寒い日が続くものの暦上では立春となり、そろそろセツブンソウが咲き出す季節。
ふかや緑の王国のタイムリーなレコを拝見して深谷行きを決断。
そして、帰りには必ず寄ろうと決めていたお店のランチも。
往復のアクセス
[往路]
09:44 JR快速アーバンにて深谷
10:10 深谷駅北口よりバス(310円)
10:43 南大谷BS
[復路]
12:41 南大谷BSよりバス
13:10 深谷駅北口
モダンな深谷駅から畑の中へ
初めて降りる深谷駅にワクワク。

おぉっ、ずいぶん素敵な駅じゃない?
まるで東京駅みたいだな~と思ったら、丸の内の赤レンガ駅舎をモチーフに改装した駅なんだって。
ミニ東京駅とも呼ばれ鉄道ファンにはかなり人気らしい。
今をときめく渋沢栄一の故郷でもあるそうだ。

南大谷BSで降車してから位置を特定するのに少々手こずった。
ちなみにバス停近くにセブンがある。
深谷駅方面へ戻るように車道を歩くが、HPに記載されている徒歩5分では着かないと思われ。

いつものごとく道迷い中…(笑)。
少々行き過ぎたみたい。
人っ子一人いないから誰にも聞くことができず、造園会社の前を通り過ぎて。

淡いピンクは侘助かな?
椿の中でも小さくて控えめなこの品種が大好き。
冬の花を愛でながら
造園会社、飼料工場、畑の横をテクテク。

お~、なんとか辿り着いた。
南大谷BSからふかや緑の王国の正門まで徒歩10分ほど。
南門なら5分で着くのかも。
開園は9時から。
【ふかや緑の王国】
https://www.city.fukaya.saitama.jp/greenkingdom/index.html

セツブンソウを探していたら赤いマンサクが目の前に。

椿が青空に映える。

終盤を迎えたソシンロウバイ。

獲物を探すダイサギ。
せせらぎ通りの道が素敵。

ある一画にスノードロップがいっぱい。

うつむいて咲く姿がしおらしい。

こちらはハクモクレンの蕾。

バイオレットなんとか。

ししおどしがコーンと音を立てる。
仕組みはわかっているのに竹が傾くまで見届けてしまう。

なんか白い花が咲いてる。

隣には黄色い子も。
どうやら水仙の原種らしい。

早咲きの紅梅がほころび始めた。

ヤブランの黒い実。
萎れていてもスルーできない。

目を引くリュウキンカ。

あっ、これはキバナセツブンソウの蕾だよね。
春を告げる花セツブンソウ
さて、お待ちかねの花はどこかな~?
咲いている場所がわからず少しだけウロウロ。

あーーっ、見つけた!!
ちょうど陽が陰ってしまったけど心の中で大喜び。
寒くても土の中でしっかり生きていたんだね。

開花したてのフレッシュな子をズーム。
花弁に見える白いのは萼片で黄色い部分が本来の花。

うわー!!
やっぱり太陽の光は偉大だね。

セツブンソウは撮影が難しい花でもある。
わんさか咲いている雰囲気はなんとなく伝わるかな。

枯葉の間から茎を伸ばしてお目覚め。


可愛い横顔。

蕾もあったのでまだ楽しめそう。

最後にもう一度パチリ。
葉っぱの小舟に乗っているみたい。
今日、来てよかったわ。
ヤマレコユーザーさんのおかげです。
過去に何度か計画はしたものの、少々不便なアクセス面から諦めかけていた。

そこかしこにテーブルやベンチがあっていい雰囲気。
時間に余裕があればもう少し滞在したかったなぁ。
2時間なんてあっという間。

帰り道で見かけたオレンジの実。
すずき食堂*温玉のせ!チャーシュー丼
お次の目的地は深谷駅から徒歩5分弱。


つばき橋を渡ってすぐ。
レンガが素敵ね。

すっごく楽しみにしていたすずき食堂さん。
ここでいいのよねと看板を確認してから入店。
【食べログ・すずき食堂】
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110503/11052475/

わかりやすくて可愛いメニュー表。
奥様ワンオペのようだけれど、落ち着いていらしてとても感じがいい。

温玉のせ!チャーシュー丼(880円)を注文。
副菜がサラダ、カリフラワーの和え物、白菜のスープ、ヨーグルトってすごくない?
野菜が多めでしかも美味しい。

トロトロの玉子、チャーシューは甘めの味付けで柔らかい。
めちゃくちゃ美味しかった!!

しかも、食後に飲み物(コーヒー、紅茶選べる)と一口カステラ。
これ全部で880円なんて申し訳ないくらいのお値段。
帰り際に長ねぎのお土産までいただきありがとうございます。
深谷に来たらすずき食堂さんは外せないなー。
ごちそうさまでした!
最後に
知らない場所への好奇心と花への想い。
可憐なセツブンソウを愛でた後、ご当地の美味しいランチをいただく。
ひとつひとつはほんの小さなこと。
親世代のみならず、同級生が亡くなったりする年代にさしかかった。
穏やかな一日の積み重ねがどんなに大切かということを最近つくづく感じて。
自分が少しずつやってきたことの答え合わせがこの本でできた気がする。
『ありがとうの魔法』 著:小林正観