登山

紅葉の滝子山*寂ショウ尾根はキツかった 2022/10/28(金)

気にはなっていたものの優先順位は低めだった滝子山。

以前、高速バスに乗った際に中央道笹子で降車するハイカーさんを見かけ、「ここから登れる山があるんだ~?」という程度の認識。

 

夜中に目が覚めて行き先を決定し、とりあえず行きの高速バスだけ予約した。

登山口が高速バス乗降場所に近いので、電車で笹子駅を利用するよりアクセスは便利なはず。

色々と検索していたら二度寝する時間がなくなりそのまま準備を始める。

涼しくなってきたのでお弁当を持参できるのも嬉しい。

 

往復のアクセス

 

[往路]

07:05 バスタ新宿より高速バス(300ポイント値引で1200円)

08:32 中央道笹子BS

 

[復路]

15:28 中央道笹子BSより高速バス(1500円)

17:20 バスタ新宿

※笹子BS到着が10分遅れ、更に新宿まで渋滞で約40分の遅延

 

自己CT

 

08:33 中央道笹子BS

08:41 ゲート 08:42

08:50 寂惝苑

09:07 鉄塔 09:08

**林道を左折してしまいルートロス約10分**

09:30 寂ショウ尾根入口

11:46 浜立山分岐

12:14 滝子山 12:45

12:47 大谷ヶ丸・初狩駅分岐

12:54 鎮西ヶ池 12:57

13:40 笹子駅(迂回ルート)分岐

13:46 曲り沢峠分岐

14:30 道証地蔵

14:56 中央道笹子BS

 

序盤から急登

 

中央道笹子BSで降車。

扉を閉めて階段を下り高速道路の上にかかった橋を渡る。

 

 

ゲートを通過したら必ず鍵をかけよう。

 

 

 

寂ショウ尾根の注意看板。

 

 

 

寂惝苑という看板が掲げられた廃墟状態の山小屋。

かつては賑わっていたんだろうか?

 

 

 

樹林帯の坂を登っていくと、高圧線鉄塔No83笛駒線。

 

 

トキワハゼ

 

トキワハゼがひっそり咲いてる。

 

 

 

写真だと緩やかに見えるが結構な急坂。

 

寂ショウ尾根の紅葉

 

林道に出た際に間違って左折してしまい、ルートロスして戻ったところ。

突発的に決めた山行だからやはり詰めが甘い。

 

 

大鹿林道横断点(南稜)。

右折してすぐに左が正解。

 

 

 

更なる急登のはじまり~。

 

 

 

どんぐりがいっぱいの道。

 

 

 

平らなところもたまにあるけど。

 

 

 

ほとんどが急登。

熊鈴を鳴らすご年配男性に抜かれる。

ふーっ。

 

 

 

こんな紅葉に癒されながら。

 

 

 

岩場が出てきた。

 

 

 

赤色に引き寄せられる。

 

 

 

チラリと見える左側の山肌が美しい。

 

 

コウヤボウキ

 

険しい岩場で励ましてくれたコウヤボウキの優しい色。

 

 

 

流れるような紅葉。

 

 

 

さっきから気になってた曇り空。

予報ではピーカンのはずが。

おそらく山頂で富士山は期待できなさそう。

 

野鳥たちの励まし

 

岩場はすぎても、そう簡単には許してくれない滝子山。

 

 

浜立山分岐。

ひぃー、やっとここまで。

 

 

 

複数の野鳥が騒ぐ場所で足が止まる。

おっ、その顔つきはゴジュウカラさんよね?

