今年最後の宿泊登山をしようと確保しておいた2連休。
以前のように山を渇望する気持ちが湧かず、雪山からも遠ざかっている。
コロナ禍になってから私達を取り巻く環境は一変してしまったように思う。
12月は晴天率が高く、山じゃなくてもどこかに出かけたい気分。
そろそろ早戸川林道の野鳥に会いに行こうか。
往復のアクセス
［往路］
07：27 小田急小田原線にて本厚木
07：40 本厚木駅北口⑤よりバス
08：36 宮ヶ瀬BS
［復路］
12：50 宮ヶ瀬BSよりバス
13：40 本厚木駅
13：55 本厚木より小田急小田原線
序盤でベニマシコ＊ジョビ男
本厚木からバスに乗り、終点の宮ヶ瀬へは1時間弱。
降車したのは5名ほど。
ゲートが閉まっててホッとした。
年末だからダンプは来ないみたい。
また会えたソヨゴの実。
微かな鳴き声に立ち止まると藪の中にベニマシコ！
手前の植物にピントが合ってしまいボケボケ。
でも、歩き出してすぐベニっ子に出会えるなんてね。
あ、ジョビ男も出てきた。
頭上には大好物のツルウメモドキ。
どうしても赤い実が気になるのは、前世が鳥だったから？
虹の大橋。
汁垂隧道に差し掛かる。
今日は圧倒的に人が少ない。
お食事に夢中のベニマシコ雌
野鳥の声に耳を澄ませながら歩いていく。
前方に数名のバーダーさんが見えたので、足音を立てずに近寄ったところ。
おぉぉ！またまたベニマシコ。
ベージュ色の雌。
枯れた植物を引きちぎっては、ムシャムシャ。
パクッ、モグモグ。
食べることに夢中なベニマシコ。
人間が見ていようが一切お構いなし。
ベニマシコ雌の優しい横顔。
明るいベージュ色が素敵ね。
この辺りはベニにとってご馳走の宝庫なんだろう。
枝に留まるルリビタキ雌
湖面を見ながらテクテク。
カワウが羽を乾かしてる？
「ヒッヒッヒッ」
鳴き声が聞こえたので立ち止まって様子を窺う。
脇腹がオレンジ色の野鳥はルリちゃん。
ガードレール側の枝に飛んだ。
まん丸で可愛いね。
なんとなく表情が幼く見える。
ルリビタキ雌もしくはルリ若雄。
ジョビ男が遊んでくれた
先ほどベニっ子を一緒に撮影したバズーカさんが、後ろから追いついてきた。
その男性が無言でゼスチャーした先にはジョビ男がいた。
教えてくださってありがとうございます。
私の様子を窺いながら、結構近くまで寄ってきてくれたジョビ男。
ところが全ての画像にピントが合っておらずガックリ。
ジョウビタキは雄雌とも、まぁまぁフレンドリーな野鳥だと思う。
あれはカンムリカイツブリ？
今日の早戸川林道は人がまばらで静か。
金沢橋にやっと辿り着いた。
今日はここまで色々と嬉しい足止めを食らったので。
ん？
あれってカンムリカイツブリ？？
もっとちゃんと撮っておくんだった。
突然、エナガ軍団がやってきた。
忍者のように動きが速くシャッターチャンスがつかめない。
ルリビタキの声が聞こえて暫く観察するも、姿を捉えることはできず。
この少し先まで行ってUターン。
帰り道でまたベニっ子に会う
道を引き返したところで、10名くらいのバズーカ軍団が。
男性バーダーさんによると3羽いたらしいが、私が見たのは1羽だけ。
藪の上のほうにいるため遠すぎる。。。
お食事中のベニ雌。
またもやピント合ってないけど。
今日は雄を見かけなかったねー。
ふわふわのボタンヅル。
「ベニ、ルリ、ジョビ～♪」と口ずさんでしまうほど嬉しい。
宮ヶ瀬園地。
ライトアップの準備が行われている。
最後に
電車とバスを乗り継いて行かなければならないので少し遠いけれど。
ベニマシコ、ルリビタキ、ジョウビタキに立て続けに出会えた。
やはり期待を裏切らない早戸川林道。
未だ見たことのないミヤマホオジロに会いたいなぁ。
