都内にてベンケイヤマガラの目撃情報があった。
2023年末のことなので諦めていたが、なんと今年に入ってからも見た人がいる。
そうとなったらダメ元で行ってみるしかない。
しばらくご無沙汰していた水元公園へ。
往復のアクセス
[往路・復路]
JR常磐線各駅停車にて金町
金町駅北口より徒歩約20分(半田小学校経由の道)
冬季にはバスはありません
3~11月の土日祝日のみ運行
【水元公園】
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
出典:水元公園 園内マップ
初アトリ!
どこから見て周ろうかと考えながら、とりあえず観察窓①へ向かう。
何やら騒がしいので立ち止まると。
あれはアトリだよね。
やった!初アトリ!!
何となく淡い色合いと優しい表情。
この子はアトリ雌?
嘴にめいっぱい種子を詰め込んでる。
みんなで仲よくアキニレの種子をモグモグ。
見ていて飽きないアトリのお食事風景。
「朝しか来ないんだよ」とオジサマ同士が話しているのを聞き、少しだけ早起きした甲斐があったわと心の中でガッツポーズ。
ヒドリガモがスーイ。
風は冷たく空気が澄んでいる。
まだ見ぬ野鳥はどこにいるんだろ。
冬の風物詩。
スイセンの横顔をパチリ。
涼亭に咲く花
こちら側まで結構距離があるけれど、ピンポイントで押さえておきたい場所を回る。
いつもの場所にいつものソシンロウバイ。
紅梅も青空に向かって開花。
涼亭は月曜定休日で閉まっている。
天丼美味しかったなぁ。
ガマ田の藪にベニマシコはおらずアカゲラさんがいた。
辛うじて白黒模様が見える程度。
リュウキュウサンショウクイ現る
何のあてもないけれど、ただ気が向くほうへ歩いて。
高い枝から地上に降りたのはツグミさん。
冬枯れのメタセコイア並木。
森へ足を踏み入れると前方にバーダーさん達の姿が。
そしてすぐに会えたリュウキュウサンショウクイ。
うわ、いきなりのカメラ目線。
以前、都内の公園で見かけた時はもっと距離が離れていたような。
今日は枝被りでもこんな近くで見ることができて感激!
数枚撮影したものの殆どがブレブレ。
この直後に別の枝へ飛んで行っちゃった。
いや、でも会えてよかったよ。
白っぽい実がたくさん落ちていたので見上げると、10羽以上のヒヨ軍団が大騒ぎ。
飛びながら啄ばんでまた飛んでの繰り返し。
まさかのベンケイヤマガラ
園内をグルグル歩き回っても収穫なし。
やっぱり今日はいないのかな。。。
それでも諦めきれずに再度森へ。
前方に3名くらいのバズーカさんが待機している。
ん?何かいるのかな?と足音を消して近づいたらヤマちゃん。
この子すっごくキュートじゃない?
そこへ、ひょっこり現れたのは。
ん?さっきのヤマちゃんとは雰囲気違うよね。
ええっ!まさかのベンケイヤマガラ!?
白っぽい実を咥えて。
うわぁー--、ウソでしょっ。
ベンケイヤマガラ!!
「もうないの?」とでも言っているような顔で小首をかしげて。
可愛いベンケイヤマガラさん。
ほんの一瞬の出会いをありがとう♥♥♥
まさか会えるとは思ってなかったから天にも昇る気持ち。
…というより放心状態に近いか(笑)。
絶妙なタイミングで会えたと感じる。
ペアのカワセミ
小川の側に佇む別のバーダー。
この場所はカワセミ狙いだとすぐにわかった。
綺麗なブルーのカワセミ雌。
こちらの子はカワセミ雄。
近くにいたからペアの可能性あり。
ガマ田の中を通っていると白いタンポポ発見。
またまたツグミちゃんに会った。
ずいぶんいい表情をしているね。
キンクロハジロのようだけど違う?
すいすい進んではいきなり潜って姿を消すカイツブリ。
ビーフカレー*松屋
男性の同僚が教えてくれたオススメの一品。
トークがめちゃくちゃ上手いもんだから、話を聞いた当日の仕事帰りに家族を誘って行ってみた。
普段はいつも自炊なので松屋に入ること自体ないし、そもそも松屋でカレーは選択しないだろう。
その同僚いわく「世界一のカレー」とのこと。
私が作った夕飯を素直に「美味しい」とは言わない家族が、「これはウマイ」と言ったほどの絶品ビーフカレー。
そこからドハマリして出かけた先々で松屋を検索するようになってしまった(笑)。
本日のビーフカレー(580円)は松屋金町店にて。
具はないに等しいが、煮込まれた牛肉がホロホロとちぎれてスプーンから垂れ下がるあの感じ。
スパイスの利いたビーフカレーは580円とは思えない旨さ。
ただし1000円超えの山小屋こだわりカレーとは比べちゃいけない。
この値段でこの味が出せるのか?ってとこがミソだわよ。
調べてみたところ松屋の創業者が大のカレー好きらしい。
最後に
思いがけなくリュウキュウサンショウクイを見て、更にベンケイヤマガラに出会えたのはラッキーとしか言いようがない。
野鳥ブログでもどこにいるかは伏せられており、当てずっぽうで歩いていたらタイミングよく見ることができた。
ただし、ベンケイヤマガラについてはカメラマンの一人が餌付けしているのを見てしまい。
「ああ、だからこんなに長く水元に滞在してるのか…」と一気に興ざめしその場を離れた。
珍鳥と餌付け問題はバーダーにとって永遠の課題かもしれない。