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牛の赤ワイン煮を目指して*入笠山 2024/7/28(日)

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北アの山が悪天候で中止になったのでどこかに出かけたい。

日帰りで登れるお手軽な入笠山にしよう。

決め手はレンゲショウマ他お花の開花情報。

とはいえ、一番のお目当てはヒュッテ入笠(旧マナスル山荘)のランチ。

前から気にはなっていたけれどなかなか訪れる機会がなくて。

大人気らしい牛の赤ワイン煮をどうしても食べたい!

ちょうどマウンテンバイクのイベントと重なって人が多そう。

それでも牛の赤ワイン煮への情熱はブレない。

久しぶりの入笠山へGo!

往復のアクセス

[往路]

07:53 立川よりあずさ3号

09:42 富士見

10:00 富士見駅より無料シャトルバス

10:11 富士見パノラマリゾート

[復路]

15:00 富士見パノラマリゾートより無料シャトルバス

15:10 富士見駅

15:29 富士見よりJR中央本線

15:37 小淵沢よりあずさ42号

自己CT

10:50 ゴンドラ山頂駅

**入笠湿原散策**

11:28 ヒュッテ入笠 12:20

12:21 登山道入口

12:47 入笠山 13:30

14:15 花畑ゲート

**お花畑散策**

14:32 ゴンドラ山頂駅

レンゲショウマが咲きだした

数年ぶりで降車した富士見駅。

富士見駅前には既に大勢のハイカーが。

10時発の無料シャトルバス乗り場に長蛇の列。

駅前の白いキキョウ。

事前にQRコードからチケット購入すれば200円引きになると聞いてトライしたものの、会員登録をしなければならずカード決済の時間切れで購入には至らず。

以前モンベル割引があったのでチケット売場で尋ねたところ、割引率はかなり減ってしまったが200円割引となった。

結果的には事前購入しなくてもモンベルカードがあれば2000円になる。

【富士見パノラマリゾート】

https://www.fujimipanorama.com/summer/

ゴンドラを降車してスタート。

レモンイエローが爽やかなユウスゲ。

ニッコウキスゲとはまた違う魅力を感じる。

広範囲にわさわさっと咲くシモツケ。

白いのはヒヨドリバナ。


おおっ、森の中にレンゲショウマ!

後方に人が押し寄せていたため慌ててシャッターを切る。

ちょっと傷んでいる様子。

ヤナギラン揺れる入笠湿原

鹿避け柵を閉め入笠湿原へ。

木道をどんどん下って。

花の基部に黄色が見えるからノハナショウブ。

クガイソウとワレモコウが寄り添っている。

ヤナギラン群生が素晴らしい。

「あーー、これがクリンソウ?」と会話している女性グループに訂正を入れさせてもらう。

カラマツソウ。

コバギボウシはそこかしこに。

ひらひら舞うミドリヒョウモン。

ミゾソバ。

そっぽ向いてるツリフネソウ。

やっぱりスルーできないアカバナ。

クルマユリでいいのかな?

コオニユリはもっと大きいはず。

散策ガイドBOOKによるとキリンソウらしい。

山彦荘を通過。

今日の目的はもう少し先なのだ。

沢の中ほどに咲くマルバダケブキ。

わー、ウバユリだ。

地味だけどなんとなく気になる花。

ヒュッテ入笠*牛の赤ワイン煮

本来なら登頂を先に済ませておきたいところだけれど。

ヒュッテ入笠のランチは週末限定で大人気のため売り切れる可能性大。

確実にゲットするなら登頂前がベスト。

折しもランチタイムで大混雑しており、注文するのに受付で10分ほど待機。

私と同じことを考えているハイカーさんが目の前にいらして安心した(笑)。

夏はやっぱり外ベンチでしょ。

木陰なので涼しい。

ポットに入ったお茶はセルフで。

正午の鐘の音に2匹のワンちゃんが激しく反応。

黒のラブラドールが率先して遠吠え。

「ワオオォーーン!」

チビ柴もラブの真似して尻尾を上げながら「ワオーン!」

「とりあえず鳴いておいたよ」っていう感じがなんとも微笑ましい。

キターーッ!

