かねてより憧れの五色ヶ原。
小屋泊まりではなくテントを張りたい。
折立へのロングな縦走ルートを夢みるも、日にちがかかるため保留にしてきた。
今夏はコロナ禍で山小屋もテントも予約制のところが増え、悪天候でテントから小屋泊に変更などの調整は不可能。
ならば、一泊でピストン下山という手があるけれど。。。
もくじ
七倉からシフトチェンジの経緯
ある日、ヤマレコユーザーさんのレコを拝見し別エリアの温泉小屋に訪れる計画を立てる。
こちらも以前より秘かに狙っていた小屋。
ただし、水位の高い渡渉があるため簡単には行けずその見極めが難しい。
女性が単独ではあまり行かない場所(笑)なので、同じ匂いがして嬉しくなった。
umico さんにはプライベートメッセージをお送りし、テント泊の予約を入れ楽しみに待ちながら仕事をした。
色々と詳しい情報ありがとうございます。
ところが前日になり、晴嵐荘より数回着信があったらしく仕事中で気づくのが遅れた。
増水のため小屋にもテン場にも温泉にも辿り着けないという残念なお知らせ。
自然相手の趣味であるため、誰が悪い訳でもなくどうしようもない。
女将さんはとても恐縮されていたが「来年必ず伺います」とお答えし電話を切る。
さて困った!
できれば、夜行バスは変えずに行けるテン場はないものか。
烏帽子小屋は今年はテント禁止と出ている。
野口五郎小屋にテン場はない。
トラウマである例の丸太橋も流されているかもしれない。
ということで、裏銀座方面はパス。
ひとつ納得いかないのが、七倉行きの夜行バス代がパァになったこと。
毎日あるぺん号は以前よく利用していたが、運賃が高額である上に毎年値上げしているのが不満で使わなくなった。
登山口まで行けるのはありがたいけど、あまりにも高額すぎる。
私は心の中でボッタク〇バスと呼んでいる。
ただ、七倉までの夜行バスが他にないため仕方なく毎日あるぺん号を予約した。
予約はネットでできるのに、キャンセルは電話だけ(~17:30)っておかしくない?
インターネットがこれだけ普及しているこのご時世で。
しかも、検索した時点では9000円と表示されているのに予約する段階で謎の“差額1000円”が追加されて10000円となっている。
一体、何の差額だよ~?
それなら最初から10000円と表示するべきじゃないの??
結局17:30までに電話できる環境になく、10000円がパァ。
その反面、五色ヶ原山荘の小屋締め最終日に間に合う形で訪問が叶った。
毎日あるぺん号はネットでキャンセルできないケチな仕組み
当日17:30までに電話でキャンセルすれば50%は戻ると記載されているが、仕事などで電話できない場合も多いだろうに…
恐らく困っているハイカーは大勢いるはず
毎日新聞社さんにはぜひともこのズルいシステムを改善していただきたい!
実際コールセンターに電話したら、今後の参考にさせて頂きますとのこと(怒)
ちなみに、ハイウェイバスドットコムでネット予約した高速バスはキャンセルもネットでOK
決済後のキャンセル代はなんと100円のみ!
バス発車前ギリギリまで便の変更もOKという太っ腹ぶり!
登山バスではないけれど、使い勝手のよさはイチオシ!!
往復のアクセス
[往路]
23:15 新宿西口臨時便26番より夜行バス(WEB割7700円)
05:15 扇沢 07:30
07:30 扇沢より黒部アルペンルート(扇沢⇔室堂往復きっぷ9210円)
08:35 立山室堂
【ハイウェイバスドットコム・新宿~白馬線】
https://www.highwaybus.com/gp/info/lineDetail?lineGroupNo=1&lineId=550
ハイウェイバスドットコムで予約、クレジットカード決済した場合はWEB割が適用となります
【立山黒部アルペンルート】
https://www.alpen-route.com/index.php
週末の扇沢は大混雑必至!
扇沢アクセスはここが核心部!!
