旅立ちまえの冬鳥*のぎ水辺の楽校*渡良瀬遊水地 2022/3/21(月)

そろそろ冬鳥とお別れの季節。

渡良瀬遊水地に隣接する探鳥地の存在をネットで知った。

栃木県下都賀郡野木町にある“のぎ水辺の楽校(のぎみずべのがっこう)”というところ。

初めての場所に興味津々、早速出かけてみることに。

 

往復のアクセス

 

[往路]

08:44 JR東北本線にて野木

08:53 野木駅西口より徒歩約45分

09:40 のぎ水辺の楽校

※花や鳥を観賞しながらのんびり歩行

 

[復路]

14:40 谷中湖中央エントランスより徒歩約13分

14:53 柳生駅

14:55 柳生より東武日光線

※途中で三県境に寄って早歩き

 

 

【野木町役場・のぎ水辺の楽校】

https://www.town.nogi.lg.jp/page/page000191.html

 

春らんまん

 

野木駅からのんびり歩き出す。

 

 

最初に会えたのはシジュウカラ。

せっかくのカメラ目線なのに枝かぶり。

 

 

ホトケノザ

 

いつもスルーできないホトケノザ。

 

 

 

路肩のスノーフレーク。

 

 

 

桜が満開。

 

 

 

畑の菜の花もスルーできない。

 

 

白花ジンチョウゲ

 

白いジンチョウゲが素敵。

ピンク系よりこちらが好み。

 

 

 

鳥の気配がして立ち止まる。

あらっ、ツグミさんまだいたの!

 

 

 

大輪の水仙がこれまた美しい。

 

のぎ水辺の楽校

 

グーグルマップに誘導してもらい無事到着。

 

 

のぎ水辺の楽校は、葦原が茂っていかにも野鳥がいそうな場所。

近くの茂みから「チッチッ」

奥のほうでは「フィッフォ、フィッフォ」とベニマシコの鳴き声がする。

うわぁー、ベニちゃんもまだいるんだね。

でも遠すぎて撮影はかなり無理っぽい。。。

 

 

 

ピンクの桜をアップで。

 

 

 

枝が揺れてシジュウカラ登場。

キリッと端正な顔つき。

 

 

 

こんな木道があって歩きやすい。

 

 

ホタルの一生

 

夏にはホタルが見られるようだ。

「ホタルは卵の時も、幼虫の時も、さなぎの時も一生光り続けます」

えっ、そうなの?今まで知らなかった!

 

 

 

これは花桃かな。

 

 

 

私の近くを歩き回っていたツグミン。

嘴に何か咥えてる。

 

 

 

あっ、ジョビ子!

会えてよかった。

嬉しくてニヤニヤしちゃう。

 

 

 

ジョビ子の後姿。

気をつけてシベリアに帰ってね~。

 

 

カキドオシ

 

カキドオシの花弁に白い毛が。

ここで虫を捕るのかな。

 

林の中でウグイスのさえずりが響き渡る。

でも、一向に出てこない。

 

 

 

ホタルの池をぐるっと一周して、桜の木まで戻ってきた。

ここから渡良瀬遊水地(野渡橋)方面へ。

 

 

 

私好みの人が少ない探鳥エリア。

小さな川の流れる雰囲気が、ふれあい松戸川に少し似ている。

 

 

 

ペアのカワセミがすぐ近くにいたのに、逃げられてしまった。

ウグイスは相変わらずさえずりのみ。

ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、エナガの声も聞こえたが撮影叶わず。

 

 

 

こちらはチュウサギか?

 

 

 

満福寺近くの畑にいたハクセキレイ。

境内の桜を確認しに行ったら、色づいた蕾が遠くに見えた。

数日後には咲きそうな気配。

 

 

 

野渡橋までの道。

う~ん、いい感じ。

 

野渡橋付近でアオジ*ホオジロ*ジョビ子

 

渡良瀬遊水地エリアに突入。

野木駅からテクテク歩いてやっとここまで。

 

 

野渡橋(のわたばし)を渡る。

右が思川(おもいがわ)、左の渡良瀬川とここで合流するようだ。

この辺りの雰囲気がとても素敵。

 

 

 

野渡橋付近にて。

お、黄色い子がいる。

マヒワくんよね?

 

<追記訂正>アオジ雄

頭がGIカットではないからおかしいと思いつつも、木の上にいたので…。

そりゃ~アオジだって、たまには枝に止まりたいでしょ?(笑)

 

 

 

こちらは黄色が薄いからマヒワ雌?

<追記訂正>アオジ雌

 

●マヒワは団体行動、アオジは単独

●マヒワは木の上、アオジは地面

●マヒワの足は黒、アオジは赤っぽい

 

 

 

 

ホオジロ雄さん。

雌も見かけたけれど撮れなかった。

 

 

 

アオジ、ホオジロと一緒にジョビ子も。

みんなありがとね~。

冬鳥を撮影できたのはここまで(笑)。

 

 

 

ウグイスが近くで鳴いてのどかな雰囲気。

オオイヌノフグリの前で待つが姿は見えない。

あと、キョロキョロリーみたいな声も聞こえた。

 

 

野渡橋付近

 

やっと中間地点か。

まだまだ歩く。

 

 

 

日光の山々がドーンと。

男体山と大真名子山。

 

 

 

山頂に雲がかかった日光白根山。

 

土手を下りたところでヒバリの声。

空高く舞い上がりながらピーチクパーチクやっている。

 

3月上旬に葦焼きされて辺り一面焼け野原。

残った葦の茂みからウグイスの拙いさえずりも。

自信なさそうなくぐもった声で、発声練習をしているように何度も鳴いて可愛かった。

 

マラソン大会?…しまった!

 

東谷中橋に近づくと何やら騒がしい。

Tシャツとショートパンツ姿で走るランナーが大勢。

 

 

マラソン大会をやっているからか、それとも季節の変わり目だからか。

渡良瀬遊水地に入ると一気に野鳥が消えた。

清々しい気候なのに、鳥見気分が萎えてしまって写真なし。

 

 

 

電電神社跡を通って谷中村役場跡へ。

以前見かけたベニやジョビはご不在。

大声を張り上げていたのはカラスだけ。

 

数時間も飲まず食わずで歩いてしまい、さすがに疲れた~。

ここで一休みしよう。

 

 

 

 

筑波山が見える。

 

 

 

コブシの花。

 

 

 

谷中湖の中心部、中の島の野鳥観察台。

前回ここを通らなかったので来てみた。

マラソン大会の拠点があり、大音量の音楽とマイクの声がやけにうるさくて耳障り。

当然ながら野鳥はいない。

 

 

 

下宮橋を渡り、中央エントランス近くにて「ケーーンケーーン」とやや濁った声で鳴きながら飛んでいったキジ雄。

あ~あ、またシャッターチャンス逃したよ。

土手の菜の花が青空に映える。

 

三県境

 

柳生駅への途中でちょっと寄り道。

 

 

初めて来た三県境。

10人以上の観光客がいて、写り込まないよう気をつけた。

 

 

 

民家の梅。

柳生駅までの最短の道を歩く。

14:55の電車にギリギリ間に合いそう。

 

最後に

 

のぎ水辺の楽校周辺は野鳥がとても多い印象。

特に、野木町煉瓦窯へ続く川沿いの道は野鳥パラダイス。

すごーく気に入った!

隠れ家となる藪が豊富なので姿も見えにくいけれど。

また、野渡橋付近は静かでいい雰囲気だったので冬に再訪したいと思う。

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
\ Follow me /
RELATED POST