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シキンカラマツを求めて*戸隠森林植物園 2024/8/4(日)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

シキンカラマツ(紫錦唐松)という植物をヤマレコで知り、花好きの私は居ても立っても居られない気持ちに。

キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で花姿がとても繊細。

おぼろげながら以前も調べた気がするが、開花場所が遠すぎて断念していたのかも。

今回は、確実に咲いている場所として戸隠森林植物園に訪れることにする。

【戸隠観光協会・戸隠森林植物園】

https://togakushi-21.jp/spot/365/

往復のアクセス

[往路]

06:34 上野よりはくたか551

08:03 長野

08:30 長野駅善光寺口⑦よりバス

09:36 森林植物園BS

[復路]

14:28 森林植物園BS

15:40 長野駅善光寺口

16:25 長野よりあさま626

初めての戸隠森林植物園

早朝の新幹線に乗って。

長野駅善光寺口。

戸隠・善光寺1日周遊きっぷ(3000円)をバス停近くの営業所にて購入。

【アルピコ交通・お得な切符】

https://www.alpico.co.jp/traffic/ticket/43/

早速、ツリフネソウが出迎えてくれた。

地味なのになぜか気になるウバユリ。

大好きなゲンノショウコちゃん。

むむ、これはハクサンフウロ?

ずいぶん小さいんだけど?

シラタマノキがもりもり。

ミゾソバ?

ママコノシリヌグイ?

ピンクの花穂が可愛いカライトソウ。

キツリフネもいるよ。

森の奥にマルバダケブキ。

コバギボウシがひっそりと。

極小のヌスビトハギ。

神秘の森*シキンカラマツ

歩き出してすぐお目当ての花を見つけるも、ほとんど枯れた状態の個体だった。

さらに歩を進めると。

おぉぉー!いたいた!!

シキンカラマツの花は既に終わりかけ。

それでも初めて見る花に大興奮。

ひとつひとつはとても小さい花。

こうやって種になっていくんだね。

まとまって咲いているのもある。

淡いピンクと黄色の対比が美しい。

まん丸の蕾はレンゲショウマの蕾に似ている。

下向きに垂れ下がって咲くさまもそっくり。

私の背丈を遥かに超える大株のシキンカラマツ。

とても花つきのいい株が別にあったけれど、数枚とも見事にブレてしまったため不掲載。

シキンカラマツはあちらこちらで見かけたので、ピークの時期はおそらく狂喜乱舞するだろうと思われる。

癒しの森林浴

山でなくても森の中は気持ちが安らぐ。

マイナスイオンを浴びながら快適な木道を歩いて。

本当に気持ちがいい~。

淡いピンクのジャコウソウ。

フシグロセンノウの周りを青い綺麗な蝶が舞っていた。

青っぽいトンボが目の前に。

面白い形のアズマレイジンソウ。

コオニユリをズーム。

野鳥の声もあちらこちらで聞こえた。

もう少し奥へ進んでみようか。

ところが途中で雨がパラパラ降ってきたので戻る。

ツキノワグマ生息地らしいけど、こんな所で熊に遭ったらもう逃げようがないな…。

12時すぎ、戸隠奥社前食堂なおすけさん。

お蕎麦も食べられるみたいでめちゃくちゃ混んでる。

【食べログ・戸隠奥社前食堂なおすけ】

https://tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20000534/

韃靼そばソフト(480円)は蕎麦の香りとコクが濃厚。

だったんそばは、普通の蕎麦に比べて苦みがあり栄養価が高いそうだ。

今度来る時はここでお蕎麦を食べるのもいいかも。

戸隠連峰はいつかチャレンジしたい。

路肩のノコギリソウ。

ネジバナはずいぶん色が濃い。

可愛くて大好き。

そばの実*とろろざるそば

15分ほど車道を歩いてお目当てのお蕎麦屋さんへ。

戸隠にはお蕎麦屋さんがたくさんあるけれど、車じゃないと行かれない場所も多い。

戸隠森林植物園から徒歩圏内ということでチョイスしたのはそばの実さん。

到着した時点で20グループ待ち。

でもね~、ここまで来て戸隠そばを食べずに帰るつもりは全くない。

【戸隠観光ナビ・そばの実】

長野市戸隠中社3510番25

https://togakushi.org/gourmet/sobanomi/

立派なオニヤンマが行ったり来たりしているのを眺めながら外ベンチで待つ。

ものすごいスピードで飛ぶから撮影はできなかったが。

週末ということもあり、次から次へと車が入ってくるからやはり人気店なのだろう。

そこへキャンピングカーでやってきた家族連れ。

若いお父さんが大きな扇風機に留まったオニヤンマを捕まえて、子供に持ってこさせた虫かごに閉じ込めるところを間近で目撃。

あ~あ。。。

そりゃ、子供は大喜びでしょうけど。

さきほどまで元気に飛び回っていたオニヤンマが、短い一生を狭い虫かごの中で終えるのかと思うと気の毒で仕方がなかった。

50分ほど待ってようやく入店。

ひとつだけ席が空いたところに案内されたので、グループよりも早かった様子。

店内の落ち着いた雰囲気とスタッフさんの応対が素晴らしい。

とろろざるそば(1400円)を注文。

蕎麦の香りが強くコシがあって大変美味しかった。

長時間待った甲斐があったというもの。

戸隠ならきっとどこのお店も美味しいと思うけれどね。

そばの実さんの駐車場は14時近くなっても激混み。

路肩のオカトラノオ。

この後バスで長野駅へ。

最後に

お花好きの人にとっては一度は行ってみたい戸隠森林植物園。

もうひとつの花はすっかり存在を忘れて帰宅してしまったし、フレッシュな状態のシキンカラマツを見に再訪したい気持ちはある。

ただし、夏場はブヨが多いことは私にとって恐怖でしかない。

事前にブヨ情報をチェックしていたので、長袖長ズボンでしっかりガードしていたつもりが。

花を撮る時は必ず何秒か静止するのでその時だと思う。

どこから入ったのかお腹のあたりを刺されてしまい、しつこい痒みが収まらなかっただけでなく、やがてトビヒみたいになって何箇所か水泡ができる始末。

すぐに皮膚科に行けばよかったと後悔。

その頃はもうお盆時期で皮膚科がやっておらず我慢するしかなかった。

痒みが収まってからも虫刺されの赤い傷がいつまでも消えず、数ヶ月経った今でもうっすらと残っている。

ブヨに弱い私でもここまで痒みと傷跡が酷くなったことはないから。

戸隠のブヨ恐るべし!

そんなこんなで気持ちが萎えてしまい、シキンカラマツの記事を書く気が失せて大幅に遅れたこと(実際のアップは翌年1月)をお詫びいたします。

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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