各駐車場、きっぷ売場ともに大渋滞で待ち時間が発生するため、希望のバスやロープウェイに乗車できない場合があります
9/19に関しては5:35くらいから列に並び、6:50にきっぷ売場が開き、往復きっぷを購入できたのは7:05頃
2時間も並んでやっと7:30始発のバスに乗車できるという…
ちなみに、私より後方に並ぶハイカーは次のバスとアナウンスがあった
[復路]
10:45 立山黒部アルペンルート
11:37 黒部ダムレストハウス 12:00
12:05 扇沢行き臨時バスのりば 12:35
12:46 扇沢 13:30
13:30 扇沢より路線バス(1030円)
13:45 大町温泉郷BS
13:46 薬師の湯 14:40
14:50 大町温泉郷BSより路線バス(540円)
15:05 信濃大町
15:43 信濃大町よりあずさ(指定席)
【北アルプス交通・扇沢線バスダイヤ】
https://kitaalps-kotsu.k-amenix.co.jp/info_routebus_timetable
●扇沢~信濃大町は途中下車無効となるので、大町温泉郷で下車する場合は大町温泉郷までのきっぷを購入し、信濃大町駅で降車時540円を別途支払う
●扇沢14:35発~大町温泉郷14:50発のバスは11/3までの期間限定で土日祝のみの運行
自己CT
[往路]
08:43 立山室堂
09:46 一の越山荘 09:56
10:33 富山大学立山研究所 10:48
11:23 鬼岳東面
11:36 道標
12:19 獅子岳
13:10 ザラ峠 13:13
13:45 五色ヶ原山荘・テン場分岐
13:58 テン場 14:50
15:11 五色ヶ原山荘 15:17
15:29 テン場
[復路]
06:01 テン場
06:15 五色ヶ原山荘・テン場分岐
06:39 ザラ峠
07:56 獅子岳 07:59
08:30 道標
08:43 鬼岳
09:30 富山大学立山研究所 09:35
09:55 一の越山荘
10:28 立山室堂(立山の湧水) 10:29
大混雑の扇沢から室堂へ
夜行バスが扇沢に到着したのは早朝5:15頃。
空はまだ暗くガスっている。
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ベンチでのんびりと持参したパンを食べていたら、急ぎ足で歩くハイカーがちらほら。
既にきっぷ購入の行列ができていることを気配で察し、慌ててそちらに向かう。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089001.jpg-2-300x225.jpg)
早い段階で気づいたので30番目くらいに並ぶことができた。
霧雨が舞っていて少しだけ寒いが、雨具を着るほどではない。
その後、どんどんハイカーが到着しては何周もとぐろを巻いて伸びていく行列。
恐るべし扇沢。。。( ゚Д゚)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089011.jpg-2-300x225.jpg)
1時間半並んでやっと往復きっぷを購入。
更に30分待ち7:30発のバスに乗ることができた。
その後のアクセスは割とスムーズに流れ、約1時間で立山室堂に到着。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089041.jpg-2-300x225.jpg)
五色ヶ原山荘テン場の水は不足気味らしい。
今日は2.5Ⅼ担いできたから大丈夫。
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外に出るとこんなにいい天気!
扇沢での天気が嘘みたい。
うはぁー、来てよかったわ。
裏銀座から方向転換しなかったら絶対後悔していたよ。。。
立山室堂~一の越山荘~富山大学立山研究所
ウキウキしながら立山室堂をスタート。
大勢のハイカーが歩いている。
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![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089101.jpg-2-1024x768.jpg)
浄土山はパスして、楽なルートである一の越へ向かう。
だいぶ前に小屋泊まりで登った時に結構キツかった記憶がある。
なので、テン泊装備では登りたくない。
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ここでトイレを済ませる。
風が強いので薄手のシェルを羽織って。
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途中で休憩中の女性に「同じね!初めて見ました」と声をかけられる。
グレゴリーの同色ザックが側に置いてあった。
こちらのパーティもどうやら五色ヶ原のテン場を目指しているらしい。
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一の越から登ってきて振り返る。
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おぉー!
