日帰りでいいから山に行きたいと思いながらも、結局は始発に乗れる時間に起きられず。
テント泊を控えているので軽めのハイキングがいいかも。
ヤマレコで見た吾妻峡のニリンソウがとても気になる。
では、お花探しに行ってみよう!
初めての場所なのでそれだけでワクワク♪
往復のアクセス・トイレ
[往路・復路]
西武池袋線にて飯能
飯能駅北口より徒歩約30分
※バス通りから入間川沿いに出て、道標に従って歩くと辿り着ける
【国際興業バス・飯能駅→吾妻峡入口】
【国際興業バス・飯能駅→大河原】
<トイレ>
吾妻峡ハイキングコース入口(大河原自治会館)
【奥むさし・山と川の探索マップ・吾妻峡】
http://okumusashi.life.coocan.jp/azuma-print.html
入間川の河原より花散策
飯能駅北口よりバス通りを歩く。
大通りから左の道を下って、入間川の遊歩道を少しだけ散策。
河原でテント張っている人がいる。
いいね~。
川沿いにはアオサギがじっと佇んでいた。
その先は行き止まりだったので元の道へ戻る。
ガードレール下に、咲いたばかりのシャガと蕾。
「ギュイーン、ギュイーン」
高木の上に尾が水色のオナガ軍団。
眼下は静かな渓谷。
見慣れた山吹の花に白タイプがあって、とても新鮮に感じる。
民家の枝垂れ桃の咲きっぷりがすごい。
信号の近くにあった岩根橋(清水屋という蕎麦屋がある)を渡って右折。
これも枝垂れ桃かな。
道標の表示に従って狭い道へ。
これまたすごい!
民家のシャクナゲが満開。
この辺りで大通りの交差点を渡る。
スルーできない美しさ。
道端のムラサキツユクサ。
吾妻峡のニリンソウ*イチリンソウ
公衆トイレもこちらにある。
丸太の階段を下りて行くと。
早速、ニリンソウの群生が出迎えてくれる。
イチリンソウ、ニリンソウとも厳密には花弁はありません
花弁に見える白い部分は花弁状の萼片となります
その側にイチリンソウ。
萼片1枚が大きく全体的に大柄の花なのですぐわかる。
雄しべがクリーム色で、中央の黄緑色が雌しべ。
葉っぱの形もニリンソウとは違う。
ウツギの花も咲き出した。
ニリンソウの群生は河原のあちらこちらに。
萼片が6枚のイチリンソウ。
とても美しい。
萼片が7枚で、ラッキーセブンのニリンソウ。
あなたも綺麗よ。
河原でタープを張っている女性がいた。
いいな~~。
探し物はなかなか見つからない。。。
ちょうどいい倒木ベンチがある。
温かいレモンティーとチョコクロワッサンで休憩。
茶色い種子が葉っぱのお茶碗に入ってて面白い!
たまに見かけるけど、絶滅危惧種らしい。
あの子は、いない。
やっぱりいない。
どこを探してもいないね~。
あ、二輪になってるニリンソウ。
名前の由来をちゃんと証明してくれた。
ただし、一輪や三輪の個体もいるようだ。
キセキレイとの嬉しい出会い
鳥の声が響き渡っている。
岩に下り立ったのはキセキレイさん。
岩の上をトコトコ。
黄色が鮮やかね。
結構大きな株。
萼片10枚のニリンソウ
萼片が9枚なんてあるんだ。
更に10枚の個体を発見。
さすがにこれは初めてだわ。
上流に向かって歩いていると行き止まりになったので、そこから戻ることに。
ドレミファ橋の向こうへ渡ってみる。
「ハイカーはマナーがいい、バーべキューやる人はマナー悪い」みたいな看板があった。
再びキセキレイ
キセキレイさんが2羽飛んできた。
川の水を飲んでいる。
岩陰にいるのは相棒かな。
小首をかしげて私のほうを見たり。
尾を上げ下げしながらトコトコ歩く。
そんな姿がメチャクチャ可愛い。
ピントボケちゃったけど。
姿を見せてくれてありがとう!
緑ニリンソウはまた来年
花の付け根の葉に切れ込みがないので、ジロボウエンゴサク。
青みがかったピンクが素敵ね。
オオナルコユリ、もしくは、ヤマアマドコロ。
こちらの樹林帯にもシャガと、ニリンソウがいっぱい。
ハイキングコースと表示されている方向は急坂なので、丸太の階段を歩くほうが安全。
ウグイスの鳴き声が断続的に聞こえていたが姿は見えず。
「ツツピーツツピー」
シジュウカラさんが見送ってくれた。
また来るねー。
おちょぼ口が可愛いくて下から覗き込む。
道端に咲いていた黄色い花。
何かと思って葉をめくってみたら、キバナオドリコソウ。
最後に
初めて訪れた吾妻峡。
自然がそのまま残されている穴場スポット。
所々小さな岩場はあるが、スニーカーと普段着で大丈夫。
登山の帰りに寄るのもよさそう。
ニリンソウ群生もすごいけど、フレッシュなイチリンソウに驚いた。
こんな綺麗なイチリンソウが東京近郊で見られてすごく嬉しい。
探し物の緑ニリンソウには会えなかったけれど。
その日、その時に会えたものを愛でて感謝するというスタンスでいたいから。
また来年探しに来よう。
野鳥の声は何種類か確認できたので、のんびり探鳥するのもいいかもしれない。
紅葉時期に訪れてみたい場所でもある。