明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
°˖✧◝(*゚▽゚*)◜✧˖°
元旦以外は仕事で久しぶりの3連休。
一泊で冬山に行く予定だったが、年末からの大寒波の影響を鑑みて中止とした。
今冬の寒さは尋常じゃないよ!
寒さに強いはずの私が震え上がってるもの。
各地で起きている遭難のニュースを見ていると、正直なところ気分が乗らない。
こんな日は少しだけ遠出して早戸川林道でバードウォッチング♫
もくじ
往復のアクセス・トイレ
[往路]
06:27 千代田線にて代々木上原(着) → 改札を出て青い券売機へ
**小田急線お得なきっぷ**
2日間有効の電車&バスの往復割引券
新宿、代々木上原⇔宮ヶ瀬なら1790円になります
帰りはご自身の降車駅にて差額を現金精算すればOK
バスの片道は690円なので、ほぼ片道分安くなる計算
https://www.odakyu-freepass.jp/others/#miya-top
06:36 代々木上原より小田急小田原線(発)
07:28 本厚木(着)
07:40 本厚木駅北口⑤番よりバス(約55分)
08:35 宮ヶ瀬
※宮ヶ瀬バス停よりゲートまで徒歩約3分
【神奈川中央バス・行きの時刻表】
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000802105-1/nid:00025684
【バス乗り場】
http://www.kanachu.co.jp/dia/noriba/terminal?nid=00025684&pno=5
終点の宮ヶ瀬バス停までは1時間に1本しかないため、逃すとかなり痛い!
ちなみに、煤・飯の表示がある時刻は途中までしか運行しません
[復路]
13:50 宮ヶ瀬よりバス(発)
14:40 本厚木(着)
14:48 本厚木より小田急小田原線
【神奈川中央バス・帰りの時刻表】
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000802790-1/nid:00128432/rt:0/k:宮ヶ瀬
バス発車時刻は行きが40分発、帰りは50分発と覚えておけばOK
<トイレ>
宮ヶ瀬バス停のみ
【ワークマン】ユーティリティM65タイプ ウォームストレッチジャケット
丈の短いダウンだと腰回りが冷えるため、お尻が隠れるアウターを探していた。
某メーカーのダウンは値段の割に羽毛が頻繁に出てくるというレビューがありやめておく。
そんな中、ワークマンのユーティリティM65タイプ ウォームストレッチジャケットの存在を知る。
生地にロゴがなくシンプルでワークマンらしくないオシャレさ(笑)。
そのせいか大人気でほぼ売り切れ状態。
息せき切って店内に駆け込んだら店員さん笑ってた。
茶色Mサイズのラス1を何とかゲット。
本来はチャリ通勤のために購入したアウター。
早速、翌朝着てみたところ噂通りあったかい!
ポケットが多くて便利、手袋が取り出しやすい。
鳥見では首からPowerShot SX70 HSを提げるため、山サコッシュは使わない。
財布やPASMOケース、スマホ、ハンカチを入れる大き目のポケットがどうしても必要となる。
マクロ撮影が可能なコンデジTG-4は左胸ポケットにちょうど収まった。
サーモスボトルや本などは背中の軽ザックへ。
出典:ワークマンhttps://workman.jp/shop/g/g2300036264024/
購入してまだ2~3日だけれど、冬のチャリ通勤はもちろん鳥見にも充分使えることがわかった。
メリノウール長袖インナーに厚手フリースだと電車の中では暑くなるほど。
やはり最強アウターはダウンだけど、中に着る服と小物を工夫すればユーティリティM65タイプ ウォームストレッチジャケットもしっかり温かい。
困った時のワークマン。
買ってよかった。
今冬ヘビロテ確定。
安っぽくない素材感とこのクオリティでありえない破格値(2900円)、ありがとうございます。
黒ならまだいくつか在庫あるみたい。
出迎えてくれたジョウビタキ
朝の通勤時間帯でほぼ満席だったが、本厚木駅からちゃんと座れた。
約1時間バスに揺られやっと宮ヶ瀬に到着。
道のり長いよ。
ん?
長らく空き家だった建物に、アダプションセンターなるものが。
“行き場を失った犬猫たちと、その飼い主さまを支援する“施設らしい。
去年の11月に別の場所から移転してきたようだ。
【一般社団法人しっぽ村】
https://wannyan.jimdofree.com/
ゲートが閉まっているのでダンプはこない。
ソヨゴの実がいっぱい。
赤い実を見ると嬉しくなる。
これも野鳥の食料になるのかな。
橋を渡ると下のほうでガサッガサッと音がする。
一番に出会ったのはシロハラ。
何気にこちらを気にしてるような表情。
この後、ピッポッ…という鳴き声が!
