午前は曇り、午後から晴れという天気予報の今日。
多摩方面に行くには時間が遅すぎるけれど。
そういえば、気になっていたバードウォッチングスポットがあったっけ。
東京から近い千葉県松戸市のふれあい松戸川へ行ってみよう!
往復のアクセス・トイレ
[往路・復路]
常磐線にて松戸
松戸駅西口より徒歩約13分で青い水門
【松戸市HP・ふれあい松戸川】
<トイレ>
公衆トイレ(土手の上)
菜の花*メジロ*ヒヨ*ツグミ
松戸駅西口を出てのんびり歩く。
美しいハナニラに思わず立ち止まる。
金平糖のようなピンクはヒメツルソバ。
小さな橋を渡り、小鳥の鳴き声につられ川沿いの小径へ。
対岸にある高い木の上なのでズームが限界。
なんと声の主はメジロ。
いつも地鳴きばかり聞いていたから意外な感じ。
この直後に飛び立ってしまったメジロさん、綺麗なさえずりをありがとう。
土手の手前に咲いている菜の花。
うひょー!
土手のこちら側も菜の花が満開だよ。
しかも、予報より早く晴れ間が広がって。
青い水門からスタート。
江戸川河川敷の左岸エリア。
大声で騒いでいるのはヒヨドリさん。
グレーと茶のシックな装い。
白い桜がもう咲いている。
あまりに美しくてうっとり。
ツグミさんがバサバサッ。
カワセミのカップル*アオジ*ムクドリ
さきほどから複数のカワセミの鳴き声が飛び交っている。
藪が茂っているので撮影はできず。
川沿いへ下りられる場所があったので、大木の根元に座って観察することに。
なんだか落ち着くなぁ~。
「ピピピピピピーーーッ」という鳴き声と共に青い鳥が飛んできた。
この子はカワセミ雌。
手持ち撮影なのでブレるブレる。。。
こちらは雄だね。
鳴きながら何度も往復して。
枝かぶりのこの子は雌。
またまた、カワセミの追いかけっこを見ることができた。
鳥さん達が川の水を飲んでいるので、私も水分補給(笑)。
茂みの中に動くものがあり、見ていたら飛び出したのはアオジさん。
私のために向きを変えてくれたみたい。
ありがとね。
あたり一面、菜の花畑になってる。
このビタミンカラー見てるだけでもしあわせ。
菜の花畑の中でお昼寝してる人もいた。
ぽかぽか陽気で気持ちいい。
土手の上に白うさぎマークの公衆トイレを発見。
まぁまぁキレイ。
公園ではないのにトイレがあるのはポイント高い。
安心して出かけられる。
左側の茂みから「チッチッ」という鳴き声は聞こえるものの、鳥の姿は見えず。
カモさん達が陸に上がってお食事中。
ムクドリさんも元気いっぱい。
ベニマシコ雌*トラ柄のキジ雌
いかにもあの子がいそうな場所があったので、立ち止まって観察していると。
「フィッホ」「フィッホ」
えーーっ、この声は。
やっぱりいるの!?
茂みの中にチラリと見えたのは、確かにベニマシコ雌。
まさかのベニマシコ!!
植物の種をもぐもぐと食べているところを確認。
ブレブレで掲載できない画像には、横顔がぼんやりと写っていた。
松戸でベニマシコが見られるなんて思ってもいなかった。
本当に今日来てよかったわ。
茂みの中でガサガサ歩いているトラ柄の鳥を見つけ、暫し観察。
保護色になって殆ど見えないため、進行方向を見極めそーっと先回りして待つことにする。
これは茂みから出てきたところ。
タシギに似てるけど嘴が短いし、ウズラとは顔が違う。
もちろんトラツグミでもない。
根気よく調べたところ、キジの雌であることが判明。
はぁー、名前がわかってすっきりした。
無防備にも、人間用の遊歩道を歩いて行っちゃった。
またね~。
土手で鳴くイケメンのヒバリ
岩看板の所まで歩いてきた。
例の「ピーチクパーチク」が聞こえ、立ち止まって土手の草むらを観察。
先日みかも山公園に行く途中、ヒバリさんに会えたので姿は覚えている。
髪の毛立ててるイケメンさん。
カッコいいね。
ここから引き返し、スタート地点へ戻る。
ルートを少しだけ変えて松戸駅へ。
最後に
ふれあい松戸川は野鳥観察の穴場スポットだと思う。
都心からのアクセスがよく駅から近いのに、野鳥に適した自然環境となっている。
たった2時間半ほど歩き回ってこんなに楽しめるってすごい。
鳥が多く人が少ないって最高!
バーダーよりも釣り人(5~6人)が多かった印象。
あとは散歩してる人が少々。
わざわざ神奈川の奥地へ出かけなくても、松戸にベニマシコがいたことは驚き。
野鳥なのでいつもいるとは限らないし、タイミングもあるだろう。
そろそろ繫殖地へ帰ってしまうベニマシコ。
でも、ここで越冬していることがわかっただけでも嬉しい。
気軽に行けるお気に入りの場所がだんだん増えてきた。
また逢いにくるからね!
*気軽な野鳥撮影に最適なPowerShot SX70 HS*