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晩秋の奥大日岳*小雪舞う雷鳥沢テント泊 2018/10/16(火)~17(水)

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今季のテント泊が流れてしまった立山エリア。

未だ登れていない憧れの峰。。。こちらはまた来年計画しよう。

そこで、今一番行きたい場所に行ってみることに。

 

<山行目的>

●晩秋の雷鳥沢キャンプ場で過ごす(メイン)
●奥大日岳から剱岳を眺めたい
●アルペンルートで富山から長野へ
●温泉を満喫しよう(夜と朝)
●黒部ダムカレー&黒部シフォンケーキは外せない (^^ゞ

 

往復のアクセス

 

[往路]

23:15 バスタ新宿より夜行バス

06:05 富山駅北口(4500円)

07:05 電鉄富山より富山地方鉄道本線

08:16 立山(1200円)

***アルペンルート始まり***

08:40 立山駅より立山ケーブルカー

08:47 美女平

08:53 美女平より立山高原バス(臨時便)

09:39 室堂

 

※富山地方鉄道はPASMO/Suicaは使えない
独自のえこまいか、パスカのみ

 

【立山黒部アルペンルート】

https://www.alpen-route.com/index.php

 

立山から扇沢までの通り抜け切符をネット予約

平日割WEBきっぷ(7480円)だと810円安くなる

但し、予約するのに手間がかかった

予約した翌日より使用可だが立山駅の専用窓口にて引き換えが必要

 

 

富山地方鉄道

 

 

[復路]

10:45 室堂より立山トンネルトロリーバス

10:51 大観峰

11:02 大観峰より立山RW

11:07 黒部平

11:10 黒部平より黒部ケーブルカー

11:14 黒部湖

11:14 黒部湖より徒歩

11:28 黒部ダム

11:35 黒部ダムより関電トンネルトロリーバス

11:46 扇沢

***アルペンルート終わり***

12:30 扇沢よりバス

12:58 信濃大町(1360円・現金のみ)

13:14 信濃大町より大糸線(発)

 

自己CT

 

[1日目]

09:58 室堂

10:11 みくりが池

10:14 みくりが池温泉

10:31 雷鳥荘 10:32

10:53 雷鳥沢キャンプ場 11:53

12:00 浄土橋

12:27 新室堂乗越 12:28

12:40 室堂乗越 12:41

13:12 2511mピーク

13:17 カガミ谷乗越 13:18

13:34 奥大日岳 13:36

13:48 奥大日岳三角点 13:53

14:03 奥大日岳

14:13 カガミ谷乗越

14:19 2511mピーク 14:20

14:44 室堂乗越 14:45

14:57 新室堂乗越

15:15 浄土橋

15:19 雷鳥沢キャンプ場

 

[2日目]

08:01 雷鳥沢キャンプ場

08:24 雷鳥荘

08:43 みくりが池温泉 09:58

09:59 みくりが池 10:00

10:10 室堂

 

初めての立山黒部アルペンルート

 

室堂直行の夜行バスでの訪問はあるが、アルペンルートに関しては正直ちんぷんかんぷん。

一体どこで何に乗るのか? (;^_^A

どうしても一度体験しておきたくて。

 

ケーブルカー

 

ザックの重さにバランスを崩し階段で尻餅。

「お客様、大丈夫ですか!?」(^^;

 

 

称名滝

 

高原バスからの称名滝。

運転手さんが撮影スポットで一時停止してくれる。

左側の一番前の席だったのでよく見えた。

 

色々な乗り物を何度も乗り継ぐため、時間に余裕を持たせた計画を心がけたい。

山の天気をチェックするとmountain forecast では1日目は晴れ間あり2日目“雪が降る”と出ている。

結果的にはぴったり予報通りだった。

 

ワクワクの雷鳥沢キャンプ場

 

 

室堂で立山の湧水を汲み、重いザックを背負って出発。

 

 

 

まん丸のシラタマノキやガンコウランに足を止める。

 

 

みくりが池

 

静かなみくりが池。

 

 

雷鳥沢キャンプ場

 

わ~雷鳥沢キャンプ場が見えてきた!

室堂から雷鳥荘まで約30分。

そこから約20分で雷鳥沢キャンプ場。

 

 

雷鳥沢キャンプ場管理棟

 

[雷鳥沢キャンプ場]

テント1人 500円、水場、水洗トイレあり。

水場はあるが室堂の湧水を汲んで行ったので使わなかった。

売店なし。

 

 

本日の宿

 

ワクワクしながら、ささっと設営。

 

 

鱒寿司

 

SAで購入した鱒寿司(押し出し式で手を汚さず食べられる)でランチ。

持参したBAKEのほうじ茶チーズタルトは期間限定。

ほうじ茶の香りがチーズとマッチする。

 

 

青空

 

おおっ!

トイレを済ませて小屋から出ると、なんと晴れてるじゃない!

テンションが上がりニヤニヤしながら奥大日岳に向かう。

 

 

 

あれっ橋がない!?

渡渉しなきゃならないかと思ったら、ちゃんと下に小さな橋があった。

ホッ。

 

 

ナナカマド

 

雷鳥が頭の上を飛んでった。

 

 

秋色

 

登ってきた道を振り返る。

うひょー!いいじゃない!

