カタクリとアズマイチゲの競演*みかも山公園*春を告げるヒバリ♪ 2021/3/15(月)

お天気がいいので迷わず栃木のみかも山へ。

カタクリやアズマイチゲの開花は陽射しに左右されるため、晴れの日を待っていた。

 

往復のアクセス

 

[往路・復路]

両毛線にて岩舟

岩舟駅より徒歩約40~50分で東口駐車場

 

 

【みかも山公園】

https://www.park-tochigi.com/mikamo/

カタクリの園は木道工事中のため立ち入り禁止となっています

現在カタクリが見られる群生地は、大田和地区(中岳山頂手前の東面)です

 

春を告げるヒバリ♪

 

ちょっとしたローカル線の旅。

電車の接続がよくなく、待ち時間が長いのでやっと着いた。

 

岩舟駅

 

更に、公共交通機関利用者は岩舟駅から歩かなければならない。

これが結構長いのよ~。

 

 

タチツボスミレ

 

田んぼ道をてくてく。

この道のどかで好きなんだよね。

 

ただ、ゴミは相変わらず長年放置されている。

どういう気持ちでここにゴミを捨てるんだろ。

こそこそ隠れて捨てに来て、得したとかラッキーとか思っているのか?

 

 

オオイヌノフグリ

 

ネモフィラの群生地みたいになってる。

 

 

アップで

 

 

ホトケノザ

 

近くで見ると、ホトケノザもとびきり可愛い。

 

 

 

途中からいつもとルートを変えてみたら、予想外の出会いが。

この時期に田んぼ道などで聞こえる「ピーチクパーチク」の鳴き声。

 

上空を確認してもヒバリの姿はない。

ヒバリは空で羽ばたきながら鳴くものとばかり思っていたけど。

田んぼの中をよーく観察すると。。。

 

あっ、いた!!

 

 

 

「ピーチクパーチクピーチクパーチク!」

 

鳴きながらこっち見てる。

口の中がオレンジ色。

 

 

 

初めて見るヒバリさんの姿に感激。

頭の毛が逆立ってるので雄だね。

 

 

 

鳴き声だけは色んな場所でよく聞いてた。

平地でも山でも。

いや~、今日会えるとは。

 

あれ?逆立ってた毛が元通りに。

 

 

 

ヒバリさん、お姿見せてくれてありがとね。

素敵な歌声も。

 

撮影できたのはPowerShot SX70 HS のおかげ。

 

 

 

 

 

お次はシメさん。

雑木林みたいなところで。

 

 

コブシ

 

 

 

ムラサキハナナ

 

この先は民家の玄関先で行き止まりになり引き返す。

ローカルエリアあるある。(;^_^A

 

 

282号線を直進

 

ここからはみかも山公園の西口が近い。

今日は時間がなく、山頂は経由しないのでまっすぐ東口を目指す。

 

 

初めて見る白い花

 

ヤマルリソウの白花に似た花が路肩に。

 

調べたところ、ムラサキという花がヒットした。

白なのにムラサキとはこれいかに。。。

 

 

 

電線の上で美しい鳴き声がする。

セグロセキレイさんかな?

 

 

 

別の個体かもしれないけど、また会えたね。

雪割草を販売している岩船園の屋根にて。

 

 

桜と青空

 

とちぎ花センターの桜が満開。

 

 

ムスカリ

 

 

可愛いジョビ子との出逢い♡

 

そして。。。

みかも山公園の東口に到着。

とちぎ花センターの脇にある池の対岸にて鳥の気配が。

 

暫しの間、立ち止まって観察。

ようやく鳥のシルエットを探し当てた。

 

 

えっ?

この可愛い子ちゃんは一体誰?

 

もう目が釘付け!

 

 

 

水面に反射した光が小鳥のお腹に当たってキラキラ☆彡

なんという素敵なシチュエーション。

 

 

 

 

 

小首を傾げてこちらを見たり、水面を眺めたり。

 

 

 

 

 

ふわふわもこもこで、きゃわいい!!

 

もしかして、ルリちゃん雌かなぁ?