赤い屋根の五色ヶ原山荘が見える。
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あそこまで行くのね~♫
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富山大学立山研究所~鬼岳~獅子岳
五色ヶ原山荘へ向かうハイカーも多いようだ。
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登らずに巻いて下りてきたところ。
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チャーミングな単独女性に「キツイですね~」と話しかけられる。
「ほんとですね~~」
でも、もっとキツイ場所がこの先に待ち構えていた。
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角度が少し違ってまた別の表情を見せる雄山。
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獅子岳で一休みするハイカーが多かったが、今日はそれほどバテてない私はそのまま進むことに。
獅子岳~ザラ峠
さきほど撮影した個体より、キレイ目なイワギキョウに出会う。
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![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089581.jpg-2-1024x768.jpg)
タテヤマリンドウを見かけたのはここだけ。
くっついちゃって可愛い♡
残っててくれてありがとね。
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相変わらずピント合ってないけど(笑)、会えて嬉しい~~。
少しだけ緩やかに水平移動ができる登山道が過ぎるとやがて岩場となる。
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ザラ峠までの下りが異様に長い。
結構、急なところもあるので要注意。
気をつけてても、ズザッとかザザッとか滑りそうになるので危ない。
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![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089671.jpg-2-225x300.jpg)
水分補給してすぐ歩き出す。
陽が陰ってちょっと涼しくなってきた。
ザラ峠~五色ヶ原山荘テン場
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![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089701.jpg-2-225x300.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089721.jpg-2-1024x768.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089731.jpg-2-1024x768.jpg)
あの長いジグザグを下ってきたんだね。
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歩きやすい木道が出てきたらもうすぐ。
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テント受付が後でもいいと書かれているので、ここを左折してテン場に向かう。
普通は受付が先なのでこういうテン場は珍しい。
不足気味と記載されていた水場の水は、ここ最近の雨でまた出ているそうだ。
担いできた水を殆ど消費していないので余裕で足りそう。
気温が下がって涼しいとバテ度も低くなる。
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ここも雲ノ平みたいだね。
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うわぁ~、いい感じいい感じ!
池塘もあるよ。
イワイチョウの草紅葉やチングルマ果穂がびっしり。
お花の季節はさぞかしすごいのだろう。
憧れのテン場で過ごす午後
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089811-1.jpg-2-1-1024x768.jpg)
やった~♫
立山室堂から5時間ちょっとで五色ヶ原テン場に到着!!
私の足だと6時間くらいかなと予想していたけど意外に早く着いた。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089821.jpg-2-1024x768.jpg)
ベンチ近くのスペースにササッと設営。
すると、黄色いテントのオジサマが出てきて「よかったら(ベンチ)使ってください!」と荷物をどけてくれる。
ありがとうございます。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089851.jpg-2-1024x768.jpg)
遠慮なくベンチを使わせていただき、お湯を沸かして一休み。
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左が女性、右が男性となっている様子。
ペーパーあり、ゴミ箱がなく下に落とすタイプらしい。
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そうだ、靴を脱ぐ前にテン場の支払いに行っておこう。
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増築されたようで結構大きな山荘だった。
小屋泊のハイカーはお風呂に入れるらしい。
http://goshikigahara.com/wp/五色ヶ原山荘/
テント1人 700円(予約不要)
※2020年の営業は終了しました
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089901.jpg-2-1024x768.jpg)
遠くからテントを数えたら50張弱。
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この後もハイカーがどんどん到着しテントを張っていたので、70張以上になったんじゃないかな?
