晩秋のお山でテント泊するならどこがいいかな?
一番に思い浮かんだのは三条の湯。
温もりが恋しいこの時期、やはり温泉は外せないので七ッ石は却下。
4月にもここでゆるキャンをしたけれど、今回もあえて山頂は目指さず温泉でのんびりしたい。
そして下山後は、山の休憩所かゑるさんの猫たちにまた会えるかな?
往復のアクセス
[往路]
06:46 新宿よりホリデー快速おくたま1号 → 08:21 奥多摩
08:30 奥多摩よりバス(5分早く出発?) → 09:06 お祭りバス停
拝島駅にて車両の切り離しがあります
1~6号車は奥多摩、7~10号車は武蔵五日市、それぞれ行き先が異なるのでくれぐれもご注意ください!!
[復路]
11:47 留浦バス停よりバス → 12:28 奥多摩
13:14 奥多摩よりJR青梅線(9分遅延)
鴨沢バス停より留浦バス停から乗車するほうが、運行本数が少しだけ多いので要チェックです
【丹波山村役場・西東京バス時刻表】
https://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/access/bustime.html
自己CT
[1日目]
09:06 お祭りバス停
09:08 雲取山・飛竜山登山口
09:35 ゲート
10:05 塩沢橋
11:05 青岩谷橋
11:37 三条の湯テン場 12:04
12:10 三条の湯 12:14
12:18 三条の湯テン場
[2日目]
07:28 三条の湯テン場
07:57 青岩谷橋
08:46 塩沢橋
09:19 ゲート
09:47 雲取山・飛竜山登山口
09:58 所畑バス停
10:03 鴨沢西バス停
10:12 山の休憩所かゑる
大混雑時に困ることとは…
ホリデー快速おくたま1号が奥多摩駅に到着したのは8:21。
当初は8:13着の電車に乗るはずが、ちょうど山手線が工事のため運転見合わせ中で予定が狂ってしまう。
紅葉時期の週末で好天となれば、電車とバスの大混雑は避けられない。そこで女性が困るのはトイレ。
持参した登山届をポストに入れ、既に長蛇の列ができているバス停にそのまま並ぶ。
発車間近だったので仕方なくトイレは諦め、残り少ない席に座ることができた。
トイレに行けばもちろん席はないし最悪の場合バスが発車してしまう。
たった8分、されど8分。
確実に駅トイレに行きたければホリデー快速ではなく1本前の電車に乗ることをお勧めする。
結局、三条の湯まで我慢するはめに。。。
鴨沢バス停:トイレあり
お祭りバス停:トイレなし
大勢のハイカーが降車して皆さん準備をしているなか、私だけがスタスタと歩き出す。
実は、今日は死守したい目的があるのだ。
だってあの場所にテント張りたいんだもん!
まだ誰も追ってこないよ。
うわぁ~すっごい紅葉!
ここで数名のパーティさんに追いつき先行させて頂く。
水分摂らずに歩いてきてちょっとペースダウン。
歩きながら水分補給。
紅葉のパッチワークにほっこり。
お天気と紅葉のタイミングがバッチリで嬉しくなる。(#^^#)
ここまで来ればあと少し。
黄葉もまた美しい。
どこもかしこも素敵みち。
三条の湯テン場が見えた。
秋色に染まる三条の湯
三条の湯を見上げて。
なんと2時間半で着いちゃった(当社比)。
でも、張りたかった場所は既にテントが張られている。
そっか、土日は無理なんだ。平日なら空いてるかもねー。
4月にも張ったこの場所に決めた。
青空と紅葉サイコー♪ニヤニヤしてしまう。
こちらはカタバミ。スルーできない可愛さ。
切株ベンチでランチ中のヤマレコユーザーさんをお見かけし、ピンときたので思い切って声をかけてみる。
とても仲のよいカップルさん。
奇遇なことに4月の同日にもここでテントを張っていた。
素敵なテン場。
沢の側でさつまいもバウム、紅茶オーレ。
小屋を覗くと混雑している様子。
湯の華が舞うトロトロのお湯。
同じくピークは踏まずにテント泊という女性と湯船の中で話が弾んだ。
今日は男女に分かれているので、好きな時にいつでも入れるのが嬉しい。
次々とテントが張られ…。
13時頃には通常のテント場はほぼ埋まってしまい、あぶれたテン泊者がウロウロ。
普段は見かけない沢の向こう側にまでテントが並び、最終的には40張ほどになった。
夕方、また温泉へ。
トマトすき焼き、美味し!
牛肉を炒めて玉ねぎと長ねぎを加える。
肉に火が通ったら割りしたを入れる。
たまねぎがしんなりしたらミニトマトを投入しバジルをトッピング。
めんつゆを割りしたに変えたり煮崩れしやすいミニトマトは最後に入れるなど、本の通りではなく自分なりにアレンジしてみた。
お山でもこんな簡単に美味しいすき焼きが作れるなんて、げんさんよーこさんありがとうございます!