もう見た目からして美味しそう。

牛のワイン煮(2200円)+ごはん中盛りで合計2450円也。

ごはんの量は大・中・小と選択可。

牛肉がホロッホロに柔らかく煮込まれていて。

登頂前にこんな豪華なランチいただいていいの?

あぁしあわせ~~。

ごちそうさまでした!

【ヒュッテ入笠】

https://hutte-new-casa.com/

爽やかな風が気持ちいい入笠山

さてと、お腹がいっぱいになったところで入笠山へ。

いつもとは違う道を登ってみる。

足元にウツボグサ。

分岐からは空いている岩場コースで。

入笠のハクサンフウロは小さめ。

カメラ目線のこの子。

まもなく大混雑の入笠山(1955m)に到着。

できるだけ人を写さないようにしているが、30人以上は確実にいそう。

あれは諏訪湖かな~。

かろうじて見えるのは経ヶ岳。

御嶽山は雲隠れ。

中央左の大きなピークは甲斐駒らしい。

左に見えるはずの鳳凰山は雲に覆われてしまった。

八ヶ岳方面も同じく雲隠れ。

権現岳(トンボがいるあたり)がちょっぴり顔を出しているだけで、赤岳から硫黄岳は全く見えない。

甘夏バウムで小休止。

アキアカネがそんな私をじっと見てる(笑)。

ハイカーに交じって羽休めをするキアゲハ。

生き物全てが心地よさを感じる爽やかな入笠山頂。

さっきから鳴いているのはホオジロ君。

距離が遠すぎて目一杯ズーム。

山頂直下のエゾカワラナデシコ。

可愛い~。

歩きやすい道のほうにはサルオガセがわんさか。

花畑も花いっぱい

鹿避け柵の向こうへ。

登りでは歩かなかった花畑。

涼しげなキバナノヤマオダマキ。

コバギボウシもすくすく伸び放題。

蕾が多いヤマハハコ。

花畑のエゾカワラナデシコは草丈が高い。

大型のシシウド。

一番花つきがよかったヤマホタルブクロ。

カワラマツバでいいかな?

モコモコして可愛い。

色鮮やかなシモツケが素敵。

ワレモコウ群生。

双子のようなクルマユリ。

あちらこちらに咲くハクサンフウロ。

終わった花もあるけど蕾も見られる。

うわー、ツリガネニンジン。

お花畑に下りてきてよかった。

これから開こうとしているユウスゲ。

クサフジを見てお花畑を出る。

バス発車の30分前にゴンドラへ

余裕で間に合うと思っていたら、予想以上に時間がかかってしまいこの辺りからペースを上げた。

小さな沢の流れ。

沢の側にサワギクが。

再びの入笠湿原、行きとは別ルートで。

時間さえ許せば長居したいところだけど。。。

淡いピンクのチダケサシがなんとも素敵。

帰りにもう一度レンゲショウマを愛でて。

15時のバスに間に合わせるには遅くても30分前にゴンドラに乗ろう。

急ぎ足で歩いたのでゴンドラに乗る頃には顔がほてり、冷たいおしぼりがとても嬉しかった。

富士見って由緒ある駅なのね。

最後に

この時期はたくさんのお花を楽しむことができる入笠山。

比較的アクセスがよく、ゴンドラで標高を上げられるので初心者のかたにもオススメ。

酷暑と夕方の雷雨がほぼ日課のようになっており、つい出かけるのがおっくうになるけれど。

念願のヒュッテ入笠ランチが叶い大満足。

それにしても今年は熊の出没がいつになく多い。

実は同じ日に大阿原湿原で熊が出たらしいと知ったのは後日のヤマレコ。

入笠山でも熊が出るなんて。

東北、長野、今まで登った山にもバンバン出ていて、さすがに今年は私でも躊躇してしまうほどの出没率。

さて、8月はどこの山へ出かけようか。

熊は怖いけど今からウズウズしている。

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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