気になるお花と雪山、どっちにしよう?考えたあげく時期的にギリギリの白毛門を選択。
谷川周辺に向かう際はいつも天候の見極めに戸惑う。何故なら、天気予報で麓は晴れとなっていても現地では外れることが多々あるからだ。また、東京はピカピカの晴天なのに水上に近づくにつれて曇りとか。
新幹線を使って行くので尚更、晴れていて欲しい。幸いこの日は高気圧ど真ん中だったので安心して出かけた。
往復のアクセス・トイレ情報
[往路]
08:33 上越線にて土合(着)
[復路]
15:34 土合より上越線(発)
トイレは土合駅(改札外)のみ
コース状況/危険箇所等
雪の状態は悪い。グサグサ、ベチャベチャ、ズルズル。全行程ツボ足&Wストック。
山頂手前の巨大クレバスが危険!!時間があっても無理だった。
登りよりも下山時の踏み抜き要注意!片足が抜けなくなること数回あり。素手で雪を掻き出して何とかなった。落ちたら這い上がれないような深いクレバスも見かけた。(>o<“)
本日は男性1名が先行されており、トレースがありがたかった。m(__)m
RWで標高を稼げる谷川岳にすれば楽だったのに、、、(^^;; 前回の御小屋尾根といい、何故かキツいルートを選んでしまう私(笑)
自己CT
08:55 土合駅(発)
09:04 駐車場
09:08 赤い橋
12:40 松ノ木沢ノ頭 13:07
14:18 1000m地点?
14:31 白毛門↔️土合看板
14:54 赤い橋
15:02 土合橋バス停
15:09 土合駅
久しぶりの土合駅からスタート
ここで下りてきた男性と会話。
私「トレースありがとうございます!」
男性「あの、泊まりですか?」
7時にスタートしたが雪の状態がよくなく怖い思いをしたのでせっかくの初登頂だったが山頂まで行かず戻るそうだ。
同じく撤退する予定を伝えると「セッピに気をつけて」とお気遣いくださる。m(__)m
快晴の白毛門
谷川山頂で騒ぐ男性の声が微かに聞こえてくるよ。(^^;;
まさかあのお方があちらにいらっしゃったとは!w(゜o゜)w 白毛門をチョイスした際、後ろ髪引かれる思いがしたのはそのせいだったのね。
踏み抜き地獄の下山
ふーーー。。。踏み抜き地獄を経てやっと平和な道へ戻ることができた。
土合駅駐車場は登山者使用禁止!
駅構内外とも、タバコ、たき火、バーナーなど火気厳禁!!
※登山者のマナーが悪いため禁止になってしまった様子(今までは目をつぶってくださっていただけ)
最後に
雪の状態が悪いためかなり難儀し、またまた時間がかかってしまい登頂はできなかったけれど来てよかった!と思えたのは谷川岳の大展望。\(^o^)/
私の記憶に間違いがなければ白毛門からの谷川岳がこんなにスッキリ見えたのは初めてじゃないかな?
下山時、深く踏み抜いて片足が抜けなくなること数回、かなり危ない思いをした。L字型の靴が雪にハマってしまうのだ。やはり、白毛門は厳冬期がベスト。(2016年1月登頂済)
帰りの土合駅にてちょうど登山届を回収に来られた谷川岳登山センター(?)の男性より私の下山届を見てすぐに「雪、グサグサでした?」と聞かれちょこっと会話する。数日前のどしゃ降りの雨で雪が1m以上沈んでしまったそうだ。谷川の眺望が素晴らしかったことをお伝えすると笑顔に。(^-^)
その後、上越線内でも「谷川岳登ってきたんですか?」対面の女性に話しかけられ会話が弾む。山はやらなくても湯檜曽の辺りを独りで歩いたり同じく単独行動がお好きだそう。水上までの短い時間だったけど降車間際にお礼を。(#^.^#)
谷川岳。
白毛門。
素敵な展望と一期一会をありがとう♪♪
いつも山行の行程を家族に知らせておき下山するとLINEを入れるのだが、「下山予定は16時だけれどもし17時過ぎてもLINEがないようならクレバス等に落ちてる可能性があるので警察と谷川岳登山センターに要連絡」と事前に送っておいた。
そこまで伝えたのは今回初めて。無事でよかった。(;^_^A
Sia – Alive
<ウェア忘備録>
ハードシェル、ピッケル、12本アイゼン、チェンスパ、バラクラバ、手袋も暑くて使用せず
ニット帽は登りで外し、ソフトシェルは下山時脱ぐ
日除けハットが大活躍