 

 

草紅葉

 

登山道の真ん中にデポした黄緑ザックがありびっくり。

黒いザックの単独男性とすれ違ったきり誰とも会っていないけど、帰り道そのザックは消えていて不思議に思う。

 

 

奥大日方面

 

ガスよ~~もう少しだけ待って。

 

 

剱岳

 

青空の下でガスから覗いた憧れの峰を拝むことができた。

 

 

 

奥大日岳に到着。

こちらは厳密には山頂ではなく三角点が設置された場所。

でもそんなにこだわりはない。

 

 

ナナカマド

 

帰りにはガスってきたけど、素敵なナナカマド。

 

 

チングルマ紅葉

 

チングルマの紅葉。

 

 

ツルリンドウ

 

こちらはツルリンドウ。

 

静かなテント泊の一夜

 

温泉に入ろうと雷鳥沢ヒュッテに向かったものの、結果的には入れず。

事前に雷鳥沢ヒュッテのHPで確認したら営業中になっており、テント受付のお兄さんにも入浴できると聞いていたが、夕方出かけると真っ暗で閉まっていた。

看板もなかったので早めに閉鎖したのかもしれない。

系列店のロッヂ立山連峰も同様。

せめてHPでお知らせして欲しかった。。。(-_-)

 

さんまご飯

 

そんなに寒くなく、外ベンチで夕食を作る。

さんまご飯とけんちん汁。

 

さんまは前夜焼いたもの。

大葉と韓国のりをトッピング。

にんべんつゆの素で味付け。

 

けんちん汁の野菜は真空パックの市販品、肉の代わりに厚切りベーコン。

時短のためインスタント味噌汁2袋を投入。

あー美味しかった!

 

☆翌朝☆

 

朝食

 

厚切りベーコン、つぶれた目玉焼き。

レタスとミニトマトを添える。

大好きなフルーツ&くるみパンにふわラテ。

 

 

撤収

 

名残惜しいけど、テント撤収して次の目的地へGo!

お世話になりました。

 

 

 

 

 

このような時を経て冬に向かって行くんだね。

季節の移ろいを感じる。

 

みくりが温泉で愉快な関西人との出会い

 

女湯は私が一番目だったようで片方の浴槽にはお湯が少しだけ。

身体を洗っていると女性2人が入ってきてかけ湯をした後、湯船に向かい「熱い!熱い!」と騒いでいる。

側に蛇口が見えたので教えてあげて蛇口を開き加水する。

 

まだ10㎝位しか溜まっていないが3人で湯船に浸かりながらお話を。

紅葉を見たくて兵庫からお車で観光に来たらしく立山ホテルに宿泊。

あいにくガスで何も見えないと嘆いている。

 

 

 

そこでふと「隣の湯船から熱い湯を入れればいいんじゃない!?」と気付き、洗面器を持ち3人でお湯を掻き出す。

「ありえへ~ん、ありえへ~ん」

「お客にこんなことさせるの、ありえへ~ん」思わず大爆笑! (σ≧▽≦)σ

「いえいえ、これもいい想い出でしょう」

 

行きたいと思ったら即行動に移す。

同じ匂いがしたので「天気が悪くても残念じゃないですよ。兵庫から運転して4人でやってきたんですから。定年になってからじゃなくて行きたい所は今行きましょう!」

帰り際、外に出て笑顔で手を振ってくれた。

明るくて楽しい関西人、ほんと好きだわ~~。

 

巨大な黒部シフォンケーキ

 

カフェりんどう

 

ホテル立山に着くとカフェりんどうに直行。

 

 

黒部シフォンケーキ

 

これこれ!お目当ての黒部シフォンケーキ。

立山の美味しい水で淹れたコーヒーとセットで1300円。

単品で注文するよりお得でオススメ。

 

ただし、あまりに大きいので2人でシェアするのもいいかも?

もちろん私はペロリと完食。(^^ゞ

満足満足。

 

 

 

ケーブルカーからの紅葉。

 

 

 

関電トンネルトロリーバス。

最後の年ギリギリに乗車できてよかった。

お疲れさまでした。(…と思っていたら後に再度乗ることになる、笑)

 

 

ダムカレー

 

あまりおなかは空いてなかったけど、扇沢にてダムカレー。

明らかに食べすぎ。(;^_^A

これでコンプリート!

 

大糸線でもほっこりなできごと

 

信濃大町から電車に乗る。

隣席の女性からいきなり「どこのお山に行ってきたの?」

このように話しかけられることが実に多い。

 

普通の観光客かと思い「立山でテント泊してきたんです」そこで一旦会話は終了。

彼女は立ち上がり、ドア上に張られている山の同定板をじっくり眺めている。

ふと手元を見ると蝶ヶ岳ヒュッテのカレンダーを大事そうに抱えていた。

 

「もしかして、山をやられていたんですか?」

「そうなのよ~やっていたのよ!」

そこから終点の松本までお友達を差し置いて会話が弾む。(^^;

 

 

百名山、二百名山、三百名山を60~70歳の10年間でやり遂げたこと。

「今はもう歳なので登れないけれどあなたはまだ若いから私の分まで山を楽しんでね」と言いながら、手作りの小さなてんとう虫のブローチをくださった。

とても75歳には見えないし、お綺麗で優しい笑顔が素敵な女性だった。

百名山も何も目指していないけれど、こんな女性になりたいと思う。

 

 

 

「あ!」大町温泉郷バス停にいた猫さん。

前にも会ったよね。

バスの車窓から慌ててパチリ。

 

最後に

 

特にテント泊は荷物が重く事前準備が大変だけれど、思いきって出かけてよかった。

たくさんの素敵な出会いが山行を更に想い出深いものにする。

ありがとうございます。(#^.^#)

 

 

 

 

[備忘録・就寝時ウェア]

ジオラインアンダー
220ウーリーズ
ibexウール長袖
ソフトシェル
薄手ダウン
インナー手袋
バラクラバ黒

毛混タイツ
薄手ロングパンツ
雨具パンツ
ウールソックス
像足

シュラフカバー(vibi)は使用せず

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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