ける。
わっ、こっち見た!
その子が地面に降り立った時、何か気品のようなものを感じて。
シャッターを切ってから気づいた。
あれっ、ジョビ子ちゃん!?
ジョビ子ちゃんだよね!!
まんまるの黒目とほっそりした身体が可愛い。
こんな小さな鳥がどうやって海を渡ってくるのだろうか。
その姿を想像しただけで泣けてくる。
早戸川林道で上手く撮れなかったから、別のジョビ子がここで姿を見せてくれたような。
身近な公園にも冬鳥が来てるとは知らなかったよ。
会えて嬉しいジョウビタキ♪♪
温かい気持ちが胸に広がり、満足していると。
ピピピピピピーーーと聞き覚えのある鳴き声が響き渡った。
青い鳥が向こうの方から飛んできた。
慌てて戻る。
遠くに見える青い鳥をズーム。
ええっ、やっぱりカワセミ!!!
6枚撮ったうちの半分がピンボケだったけれど。
いやいや~、こんな近場の土地でカワセミが見られるとは。。。
そうか!
今思うと、皆さんが狙っていたのは恐らくカワセミだったのではないかな。
池の畔でずっと水鳥を撮っていたご年配夫婦も、カワセミが撮れるとは思っておらず大層喜んでいらっしゃった。
ここに滞在したのは一瞬で、この後すぐに水面にダイブし別の場所へと移動した。
枯芙蓉がキラキラ輝いて。
枯れてもなお美しい。
最後に
“灯台下暗し”とはまさにこのこと。
運がよかったというか、タイミングがバッチリだった。
帰りまぎわのサプライズ♫
ジョビ子さん、カワセミさんありがとう♡
公共交通機関を使わずに行ける距離なので、今後は足繁く通ってみたい。