ニッコウキスゲが見頃という情報を得て長野県南佐久郡南牧村の飯盛山へ。
名前を何度か聞いたことがある程度の山だけど、何やらニッコウキスゲが凄いらしい。
車がなくても駅から徒歩で山へアクセスできるのは本当に助かる。
下山後グルメを考慮して野辺山駅から清里駅へのルートに決定。
今年は個人的に清里周辺がマイブームか。
往復のアクセス
[往路]
08:25 立川よりあずさ5号
09:53 小淵沢
10:07 小淵沢より小海線
10:40 野辺山
[復路]
16:53 清里より小海線
18:34 佐久平
18:47 佐久平よりはくたか572号
自己CT
10:45 野辺山駅
11:19 平沢峠入口 11:20
11:37 平沢峠登山口(駐車場) 11:38
11:52 宮司の滝分岐
12:13 飯盛山、平沢山分岐
12:20 平沢山入口
12:27 大盛山分岐
12:34 大盛山 12:50
12:55 飯盛山 13:20
**再度、大盛山へ**
13:46 平沢登山口分岐
14:15 ゲート、東屋 14:17
14:47 清里駅まで2㎞地点
14:50 飯盛山最短コース南登山口
15:20 萌木の村LOCK
野辺山の花
小淵沢の改札で運賃清算してから小海線ホームへ。
降車する野辺山駅はPASMO/Suicaが使えるのでタッチして入場。
雲優勢だけど青空も。
JR線最最駅野辺山(1345m)の表記あり。
野辺山駅に下りたのは初めて。
駅前にヤマオダマキが咲いてる!
標高が高いからだよね。
あっ、これは。。。?
イチリンソウに似てるけど花期が違う。
葉の形がヤブレガサみたい。
調べてみたところ園芸種のアネモネ・カナデンシスという花と判明。
北米原の帰化植物で頑強らしい。
そういえば、三ツ峠山の帰りに河口湖駅近くで見た花もこれだった気がする。
半日影の場所でひっそりと咲いていた白い花。
モミジみたいな葉っぱのシモツケソウ。
ムラサキツユクサがどっさり。
清楚な純白の子も素敵。
こちらは、ほんのり薄紫。
路肩に咲く花に立ち止まっては大騒ぎ。
踏切の向こうにこげ茶の強面猫さんが。
私を一瞥してそのままトコトコ。
あたり一面のレタス畑。
変な形のダンプカー(口を開けた箱が斜めについている)が砂埃をたてて行き交う。
おぉぉ、こちらにも白い花(アネモネ・カナデンシス)の群生が~。
さっきのよりすごい!
釣鐘状にぶら下がる薄紫の花。
これも気化植物っぽいなぁ。
飯盛山登山口への入口。
平沢峠駐車場まで徒歩15分だって。
あれはエナガちゃんかな。
平沢峠の楽々ハイキング
刈払いされた草むらをゆるゆる歩いていくと。
飯盛山登山口。
実は、ここへ着くまでの間もニッコウキスゲがちらほら見られた。
看板の反対側が平沢峠駐車場。
ほぼ満車に近い。
野辺山高原 平沢峠(1450m)の道標。
早速フレッシュなニッコウキスゲがご登場。
こちらはシモツケね。
野辺山駅周辺で見たピンクの花とそっくりだけど葉が違う。
振り返ると八ヶ岳方面。
宮司の滝分岐。
北岳方面。
お、右手にチラリと見えるのが飯盛山。
「ヤッホー」「ヤッホー」というかけ声は学校登山だろう。
この細い道がとっても気持ちのいいハイキング道なのよ。
ヤマツツジの咲き残り。
いつも可愛いウツギちゃん。
ウツボグサ3兄弟。
ニガナが微笑む。
地味だけど気になるオオヤマフスマ。
コアジサイがいっぱい。
飯盛山があまりにもやかましいので、団体を回避するため先に大盛山へ。
ここの鹿よけ柵は固くて開けるのにコツが必要。
天国のお花畑*大盛山
標高が高い場所からのスタートなので、あっという間に着いちゃった。
青空とニッコウキスゲ。
うわぁー、ニッコウキスゲだらけ。
すごいすごいよ!