慌てて撮影したものの藪に隠れてピント合わず。
でも、ぼやけた赤い鳥が写っているのでベニマシコ雄で間違いないだろう。
続いて、オレンジ色の小鳥が視界に入る。
ズームするとジョウビタキ雄。
やったね!ジョビ男。
首をかしげてこっち見てる。
なんて可愛いの~。(≧▽≦)
近くの枝に飛んだところ。
ありがとジョビ男。
トリミングせずここまで寄れる。
野鳥初心者にオススメのカメラPowerShot SX70 HS。
水上警備艇、マウンティングオジサンに遭遇
水を切る音とエンジン音が聞こえると思ったら。
いきなり水上警備艇が登場。
「そこは立ち入り禁止ですよ!気をつけて上がってください」と拡声器の声が響く。
対岸をズームしてみると、なんと釣り人(小さく写ってる)がいるではないか。
どうやってあそこまで下りたんだろう。
また、水上警備艇はどこから見ていたんだろう。
誰かが通報したの?
全てが謎。
その釣り人は5分後くらいに撤収し帰って行った。
綺麗な宮ヶ瀬ブルー。
水上警備艇が一回りして様子を見ている。
茶色の猛禽類(恐らくトビ)が優雅に空を舞うのが見えた。
崖下に向かって連写する音がしたので足音を立てずにそっと近づく。
中学生かな?と思われる若い2人組が「カヤクグリです」と教えてくれた。
同じ場所から覗いてみたが全くわからず、既に逃げてしまった様子。
汁垂隧道をすぎた辺りで、同じ2人組が何かを連写している。
ベニマシコのペアらしい。
すごいなぁ…この子達、鳥運メチャクチャいいんじゃない?
時間差で他のバーダーさんもやってきて撮影会。
私も撮影を試みたがやはり藪に隠れてボケボケ。
確かにベニマシコの雄雌は目視できた。
ただ、居合わせたご年配バーダーさんが、別のバーダーさんに向かって「ガサガサ音立てて歩くなよ!」と結構な上から目線。
若者達にも「ひとりだけ向こうへ回ってみろ!」とか色々指示を出したり。
あっちでもベニを見たとか、どこそこに○○もいた等々、要はかなりのマウンティングオジサン。
言われたオジサンは気にしてない様子で行動を共にしていたが。
私はこれ以上耐えられず、その集団が遠くへ離れるまで見送った。
はぁ…こういう人種ほんとムリ。(-_-;)
野鳥に詳しいというだけで、なんか勘違いしちゃうんだろうな。。。
こんな人に野鳥情報をもらうくらいなら鳥果なんてボウズでも全然構わない。
私は自力で探しながらひとりで歩くほうを選ぶ。
金沢橋から早戸川橋へ
鳥の気配はすれども姿なし。
聞きとれたのはベニマシコ、ルリビタキ、ジョウビタキ、エナガ、コゲラの声。
あとはアオジっぽい短い地鳴き。
コゲラを撮ったはずが、2枚とも木の枝しか写ってない。(^^;
ろくに鳥を撮れないまま金沢橋。
橋を渡ると大声でおしゃべりしている数名の男性。
例のマウンティングオジサンがちゃっかり参加。
私は大声オジサンも苦手なのでそのままスルーを決め込む(笑)。
あんなダミ声出したら鳥逃げちゃうでしょーが! ( `ー´)ノ
いるのは煩いオジサンばかりなり~。
鳥はいないは、お腹はすくは。
静かな場所に移動しておにぎりランチ。
サーモスの温かいほうじ茶で一休み。
今日は早戸川橋まで歩くつもりだったので、更にその先へ向かう。
途中でルリの鳴き声が聞こえたが撮影は叶わず。
収穫がないまま早戸川橋に着いてしまった。
綺麗な青い橋。
しょうがない、ここから引き返そう。
戻り道で初ウソ*ルリ雌*ルリ雄
早戸川橋から戻る途中で出会った鳥達。
大騒ぎしていたのはヒヨ。
枯れた実を嘴で引きちぎっていた。
可愛い横顔をパチリ。
さきほどの場所でまたルリの声。
暫く待つも姿は見えない。
まー、序盤ジョビ男に会えただけでよしとするか。
以前見たベニの生息ポイント以外もわかったことだし。
金沢橋をすぎた場所で数名のバーダーさんが立ち止まっている。
なんかいるのかな。
「フィ、フィ」と口笛みたいな音。
あーっあれはウソの雌?
