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春は駆け足⁂花いっぱいの六万騎山⁂ユキワリソウも 2023/4/1(土)

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坂戸山とセットで六万騎山に登るハイカーが多いようで、調べてみるとこちらも駅から徒歩圏内。

しかも六日町駅からたったの1駅。

せっかく新潟まで遠征するのだからと2座目に六万騎山を計画。

地蔵尊登山口より登って庚申塔登山口へ周回するルート。

可愛いユキワリソウの花姿を見たらもう居ても立っても居られず…。

 

往復のアクセス

 

[往路]

12:39 六日町より上越線(200円、3分遅延)

12:45 五日町

 

[復路]

15:27 五日町より上越線(420円)

15:55 越後湯沢

16:03 越後湯沢よりたにがわ412号

 

自己CT

 

12:47 五日町駅

13:05 地蔵尊登山口

14:06 六万騎山 14:10

14:48 庚申塔登山口

15:15 五日町駅

 

※お花や野鳥を観察しながら歩いているので、CTは比較できません

 

町中で八海山にしびれる

 

打って変わって五日町駅は小さな無人駅。

待合室と自販機あり。

トイレはホーム側のドアから使用可能。

 

 

道路脇や小さな川沿いにヒマラヤユキノシタ。

家はあるけど人の気配があまり感じられない町。

 

 

 

小さな踏切を渡る。

町中でこの景色が見られるってすごいと思う。

 

 

 

民家の玄関先にフクジュソウが咲いてた。

 

 

 

目の前に聳える八海山に圧倒される。

カッコいいなぁ。

車窓から見えた時、目が釘付けになってしびれちゃったもんね。

 

 

 

八海山の右に中ノ岳。

 

 

 

左側に見える残雪の山。

 

 

 

ズーム。

 

 

 

こちらにも元気がいいラッパスイセン。

 

キュートなユキワリソウ

 

地蔵尊登山口の近くまで歩いてくると、数台の車と数名のハイカーさんの姿。

 

 

何か撮っているなぁと近づいたらユキワリソウだった。

 

 

 

濃いピンクのユキワリソウがキュート。

 

 

 

白も素敵ねー。

ピンクのポイントメイクを施して。

 

 

 

淡いピンクのグラデーションは丸っこくて可愛い。

ひとつだけ虫に食われちゃってるけど。

 

 

 

萼片が細いタイプ。

 

 

 

白い萼片が波打ってる~。

 

 

 

カタクリとパープルちゃんのコラボ。

 

 

 

う~ん、どの色も可愛い♥

…とかやってたら、別のお目当てさんを見逃した。

おそらくここにいるはずの子。

 

 

 

おぉ、これはミチノクエンゴサクだよね?

ヤマエンゴサクに似てるけど、全体的に小ぶりでとても華奢な感じ。

関東圏では見られないお花に会えて嬉しい。

 

辺り一面に広がるカタクリ

 

 

 

雄しべが太くて短いカタクリ。

 

 

 

おぉぉ、ナガハシスミレだ。

距がビヨーンと細長く立ち上がってる種類のスミレ。

テングスミレという別名のほうがしっくりくる。

主に日本海側に多く分布し、稀に関東圏や東北でも見られるらしい。

 

 

イカリソウ

 

淡い色のイカリソウ。

 

 

 

中心部が白みがかったカタクリが個人的には好き。

 

 

 

少しずつ登っていくと、日当たりのいい場所にカタクリの群生が。

 

 

 

うわぁー-、山の斜面を埋め尽くすカタクリ。

 

 

 

あちらもこちらもカタクリだらけ。

思い切って出かけてよかった。

 

 

 

丸太の階段をゆっくり登る。

こんな登山道脇にもカタクリ。

あまりに暑すぎてここらへんでシェルを脱ぐ。

 

 

 

イカリソウ見っけ~♬

お花に夢中になっていたら、80代くらいの女性に抜かれてしまった。

 

 

 

陽射しを浴びて輝くカタクリが素晴らしい。

 

 

 

後姿にもそそられる。

 

 

 

青空に映える可憐な桜。

坂戸山と同じくオクチョウジザクラかな。

 

 

 

もっと上にもカタクリ群生地。

「低い山なのにこんなに咲いててすごいね」とカタクリに話しかけたら、先ほどのオバサマがベンチで横たわっていて…(汗)。

 