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0089971.jpg-2-225x300.jpg)
山小屋ではなっちゃんオレンジ率が高いけど、珍しくミニッツメイドが売っていたので購入。
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北海道 鮭の重ね巻(鮭を昆布で巻いたおかずはコープで購入)+アルファ米
インスタント味噌汁+乾燥三つ葉
食後に粉末緑茶(コープ)
真空パックでコンパクトだから試してみたら、まぁまぁ美味しかった。
味噌汁と相性よし。
夕食後は読書に勤しむ。
「首都感染」やっと読み終わった。
インターネットは不安定ながらも通じたのでびっくり!(docomo)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090001.jpg-2-300x225.jpg)
寝る前のトイレ帰りにちょっと道迷い…(笑)
足元が岩だらけで歩きにくいのと、テントが多すぎて自分のテントがどこだかわからなくなる。
涸沢にテント張ったら迷子必至だろうな~。
夜間はテントがバタバタと鳴るくらいの強風が時折吹いていた。
少し寒さを感じてダウンを羽織ったら問題なく眠れた。
何度か目が覚めたけどいつものように二度寝を繰り返す。
サバパワーで乗り切るキツイ登り返し
☆翌朝☆
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090531.jpg-2-1024x768.jpg)
*サバのトマトチーズ*
<材料>サバの水煮缶・ミニトマト数個・とろけるチーズ30g
サバの水煮缶の中身をフライパンに移し中火にかける
私流アレンジとしてカゴメのトマトペースト1本を追加
半分に切ったミニトマトを入れグツグツ煮る
とろけるチーズをドバッとかけとろけてきたら出来上がり
石窯 フルーツとくるみのパン、カフェオレ
※そのまま缶詰の直火もОKと書いてあったが、安定感がなくひっくり返しそうなのでフライパンで調理した
今回も小雀陣二さんの「山グルメ」を参考にさせて頂きました。
いつもありがとうございます。
トマトベースの味にサバ缶の塩気がマッチして、パンでもイケる!
キツイ登り返しはこの朝食のおかげで乗り切れたと確信する。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090061.jpg-2-300x225.jpg)
既に出発したハイカーも多く昨日よりテントがだいぶ減っている。
世間は4連休なので、皆さん薬師岳へ大縦走するようだ。
いいなぁ~。
結露は全然なく楽に撤収できたので予定通り6時に下山開始。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090091.jpg-2-1024x768.jpg)
五色ヶ原山荘・テン場の分岐で、たった一輪のハクサンフウロに出会う。
嬉しすぎて興奮したためブレてしまった。(^^ゞ
今年最後の一輪かと思うととても愛おしい。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090101.jpg2_-225x300.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090121.jpg-2-300x225.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090141.jpg-2-225x300.jpg)
ひっそりと咲くイワツメクサが可愛い。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090151.jpg-2-300x225.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090541-1.jpg-2-1-300x225.jpg)
ブルーベリーのような甘酸っぱい実を3つだけ頂く。
ザラ峠まで下りてきた。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090161.jpg-2-300x225.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090181.jpg-2-225x300.jpg)
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090211.jpg-2-1024x768.jpg)
拡大すると、後方から歩いてくる2名のハイカーも見える。
室堂から下ってきた単独のテン泊者とちらほらすれ違う。
皆さん、水場のことを気にしていらっしゃる様子。
この時間帯に室堂へ下山するハイカーはたったの数名(室堂から歩いてきたハイカーさん情報)。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090231.jpg-2-1024x768.jpg)
名残惜しくて何度も見てしまう。
登り切ったところの岩場に出た。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090251.jpg-2-225x300.jpg)
昨日、バス待ち時間の7:27に思い立って扇沢売店で購入した手袋。
これ買っておいてよかった。
思いのほか岩場が多く、持参したインナー手袋に4つほど穴が開いてしまいここで交代。
早朝の下山時、とても役に立ってくれた。
小さく丸められ携帯性もいい。
獅子岳に着くと、テント装備の単独男性より水場のことを尋ねられ同じようにお答えする。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090301.jpg-2-225x300.jpg)
前方を歩いていた同じテン場の単独女性を、この岩場に取り付く手前で追い越す。
かなりバテていた様子。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090311.jpg-2-300x225.jpg)
ここでテント装備の単独女性よりまたまた水場の件を聞かれ…(笑)。
女性「2Ⅼ担いでるんですけど、重いな~って」
私「水は出てるようなので大丈夫ですよ」
五色ヶ原は単独者が多いんだね。
あ、私もか。(^^ゞ
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090321.jpg-2-300x225.jpg)
龍王岳は時間があれば登ろうと思ったが、「もう登りたくない」という気持ちが強くやめておいた。
後で調べたところ5分ほどで登れるようなので、登っておけばよかったかも?
