都内の野鳥*獲物を狙うモズ 2023/1/4(水)

元旦の探鳥がことのほか上出来だったので、それに気をよくしてMFに出かける。

交通費もかからず時間的にも融通が利くのがいいところ。

何が何でも〇〇を撮るぞ!みたいな気負いはなし。

それはいつもと同じ。

運よく巡り合えた野鳥がいればラッキー♪

例え上手く撮影できなくても、好きな野鳥と時間を共有できたことを喜んで。

そんなスタンスを心がけたい。

 

足元に寄ってきたハクセキレイ

 

その公園に着くやいなや、ピピッと鳴いてすぐ現れてくれた子。

 

 

ハクセキレイ幼鳥が足元に。

身体が淡いグレー、顔がうっすら黄色っぽい。

「だめだよこんな近くに来ちゃ、私だから大丈夫だけどね」と話しかけても寄ってくる。

人間を恐れないハクセキレイさん。

しばらく私の周りをトコトコ歩き回って。

 

バズーカのオジサマ達がたむろしている場所には近寄らず、遠くから観察を続ける。

ハイタカはどこにいるのか不明。

 

あの子の鳴き声はするけど姿は見えない。

きっと藪の中に隠れているんだろう。

微かな気配は感じるので。

 

モズ男の撮影会

 

少し移動すると、別のバズーカさんが10人ほど視界に入る。

足音を消してそっと近づく。

 

 

飛び回るモズ雄がすぐに確認できた。

 

 

 

いやぁ、カッコイイ!

尾羽を左右にピコピコ動かしている。

 

 

 

実に凛々しい横顔。

水にダイブして獲物を飲み込んで、岩の上に載ったところ。

 

 

 

戻る場所がだいたい決まっているようで、高い木の上はさっきと同じ位置へ。

 

尾羽が今度はこちら側に動いた。

ヒタキ科は上下に尾を振るが、モズは左右に動かすんだよね。

猫が獲物を狙う時にやる仕草と似ている。

 

 

 

カメラ目線のモズ!(笑)

 

 

 

モズくん、あなた本当に凛々しいね。

 

バーダーが見守る中あっちに行ったりこっちに来たり。

私は少し歩きたくなったのでこの場所を離れる。

モズ男くんありがとう。

 

ここのオジサマは私の前を横切る時にちゃんと礼儀正しく一声かけてくれて嬉しかった。

ベテランバーダーさんから見たら、私なんてまだヒヨッコみたいな存在なのに。

 

バン若*ジョビ男*カワセミ*カイツブリ

 

藪が茂った場所でアオジを確認。

ところが、ちょうど団体のオバサマがワイワイ通りかかり逃げてしまった。

唯一撮影できたものはボケボケで掲載できず。

 

 

 

んん?

足が緑色の子はバンのはずだけど、嘴が赤くないよ?

 

 

 

調べたところどうやらバン若鳥らしい。

嘴や額板は赤色と黄色がほとんどなく体の色が赤褐色、成鳥になるに従って変化するようだ。

元気に育ってね。

 

 

 

おぉ、枝かぶりだけどジョビ男。

 

 

 

真下を確認するジョビ男。

何かいるのかな?

 

 

 

あーっ、綺麗なメタリックブルーはカワセミ。

横向きで獲物を狙ってる。

何度かダイブして小魚をくわえている姿を観察できた。

 

 

 

カイツブリは見つけてもすぐに潜水して姿が消える。

水中から上がってきた瞬間をパチリ。

 

 

 

可愛いスズメさんを撮って終了。

 

最後に

 

モズ男くんの登場で楽しい朝となった。

1/1のベニマシコお出ましは、元旦限定の大サービスだったのかもねぇ~!と思ったら笑いが込み上げてきたりして。

 

今冬は何度も通うからまた会おうね。

青空の下、楽しく元気に探鳥できること。

それだけで実にありがたい。

 

 

一度家に帰ってから、電車でヨドバシカメラ秋葉原店へ。

何十年も使っているオーブン電子レンジがいよいよダメになってきて…(粘れば辛うじてまだ動く時もあり)。

普通はそんなに使えないでしょ、長い間ありがとう!

昔みたいにオーブン調理はしなくなり単機能電子レンジで充分かなと。

 

こんな有意義な時間の使い方ができるのは、近場の探鳥地ならでは。

まだまだ見たい冬鳥がいるので遠征と交互にね。

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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