やった!初ウソだよ、嬉しい~。
日陰なので暗めだけど。
ベニマシコみたいに、枯れた植物を引きちぎってモグモグ。
黒い嘴に残った実。
ぷっくり膨らんだ身体。 (#^^#)
人間が見ていても意に介していない様子。
「それどころじゃないのよね、私いま忙しいの」とでも言っているかのよう。
モグモグ。
モグモグ。。
黒とベージュのシックな雌も可愛い~~。
ウソさん、お食事中おじゃましました。
ゆっくり歩いていると、ピューッと遠くの枝へ飛んだ小鳥。
その場から動かずズームしてみた。
あっ、ルリちゃん!!
ルリビタキ雌。
お姿見せてくれてありがとう。
周りには誰もおらずひとりでニヤニヤ。
とうとうカメラのバッテリーが赤く点滅するようになった。
前回のひろせ野鳥の森から充電してなかったかも。
んもー、ルリちゃん撮れたから充分だよ。
帰り道のほうが鳥いるじゃん!
同じ道だけど。
遠くの赤い実はナナカマドかなぁ。
ツルが絡まってるから違うか。
黒いのはアオツヅラフジか。
汁垂隧道まで戻ってきた。
この辺にも野鳥はいたが確認できず。
マガモのペアが仲良く泳いでる。
バッテリー点滅してるけどまだ撮れそう。
両サイドの藪で色々な野鳥の気配がし、その度に立ち止まる。
「ガビチョウ(いますよ)」と教えられるもピント合わず。
そして、あと少しでスタート地点のゲートという場所にて。
前方にいるバーダーさん男女(それぞれ単独)がこちら方面を観察中。
2人が見ている方向に目を移すと。。。
あーーーっ、雄のルリビタキ!
綺麗な青ね。
「お願いこっち向いて」と心の中で唱える。
奇跡的に願いが通じたのか私の方を向いてくれた。
ルリは反対側にいる2人のバーダーさんに背を向けた状態。
ピント甘いけど、モフモフの毛並みが可愛くて悶絶!
ラストシーンで現れてくれたルリビタキ雄。
嘴の根本から出る白い眉斑が薄くまだ若そう。
幼い中にもキリッと精悍な顔立ちがカッコイイ。
幸せの青い鳥よ、ありがとう!!
これを撮ったところでカメラのバッテリーが落ちる。
予備のバッテリーは今日に限って家に置いてきてるし。
いや~ギリギリセーフで危なかった。
本日最後の一枚。
宮ヶ瀬バス停ベンチにて持参したスイーツを食べながらバスを待つ。
どこからかハクセキレイが飛んできてしばらく留まっていた。
最後に
早戸川林道はこれで3回目。
訪問回数は少ないけれど、それなりに野鳥との出会いがあって嬉しくなる。
バードウォッチングは私にとって宝さがしのようなもの。
お金では買うことができない小さな芸術品を見出す喜び。
野鳥の個体数が各地で減少しているという話を聞くにつけ、危機感を覚えるのは私だけではないだろう。
地球のあらゆる生態系(人間含め)が崩壊しつつあるのではないか。
この素晴らしい自然環境は限りあるものなのに。
**********
以前の職場で「人生ってなんでこんなに辛いことばっかりあるんでしょうね?」と30歳女性に聞かれ、同意できなかった私は大変驚いたことがある。
そんな風に感じる人にとっては、恐らく何年経っても辛いものでしかないのだろう。
皆に好かれようといい顔ばかりするから疲れるんだよ。
仕事中は確かに嫌なこと多いけど(笑)、自分次第で楽しみは無限にあるはず。
億万長者になりたいとか大きな家に住んで贅沢したい等の願望は私には全くない。
いわゆるブランド品や宝石にも全然興味がない。
自然と触れ合えることに喜びを感じ、鳥や花に夢中になれる自分。
豪華ではなくても工夫して作ったお気に入りのごはん。
温かいお風呂に浸かって感じる至福のひととき。
むしろ、そんな日々の小さな積み重ねがしあわせに繋がると思うんだけど。
例えば、たまに怪我したりすると、普通に歩けるってすごいことなんだなと改めて感じるように。
(年末にお風呂掃除をしていたらツルッと滑ってガーン!と足を打撲…骨折しなくてよかった…)
実は当たり前のことなんて何一つないのだから。
人間なので愚痴が出ちゃう時もあるけど、スイッチの切替は必要。
他人にはできるだけ依存しない。
自分の機嫌は自分でとる!
私は根っからのソロハイカー(笑)。
今年もこのスタンスでいこうと思う。
(*´▽`*)❀