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090331.jpg-2-300x225.jpg)
やはり下山は速い。
あとはのんびり下るだけ。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090341.jpg-2-300x225.jpg)
軽装の観光客をどんどん抜かしながら石段を下る。
テント装備のハイカーも続々と登ってきているようだ。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090351.jpg-2-768x1024.jpg)
ん?雷鳥沢テン場が凄いことになってる!
笑っちゃうくらいテントがギッシリ。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090381.jpg-2-1024x768.jpg)
ただいま~。
無事に戻りました。
室堂も人がいっぱい。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090391.jpg-2-225x300.jpg)
まだ水はあるけど、冷たい湧水をペットボトルに汲ませてもらう。
お初の黒部ダムカレー、平社員さんとの嬉しい再会
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090401.jpg-2-225x300.jpg)
予想より早く室堂に着いてしまい、ランチをどうするか考える。
立山そばを食べたかったんだけど。
![](https://solohikers.com/wp-content/uploads/2020/09/OI0090421.jpg-2-1024x768.jpg)
「シャッターチャンスですよ」とスタッフさんに言われロープウェイをパチリ。
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じゃあ、あそこの黒部レストハウスにしよう。
何度か来ているけど時間がもったいなく、いつも通過していたので食べたことがない。
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【黒部ダムレストハウス】
https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu09.html
大混雑していたが、席を先に確保してくださいとのアドバイスあり。
お初のダムカレーはそんなに辛くなく美味しかった!
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そして、扇沢に着いた時の出来事。
巨峰のレーズンを買うため売店に立ち寄るが誰もおらず「すいませーん」と声をかけると走ってきた眼鏡の男性。
1000円を出しながら「あの、以前いらっしゃった“平社員さん”はお元気ですか?」と尋ねてみる。
そんなこと普通は聞かないよね~?と思いつつ。(^^ゞ
風貌が似ているとは思っていたが、なんと当のご本人であった(笑)。
お笑い番組に出演されたご経験があり、相変わらずのサービス精神!
いつもの帽子を被って、更に眼鏡もわざわざ掛け替えて見せてくれて。
「以前、トークが面白くて笑わせてくださったので、いらっしゃるかなと楽しみにしてたんです」
「2年ぶりくらいなんですけど、今日お会いできてよかったです!」
最後に頂いたサプライズ♫にほっこり。
ありがとうございます。。。(#^^#)
“平社員さん”お忙しいと思いますが、どうぞご自愛くださいませ。
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薬師の湯と立ち食いそば
扇沢からのバスは大町温泉郷で下車。
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大町温泉郷バス停から徒歩1分の薬師の湯へ。
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露天風呂が気持ちいい。
湯温もちょうどよく、ゆっくり入っていられる。
扇沢でもらった割引券を使う。
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あずさの指定席を取りおやつを買って待合室へ。
ダムカレー食べたばかりなのにもうお腹が空いて、立ち食いそばを頂くことに。
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しかし、食べすぎじゃないの?
さすがに帰宅後は夕食要らず、ウェアの洗濯をしてから床に就いた。
最後に
出発前にまさかのハプニングはあったけれども、タダでは起きない私。
ピンチをチャンスと捉え思い切って出かけてよかったと思う。
結果的には憧れの五色ヶ原にテントを張ることができて満足。
来年は、未だ未踏の薬師岳を含めた折立方面への大縦走にチャレンジしてみたい。
今からスゴ乗越小屋のカレーが楽しみである。