色とりどりのクリンソウ⁂奥日光⁂千手ヶ浜 2022/6/18(土)

毎年6月頃、気になりつつも鑑賞する機会を逃していた花。

梅雨まっさかりのはずが雨は大丈夫そう。

そうとなったら、水辺のクリンソウが見頃らしい千手ヶ浜へ。

今年は花が長持ちしているという事前情報あり。

赤沼BSで降りて千手ヶ浜まで歩き、帰りは低公害バスを利用した。

ワクワクの初訪問♪

 

【日光自然博物館】

https://www.nikko-nsm.co.jp/

 

【日光自然博物館・戦場ヶ原からこんにちは】

https://www.nikko-nsm.co.jp/web/blog/

 

往復のアクセス

 

[往路]

08:17 東武日光線にて東武日光

08:40 東武日光駅A②よりバス(1700円)

09:52 赤沼BS

 

【東武バス・日光路線バス】

https://www.tobu-bus.com/pc/area/nikkou.html

 

※朝、地元でコンビニに寄る時間がなかったため、東武日光駅で一番近いファミマでおにぎりを調達して戻ってみたら40名以上の長蛇の列!

二荒山神社中宮祠BSまで立ち乗りに…(6/18は男体山登山者が多かった)

特に土日はバスが大混雑するので、全て事前に準備したほうがいい

 

 

[復路]

14:53 千手ヶ浜BSより低公害バス(500円)

15:23 赤沼BS

15:33 赤沼BSよりバス(1700円)

16:53 東武日光駅

17:28 東武日光より東武日光線

 

【日光自然博物館・低公害バス】

https://www.nikko-nsm.co.jp/bus.html

 

※6/18(土)に関しては、赤沼BSの手前で起きた自損事故による通行止めがあり、千手ヶ浜14:30発のバスが20分ほど遅れて到着した

(事故の程度によっては1時間待ち、もしくはそれ以上になる可能性もあるとのアナウンスがあり、バス待機列から離脱して歩くグループもちらほら)

 

自己CT

 

10:00 赤沼BS

11:00 遊歩道入口

11:18 西ノ湖・千手ヶ浜分岐

11:56 西ノ湖BS

12:19 千手ヶ浜BS

12:21 千手ヶ浜

***クリンソウ鑑賞***

13:50 千手ヶ浜BS

 

初夏の奥日光

 

赤沼自然情報センターに寄ってみたが、最新情報のボードは見当たらない。

以前100円で購入した戦場ヶ原ハイキングマップが役に立つ。

いつもの東屋で支度をして小鳥のさえずりとともに歩き出す。

 

オオヤマフスマ

 

白くて小さい花が目に飛び込んできた。

可愛すぎて、しゃがみ込まずにいられない。

飛び出した花柱が3本。

 

 

オオヤマフスマ

 

オオヤマフスマ(大山衾)がそこかしこに。

ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)という別名のほうが風情を感じられる。

 

 

ツボスミレ

 

 

 

キビタキ、オオルリ、カッコウ、ヒガラなどの声を聞きながら森林浴。

幸せなひととき。

 

 

ヤマハタザオ

 

 

ツマトリソウ

 

 

ツクバキンモソウ

 

キランソウの白花かな?

どの花にもピント合ってないけど。。。

 

帰宅後調べたところ、日本固有種のツクバキンモソウ(筑波金紋草)らしい。

日本海側に分布するニシキゴロモの変種とされる。

上唇の裂片がとても短く、葉脈と茎が紫色で結構毛深いのが特徴。

 

 

ハクサンフウロ

 

今年初のハクサンフウロ。

 

 

ウマノアシガタ

 

ウマノアシガタにしがみつく虫。

 

 

タニギキョウ

 

 

ムラサキサギゴケ

 

ムラサキサギゴケに足が止まる。

 

 

クワガタソウ

 

 

シロバナノヘビイチゴ

 

あたり一面に広がるシロバナノヘビイチゴ。

 

 

 

お疲れ気味のギンリョウソウ。

 

 

 

鮮やかなレンゲツツジが目を引く。

 

 

 

小田代原の貴婦人。

大勢のハイカーさんが休憩中。

 

千手ヶ浜のクリンソウ

 

冬に庵滝を見に行った時に弓張峠までは歩いているので、ここからは初めての道。

 

 

 

 

西ノ湖・千手ヶ浜への近道。

階段を下りたら舗装道路をテクテク。

低公害バスとすれ違う。

 

 

 

千手ヶ浜へ向かっている途中、下のほうに咲いているクリンソウに気づいた。

かなり遠い場所なので目一杯ズーム。

 

 

 

まぁ、沢水の綺麗なこと!