でも、脇腹のオレンジ色が見えないんだよね。

ジョビ子の白い斑点も見えないし。

 

尾の内側部分がかすかにオレンジで、顎の下が白くないからジョビ子の幼鳥かも。

とにかく理屈抜きで可愛い♡♡♡

 

 

 

林の中の小径を歩いていくとガサガサッ。

ツグミさんだ。

 

 

 

終わりかけのザゼンソウ。

 

 

 

控えめな鳴き声のメジロさん。

「今撮っていたのは何ですか?」とバーダーさんに聞かれる。

 

 

素敵な池

 

湿生植物園の奥にあった素敵な雰囲気の池。

 

河津桜の下で

 

東口の桜広場へ。

 

桜広場(私が勝手に命名)

 

 

 

河津桜

 

 

 

桜の下へ

 

いつ見ても桜はいい。

しあわせな気持ちになる。

 

 

しあわせ~

 

 

 

ひだまりランチ

 

桜の木の下で私もランチにしよう。

芝生にじっと座っていると、陽射しが強すぎて暑いくらい。

 

 

 

鴨さんが寄って来たので「何もないよ」と言うと離れて行った。

言葉わかるのかしら。

 

 

咲いててよかった

 

もう一度、桜を堪能して。

 

シジュウカラのぼやき*ヤマガラのさえずり

 

では、お次の目的地へ。

カタクリを見に行かなくちゃ。

 

大田和地区へ

 

この看板に従って舗装道路を歩く。

 

 

オカメ桜

 

 

 

 

シジュウカラさんが何かを一生懸命突いている。

虫の卵か何かかな?

 

 

 

「なかなか割れないんだよ……ヨシッ!向きを変えて」

 

 

 

「うーん、もういっちょ!」

 

 

 

「ふ~~、つかれたよ」

そんな風に言ってそう(笑)。

 

 

 

お、今度はヤマガラさん。

くりっとしたお目目がキュートだね。

 

 

 

「ツツピーツツピーツツピーツツ」

綺麗なさえずりを響かせていた。

 

 

 

サンシュユ満開。

 

 

タチツボスミレ

 

 

カタクリ群生地 大田和地区へ

 

大田和地区のカタクリは初見。

ここは知らなかったし、来たことがない。

 

 

丸太の階段を上がると、カタクリがわんさか咲きだしていた。

 

 

 

おぉ、アズマイチゲとの競演。

手前に黄色いオシベになってるカタクリがいるね。

 

 

 

 

 

カメラ目線のアズマイチゲ。

 

 

なかなかの美人さん

 

桜模様がくっきりの美人さん。

 

 

陽が射して

 

下の方は日陰だけど、この辺りは日当たり良好。

 

 

 

カタクリが咲き乱れてる。

今日、来てよかった!

 

 

模様の形も色々

 

群生地の最上部は、また日陰になる。

 

 

素敵ね

 

 

 

花弁ほっそりタイプ

 

 

 

ひとつひとつ違う

 

 

 

花弁ピンク濃いめ

 

 

 

中心部が白い子

 

 

 

アズマイチゲのアップ

 

そろそろ下りなくては。

 

 

3姉妹

 

 

 

またね~

 

 

雪割草を求めて

 

それでは、もうひとつの目的地南口へ。

 

ミツバツツジ

 

 

階段を下りて

 

 

 

淡い色

 

 

 

パープルピンク

 

 

正統派ピンク

 

 

 

姉妹

 

 

 

咲きたてほやほや

 

 

 

かわいい

 

 

 

清楚な白

 

 

 

パープルピンクちゃんズーム

 

 

 

ピンクちゃんズーム

 

 

オオミスミソウには会えた。

ただ、何というかショックを隠し切れない。

 

 

 

シュゼンジカンザクラ。

 

 

 

ヒヨドリがひょっこり。

 

 

東口の河津桜

 

さきほどランチした東口に戻ってきた。

時間がおしているので、急ぎ足で岩舟駅へ向かう。

 

 

レンギョウ

 

青空に映えるレンギョウの黄色。

 

 

1時間に1本しかなく、どうしても15:22の電車に乗りたい。

急げー!

踏切を渡るまで断続的に走って何とか間に合った。

 

最後に

 

カタクリが見頃となるこの時期に、わざわざ木道を工事するなんて…とも思ったけれど。

大田和地区でカタクリ、アズマイチゲ共に見られたことに感謝する。

 

それよりも、大変残念に感じたのが雪割草の花が明らかに減っていたこと。

以前は保護地の真ん中にも複数の花が咲き、どれを撮ろうか迷うくらいだった。

ズームが利かないカメラだともちろん撮影は難しかったけれど。

近くに咲いている個体を探せば、それなりに見つけることができた。

 

訪れた時期が以前より少し遅かったのもあるが。

オオミスミソウは殆ど咲いておらず、深緑色のほふく性植物に駆逐されていたような感じ。

盗掘された可能性も否めない。

 

みかも山公園でオオミスミソウを楽しむことは、もうできないかもしれない。

サプライズな出逢いがあって嬉しい半面、何か心に引っかかったような気持ちで帰路についた。

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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