脇役のイブキトラノオもいい感じ。
前方の小高い丘が大盛山。
大盛山から飯盛山を望む。
学校登山の団体さんが下山するところ。
やはり先にこちらへ来て正解だったようだ。
大盛山(1650m)。
素晴らしいお花畑が広がる大盛山。
こんな素敵な山があったなんて。
八ヶ岳方面を眺めながらおやつ休憩。
かろうじて北岳は見えるがあとは雲隠れ。
飯盛山越しに富士山が見える。
大盛山って本当にすごい。
この日一番のお気に入り。
花弁に丸みがあって可愛い。
陽射しを浴びて喜んでいるよう。
大展望の飯盛山
では、飯盛山へ。
鞍部になったところから少しだけ登る。
大盛山から飯盛山へは花を見なければたったの数分。
ヒオウギアヤメがひっそりと。
飯盛山(1643m)。
飯盛山と富士山。
写真を撮りっこした男性がヤマレコユーザーさんというのは後から知った。
「キュートな方」なんて書いてくださってありがとうございます。
時間さえ許せば何時間でもいられそう。
朝より晴れてきて気持ちいい!
ここで軽めにおにぎりランチ。
飯盛山から大盛山をズーム。
ちょっとね、また大盛山方面へ行ってみる。
うわー、やっぱり素晴らしい!
ニッコウキスゲがこれでもかと咲き乱れる大盛山。
一度で下山するなんてもったいない。
こんな群生見たことない。
花の密度が違うもん。
飯盛山と富士山とニッコウキスゲ。
富士山アップ。
いつまでもここにいたい。
また来るからね~。
後ろ髪引かれる思いで下山開始。
さっきの鞍部のところから平沢登山口方面へ下りる。
野鳥飛び交う沢沿いの下山路
大勢のハイカーは既に下山されたようで、こちらの道にはほとんど人がいない。
見上げると頭上の木に黒い雄しべの花が。
こんな歩きやすい道。
終盤のジュウニヒトエ。
オオヤマフスマがそこかしこに。
ピカピカのウマノアシガタ。
鹿よけゲートの近くに東屋。
右手に清里駅方面への道標があったのでそれに従う。
清里駅方面へのルートは沢沿いで野鳥がいっぱい。
スイカズラに立ち止まる。
ブレちゃったけど白い花はイボタノキ。
シソ科植物。
この辺はもう民家あり舗装道路。
ダンプカーがエンスト繰り返してた(笑)。
涼しげなヤマアジサイ。
ウツギがわんさか。
この後、登りの舗装道路が続いてちょっと辟易。
遠くに小鳥の気配がして目一杯ズームしてみたらジョビ子♡
ピント合ってないけど可愛いから載せちゃう。
あれっ?
そういえば、4月にシベリアまで帰ってなかったんだね?
なんとなく日本に留まっている個体がいるような気がしてたけど、やっぱりね。
萌木の村ROCK*ビーフカレー
下山後のお楽しみは萌木の村ROCKさん。
ランチには遅く夕食には早い微妙な時間帯。
萌木の村。
宿泊施設もある大きな敷地の奥へ。
ハーブガーデンになっている素敵なエントランス。
週末などは長蛇の列ができるらしい。
清里で唯一生き残ったという老舗のカレー屋さん。
ビール好きな人もぜひ。
【萌木の村ROCK】
山梨県北杜市高根町清里3545
天井が高く店内は広々している。
事前に決めていたビーフカレーレギュラー(1220円)とブラックコーヒー(420円)を即注文。
ねっとりドロドロ系のカレーはレギュラーでも充分食べ応えあり。
トッピングのレーズンバターが絶妙なアクセントになっていて。
サラダのレタスが柔らかくてふわふわで美味しい~。
マヨ系ドレッシング300g(880円)が美味しくてレジで購入。
ごちそうさまでした!
街中から赤岳が見える生活って。
ここも微妙に登り坂…(汗)
もうすぐ清里駅。
お疲れさまでしたー。
最後に
大盛山と飯盛山がこんなにいい山だったなんて。
ニッコウキスゲに関しては、去年訪れた霧降高原よりも花の密度が濃くて素晴らしいのなんの。
大満足の一日となった。