 

 

 

手軽に登れるのに花いっぱいって、実に素晴らしい里山じゃないの。

 

 

 

アズマイチゲとカタクリのコラボレーション。

 

 

 

「ツツピーツツピーツツッ」

そこへやってきたヤマガラ。

 

 

 

近寄ってきたかと思えばあちらへ飛び、せわしなく動いて一瞬を捉えるのが難しい。

そんなヤマちゃんが大好き。

 

 

 

枝と花の間に花柄があるからアブラチャン。

 

雪山の展望が望める六万騎山

 

女性同士のおしゃべりが聞こえると思ったら。

 

 

六万騎山(320m)に到着。

山頂には10名ほど。

ここでも探してみたけど、見つからなかったあのお花。

 

 

 

 

 

霞んでるけど巻機山方面。

 

 

 

巻機山の右に見えるのは、先ほど登った坂戸山。

 

イカリソウ*ミチノクエンゴサク

 

休憩もそこそこに下山開始。

庚申塔登山口方面へ。

 

 

六万騎山にもあったよ、上向きに咲く短足ぎみのカタクリ。

 

 

 

雄しべが根元まで黄色いからユキツバキ。

 

 

 

お~、いたいた。

ピンクのイカリソウ。

 

 

イカリソウ

 

別のイカリソウをズーム。

TG4で撮ると生々しくてドキドキしてしまう。

 

 

ミチノクエンゴサク

 

ピンク系のミチノクエンゴサク。

 

 

ミチノクエンゴサク

 

こちらは紫系。

 

 

ミチノクエンゴサク

 

青系のミチノクエンゴサクもいた。

どの子も繊細で儚げな花姿が可愛い。

 

 

ジャノヒゲ

 

ジャノヒゲいたぁ。

 

 

 

蜘蛛の糸に絡めとられちゃってるアオキ。

 

 

 

花数は少ないけど下山路にもカタクリ。

 

新鮮なイワウチワの花園

 

もう少し下ったところで別のお花がちらほらと。

 

 

そう!お待ちかねのイワウチワ。

 

 

 

開花したばかりのようでやけに綺麗。

 

 

イワウチワ

 

雌しべの根元がうっすらピンクのリングに。

 

 

イワウチワ

 

ほぼ白い子。

 

 

イワウチワ

 

ピンクくっきりの可愛い子ちゃん。

 

 

 

 

まさにこれから開こうとする半蕾状態のイワウチワ。

 

 

 

イワウチワに関しては、坂戸山よりも六万騎山のほうがフレッシュな個体が多い。

標高は低いのに不思議だわ。

 

 

イワウチワ

 

ほんと綺麗な子が多い。

タイミングがよくてラッキー♬

 

 

 

あっという間に庚申塔登山口。

ここから地蔵尊登山口まで徒歩数分。

 

里山の春を感じて

 

帰り道も新潟とは思えないくらい暑かった。

サーモスの温かいお茶は残ってたけど、冷たい飲み物を自販機で購入。

 

 

電線の上で誰かが鳴いてる。

探してみたらハクセキレイさんだった。

意外と言っちゃなんだけど可愛い声なんだよね。

 

 

 

のどかな里山で春のお花を堪能した。

ありがとう六万騎山。

 

 

 

笑う犬。

五日町駅近くにて。

柴犬は昔から好き。

 

 

 

五日町駅に戻ってきた。

ちょうど次の電車に間に合う時間帯。

相変わらず閑散として乗客らしき人は皆無。

 

 

 

ホーム待合室にてスイーツタイム。

トロトロの黒糖クリームパン。

 

 

 

五日町駅より八海山。

 

 

 

上越線で越後湯沢へ。

今日も楽しかったね。

 

最後に

 

新潟の山が素晴らしいことを改めて認識した。

 

 

 

 

こんな里山でこれだけの花が一斉に咲くなんて想像もつかない。

 

 

 

ちょっと新潟に住みたくなってしまったわ。

いや、東京に住んでてたまに訪れるからいいのかも。。。

 

ヤマレコ、ヤマップ、その他登山ブロガーさんに感謝。

お陰さまで楽しい花旅ができました。

 

見つけられなかったお花は来年また探しに行こうかな。

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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