いくつかの候補の中から久しぶりの雪山をチョイス。
塔ノ岳(どんぐりハウス閉店)も行きたかったなぁ。。。
上州武尊は足がないので冬限定。
ただしシャトルバスは会員登録と予約が必要で土日はだいたい満席。予定が立てられないまま早数年。
リフト券込みで約5000円と破格のスキーツアーバスも選択肢にあったが、到着時間が10:30と遅すぎてやめる。騒がしい車内、渋滞等も気が進まない。
天気図をチェックしていたら昼間は何とかお天気が持ちそうで、ギリギリ前日にネット予約。
往復のアクセス
[往路]
08:33 上越線にて沼田(着)
08:40 沼田よりシャトルバス → 09:15 川場スキー場(無料・要予約)
[復路]
16:00 川場スキー場よりシャトルバス → 16:33 沼田
17:04 沼田より上越線(発)
※今回は新幹線利用なし
コース状況/危険箇所等
[川場スキー場]
飲食店、スイーツ、お土産など充実
ムラサキスポーツも入ってた
山バッヂは一種類 700円
登山届は指定の書式しか受付けない
(予め記入してきた男性は書き直していた)
無料シャトルバス予約もこちらから↓
●ゲレンデトップに着いてから12本アイゼン装着
帰りも外さないとリフトは乗れない
全行程Wストック使用
●旗のある場所からスタートし少し登ると
そこからいきなりの急登が続く
一部、阿弥陀岳と同じくらいの斜度でびっくり
私はここが一番緊張した
●アイゼンの利きは概ねよい
雪が締まって歩き易い箇所とモフモフで柔らかく足が沈む箇所あり
●小さなクラックがいくつか見られた
●午前中は強風でトレース消えた箇所あり
●剣ヶ峰直下は急傾斜
向こう側に下りると岩と雪のミックス
アイゼンを引っかけないよう慎重に
(帰り道、トラバースルートにトレース見えたが危ないので通らずに登り返した)
自己CT
10:03 川場スキー場ゲレンデトップ
10:32 祠
10:37 剣ヶ峰 10:38
11:27 おにぎりの木 11:32
11:57 武尊山 12:19
13:07 剣ヶ峰の手前 13:12
13:32 剣ヶ峰 13:33
13:36 祠
13:55 川場スキー場ゲレンデトップ
川場スキー場よりワクワクのスタート
まず一番にやることは、所定の書面にて登山届を記入すること。
その登山届と引き換えでチケット購入ができるシステム。
列に並ぶ前に書いておこう。
桜川コース、クリスタルコース(4回)
リフト料金2500円
デポジット500円は下山報告したら返却される
下部にはちゃんと名前が印字されている
現地に着くと青空。
思いきって来てよかった~!
バスの男性と一緒にアイゼンを装着していたら。
夏に登ったという女性より「山を登られるんですか?滑るんじゃなくて?」と聞かれる。(^^;;
気温が上昇し融けた霧氷がキラキラ。
風が強いので気をつけながら剣ヶ峰を通過。
何度かアップダウンを繰り返し…。
途中でとても感じのいい3人パーティーとすれ違い、ちょこっと会話する。
上に雪が乗ったおにぎりの木(勝手に命名)の根元で、オムすび。
初登頂!上州武尊山
先行されていた男性が見える。
ということは。。。
山専ボトルの温かい紅茶を飲みながら、川崎の男性と歓談。
本格的な雪山は始めたばかりと言う。
楽しいひとときありがとう!
のちに、ヤマレコユーザーさんと知る。
その男性は山座同定が得意で全部教えて頂いたけど…。
後から見ても覚えてない。(;^_^A
帰りのバスで聞いたら、男性は山頂で2時間も過ごされたようだ。
あれだけの強風がいきなり止む。
信じられないけどてんくらの予報通り。
感じのいい3人組と剣ヶ峰手前で再会。
座ってまったりしながら絶景を堪能されていた。
剣ヶ峰を眺めながら、ホワイトショコラワッフルを。
静寂が訪れる美しい一瞬。
暫し立ち止まって。
今日は気持ちに余裕がある下山。
選んだのはキーマとチキン。
美味しかった~☆
最後に
数時間の登山のあいだに、よそでは一週間かかっても経験できないほどの濃密な体験ができる。
山を登っていると、感覚が研ぎ澄まされる――
聴覚も、呼吸も、嗅覚も、何もかも――
「そして謎は残った」に記載されているとても共感する一文。
お山に巡り合えて本当によかった。
改めて、山の師匠に感謝します。