 

 

 

おっ!

黒いマフラーのヒガラちゃん。

嘴に咥えてるのは大事な獲物(虫)かな。

枝の上に緑の獲物一匹忘れてるみたい。

「もうこれ以上、咥えられないよぉ」

 

 

 

 

バス通りの下側にひっそりと咲くクリンソウ。

 

 

 

千手ヶ浜に着いた。

新しいテーブルとベンチで寛ぐ皆さん。

 

この日(6/18)は遊覧船はお休みのようで、チケット売場は閉鎖中。

水難供養でチャーターされたそう。

 

 

 

遊覧船乗り場近くにもクリンソウが咲いていて、近くから撮影できる。

 

 

 

でも、お花を踏まないように気をつけて。

 

ちなみに、いろは坂の竜頭の滝下にもクリンソウ自生地があり、バスの車窓から一瞬だけ見えた

規模は小さいものの意外にたくさん咲いていた様子

千手ヶ浜は遠くて行かれないというかたにはこちらをオススメ

 

 

 

千手ヶ浜からクリンソウ群生地へGo。

 

 

 

中禅寺湖南岸線通行止めのお知らせ。

千手堂までは通行可。

 

 

 

木道の奥へ進み…。

 

 

 

乙次郎橋を渡って。

 

 

 

うわぁー!

千手ヶ浜のクリンソウ群生地。

仙人庵は私有地なのね。

 

 

 

ロープで囲ってあるクリンソウの咲きっぷりがものすごい。

 

 

 

バックに中禅寺湖を入れて。

 

 

 

ピンク系グラデーション。

 

 

 

広範囲にわたって、流れるように咲くクリンソウ。

 

 

 

セグロセキレイさんがピィピィ。

 

ここに住んでる方のご厚意により、家の周辺を歩かせてもらってる。

ありがとうございます。

 

 

 

クリンソウの密集度が高い。

凄すぎてため息が出ちゃう。

どうしてこんなに可愛いんだろう!?

 

望遠レンズつきカメラの持参をオススメ。

スマホじゃ無理なので。

 

遠くに咲いてる花や野鳥は、PowerShot SX70 HSで撮影。

 

 

 

黄色のクリンソウ発見。

 

 

 

暗い森との対比が何とも素晴らしい。

 

 

 

終わりかけのサクラソウ。

 

 

 

クリンソウは水辺がお似合い。

 

 

 

どちらを向いてもクリンソウの花。

 

 

 

花々のリフレクション。

 

 

 

壊れた車輪さえも素敵な演出の小道具になってる。

 

 

 

打ち寄せる波。

 

 

 

年季の入ったベンチで、中禅寺湖を見ながらおにぎり休憩。

この辺りは腰を下ろせる場所が結構ある。

 

 

 

もう少し足を延ばしてみよう。

 

 

 

千手堂近辺のクリンソウ。

こちらはだいぶ人が少ない。

 

 

 

林の中で踏まれて倒れているクリンソウに心が痛む。

足元に咲いてる花にもちゃんと気を配ってあげようよ。

 

スマホだけだと無理して近くまで寄ろうとする傾向がある。

クリンソウ群生地に訪れるなら望遠カメラは必携だと思う。

そんなに高額じゃなくても、自分の撮影スタイルに合うカメラがきっとあるはず。

 

 

 

千手堂の先は立入禁止。

 

 

 

さきほどのクリンソウ群生地へ戻った。

いや~、やっぱり素晴らしい!