夜もいい感じ。
ひとつだけ残念だったのは、品のない話し方をする女性の大声がずっと聞こえていたこと。
大きな沢の音がなければ相当苦痛なレベル。仲間の人たちは何も感じないのか。。。??
耳栓代わりに好きな音楽を聴いて過ごす。
20時すぎは貸し切り、やった~。
お風呂からあがるとギターと笛の音色が。
チラリと小屋を覗いてみたら「ロミオとジュリエット」のテーマ曲を小屋番さんが奏でている。なんて素敵なんだろう。
【丹波山観光・三条の湯】
通年営業
テント1人 700円 + 入浴料 400円
https://www.taba-kan.co.jp/blank-9
<備忘録・就寝時>
ウール手袋、像足、雨具使用せず
入浴後は身体の芯から温まりダウンジャケットほぼ不要
大自然のおくりものに囲まれて
☆翌朝☆
シャウエッセン
目玉焼き
コーンポタージュスープ
フルーツとくるみのパン(タカキベーカリー)
カフェオレ
素敵なテン場よ、ありがとう!
昨日はここ(水場周辺)もテントでいっぱいだったが朝7時にはほとんど消えていた。
私はかゑるさんへ寄るだけなので、のんびりと7:28に撤収作業終了。
帰りはまた違う角度から楽しめる。
何とも素晴らしい深みのある色合い。
一切ヤラセなし(笑)
大自然のおくりもの。
路肩の落ち葉がこんなに美しいなんて。しあわせ。
何度も振り返って。
静かに心満たされる。
車道脇に咲くノコンギク。
ん?ビランジ系に似た小さいやつ。
<追記>ムシトリナデシコ
お、以前見たトラちゃんだ。
のそのそ…。
きゃっ、ヒメツルソバが群生してる。
山の休憩所かゑるさんにて
雲取山・飛竜山登山口より25分ほど歩くと…。
かゑるさん到着。
「こんにちは~」引き戸を開けるとアビーくんがお出迎え。
期間限定のかぼちゃプリンがある!
期間限定のかぼちゃプリンが絶品!これはいける。
七ッ石蒸しパンはないそうなのでチーズトーストを注文。
奥様が母猫の小池さんを連れてきてくださった。
でも、お外が気になるぅ。
お外に飛び出てひなたぼっこ。
大あくびの小池さんとマクちゃん。
「なでなでしてニャ」
マクちゃん美人だね。
「あたしだって普段は美人なのよ?」
マクちゃんは何かが気になる様子で。
ソワソワして落ち着かない。
鳴きながら家の裏側に行ってしまった。
毛繕いするピンクの舌が可愛い。
一瞬フリーズする小池さん。
※ここに登場する母猫小池さんは残念ながら2021年に亡くなりました。。。
つれづれノートなるものを発見!
何度も来てるのに知らなかったわ。(;^_^A
【山の休憩所かゑる】
0428-85-8505
営業時間7:00~18:00 火曜定休
Iさん、いつもありがとうございます!
留浦バス停へ移動。
★注意★留浦バス停のトイレは使用禁止(11/17時点)
一体誰だ、突破したのは? (゚Д゚;)
奥多摩は今日も快晴、小春日和♪
11/17限定というニジマス塩焼きに引き寄せられる。
1本500円は高いと思ったけど、せっかくなのでいただくことにした。
売場のオジサマが「もっと大きいのにしてあげるよ」と言って小さいニジマスを大きいのに替えてくださった。
知らない女性グループと一緒にかじっていると、テーブルに大根の煮物やウリのお漬物を「コレ食べる?特別だよ」と出してくださる。
親玉みたいなオジサマに「オイコラ、ちょっとそこで油売ってんじゃないよ!ニジマス売れよ(笑)」と散々の言われよう。
こちらのオジサマも負けじと応戦したりして大笑いしてしまった。(≧▽≦)
次回は来年5月とのこと。
いい日に来られてよかった。ごちそうさまでした。
奥多摩よいとこ、一度はおいで~どっこいしょ♫
最後に
例年より遅れ気味だった紅葉がちょうど見ごろとなっており、単調なはずの林道歩きがとても楽しかった。
また、4回も温泉に入ったお陰で身体はぽっかぽか、この時期のテント泊にしてはよく眠れた気がする。
テン泊者にも優しい三条の湯はテントデビューにもぜひオススメしたい。
素敵なテン場にいい温泉。やっぱり奥多摩はいいなぁ~。
個人的には、新しい職場環境で膨大なストレスが溜まってきていた。もちろん気が合うスタッフが多く楽しいことも多いのだけれど。
心身ともにほぐされて、またがんばろうと思える。
いリフレッシュになった。