 

 

 

側にいた知らない誰かが、「去年より咲いてる」と話していた。

 

 

 

中禅寺湖ブルーがチラリ。

 

 

 

ここはクリンソウ天国。

 

 

 

一瞬の陽射しがクリンソウを輝かせて。

お気に入りの一枚。

 

 

 

ベビーピンクが可憐。

 

 

 

ピンクも素敵だけど白に目がいく。

もう種ができ始めているね。

 

 

 

フッキソウの絨毯。

野鳥の声が鳴り響く癒しの森。

 

バスが来ない?

 

満開のクリンソウをたっぷりと愛で、幸せ気分で道を戻る。

 

 

13:50、千手ヶ浜BSは長蛇の列。

ザックをデポしてトイレへ行き戻るやいなや、「赤沼BS手前で事故がありバスが通れないためかなり遅れると連絡がありました」とのアナウンス。

「現時点では復旧の見込みが立っていない状態」と言われ、列から離脱し歩き出す人達もちらほら。

 

確実な情報が出るまで読書しながら待っていると、「通行止めは解除されたのでバスは20分ほど遅れて到着します」

「列が乱れていますが元に戻って頂いて、再度列にお並びください」

このアナウンスによって一度離脱したグループが戻って来ようとした時、激怒したオジイサンがいた。

一触即発なるか!?

冷静に見守っていたところ、言い争いだけで終了しグループは最後尾に移動。

 

オジイサンの口調は厳しかったけど、怒るのは無理もないかなと。

そのアナウンスはちょっとマズイんじゃない?と私も感じたので。

 

 

『山のミステリー』 著:工藤隆雄

 

 

 

遅れて来た低公害バスはPASMO/Suicaもしくは現金前払い。

行列の後半は座ることができないほどの混雑ぶり。

立ち席もなくなり数名は乗車できないままバスが発車。

それなのに、途中のバス停ではどんどん乗客を詰めて乗せていた。

 

う~ん何だかなぁ。。。

千手ヶ浜で待たせた人はどうなるの?

個人的には低公害バスはもう利用したくないかな。

また、人が多い週末はできるだけ避けたい。

 

 

 

赤沼自然情報センター近くのズミ。

花はそろそろ終わり。

 

 

 

バスがもうすぐ来るので、赤沼茶屋のソフトは断念。

 

日光丼&揚げゆばまんじゅう

 

それでは、気持ちを切り替えて下山後のお楽しみ。

 

 

東武日光駅前のかまやカフェ・デュ・レヴァベール。

店の入口付近にいた数人の若者を避けて撮影。

 

【食べログ・かまやカフェ・デュ・レヴァベール】

https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9002966/

 

 

 

日光丼(1760円)オニオンスープ付きを注文。

(口頭ではこちらがレギュラーと案内されたが、レシートはSサイズ表記だった)

ちょっとお高いけれど、以前から気になっていたので迷いはない。

着丼した時思わず「すごーい」と頬がゆるんでしまい、お姉さんに笑われる。

アドバイス通り小袋のワサビをつけていただきます。

 

薄めにスライスされているローストビーフが柔らかく、味もしっかりついてて美味!

とろ~り卵を崩して甘めのタレがついたごはんと一緒に。

巻き巻きされてるゆばを一口、ウマーい!

うほー!今日は大満足。

「美味しかったです♪」とお礼を言って店を出る。

 

 

 

観光客で溢れ返る東武日光駅前。

揚げゆばまんじゅうが有名なさかえやさん。

夕飯食べたばかりだけど列に並んじゃう、別腹別腹~(笑)。

 

【日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗】

https://nikkosakaeya.business.site/

 

 

 

アツアツの揚げゆばまんじゅう(220円)、一度食べてみたかったんだ。

粗塩があんこの甘さを引き立ててる。

衣はサクサク、油がジュワ~~ッと滲みてきてウマウマ。

ふわぁ、おなかいっぱい!

 

最後に

 

初めての千手ヶ浜、クリンソウ群生地は想像以上に素晴らしかった。

色とりどりの花が遠くまで広がって咲く姿は壮観。

こんな光景見たことない。

 

更に、初めての日光丼と揚げゆばまんじゅうで日光を満喫。

帰り際のちょっとしたハプニングは、美味しいモノ食べて帳消しに…(笑)。

 

観光地だからバス代高いし、いつも混んでるけど。

日光はやっぱりいい所。

去年、計画倒れになった平日キャンプができたらいいな。

 

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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