相変わらずピンボケだけど嬉しいから載せちゃう。

 

 

 

おぉぉ、オレンジのお腹はアカハラさん。

木の枝をしっかり掴んで。

 

 

 

黒い木の実を何度もパクついている姿が可愛かった。

「もう少しだよ、ガンバレ」って励ましてくれてるような。

 

実際、この後に偽ピークの登り返しがあったりして「えええー!まだなの?」という気持ちになったもん。

滝子山の山頂はパスしようかと本気で思った。

だから、あそこで鳥たちが姿を見せてくれたのはご褒美だったんだな…と。

 

滝子山でおべんと♪

 

そんなこんなで、やっと辿り着いた滝子山は嬉しかったなぁ。

 

 

“秀麗富嶽”は外しちゃったみたいだけども…(笑)。

 

 

 

山頂には単独男性2名がいらっしゃった。

 

 

 

確か、あの山の向こうに富士山が見えるんだよね。

 

 

 

反対側はこんな感じ。

では、そろそろお楽しみの。。。

 

 

 

「おべんとおべんと嬉しいな~♪」

職場に毎日持って行ってるメニューとほとんど変わらず。

それでも、手作り弁当って何故か飽きないんだよね。

今日は玉子焼きに葱を加えてみた。

温かい麦茶とともに。

ウマーイ!

 

滝子山山頂の休憩時は少し寒かったのでダウンを羽織る。

ここへ登るまでの道中にかいた汗で背中がびっしょり。

 

周回ルートでエナガ軍団に出会う

 

滝子山から少し下ったところに分岐あり。

 

 

大谷ヶ丸方面へ下る。

 

 

 

鎮西ヶ池。

ここでは「チリリ、チリリ、チリリ」とエナガ軍団の鳴き声。

30羽以上いただろうか?

 

 

 

上にいたかと思えば下に、こっちにいたのにもうあちらへ…という具合で全然カメラに収まらない。

エナガ軍団は森の忍者のよう。

忍者に惑わされる私。

 

辛うじてまともに撮れた一枚。

エナガちゃん可愛すぎ。

下から登ってきたハイカーさんが数名いたためこれにて終了。

 

 

 

寂ショウ尾根と違って、下りはとても歩きやすい道。

 

 

 

落ち葉アート。

 

 

 

迂回ルートは歩きやすい。

ただし長い。。。

 

 

 

大木の幹に生えていた丸いキノコに笑う。

 

 

 

グリーンの楓シェードも素敵。

 

 

 

沢の音が爽やか。

 

この先の舗装道路でやっとネットに繋がり、ハイウェイバスドットコムのサイトへ飛ぶ。

ギリギリ30分前でも帰りのバスが予約可能で助かった。

 

 

 

高速道路近くで咲き乱れるノコンギク。

 

 

 

ナンテンハギ?

 

 

 

中央道笹子BSに到着。

 

 

ヒヨドリジョウゴ

 

ワルナスビとか、アメリカイヌホオズキに似た小さい花。

でも緑の斑点ないもんなー。

こんな痩せ地に咲く花はきっと外来種に違いない。

 

<追記訂正>

ヒヨドリジョウゴは日本全土に分布しており外来種ではなさそう。

 

 

 

今頃になって晴れてきたけどまぁいっか。

おやつを食べながら高速バス待ち。

ところが、なかなか来なくて置いて行かれちゃったかと少々不安に。

問い合わせ先を検索していたらやっと到着し、ホッと胸を撫でおろす。

 

最後に

 

初めて登った滝子山、日帰りの山にしてはガッツリ系。

寂ショウ尾根がこんなにキツいとは。

それに比べると周回の下りは大層楽だった。

 

イワカガミの葉っぱがたくさんあったので、お花の時期に登るのも楽しそう。

次回は初狩駅に下りるか、やまと天目山温泉のルートもよさそうだ。

 

 

素敵な紅葉とたくさんの鳥達、ありがとう!

 

 

 

 

温泉なし山行の日は帰宅したら即行お風呂。

以前から、ぬるぬるするボディソープが苦手でずっと固形石鹸派。

オレンジ&グレープフルーツお風呂の石鹸(まるは油脂)で、しあわせ気分に浸る。

これ大好き!

固めで融けにくいのもポイント高い。

 

消臭効果の高い柿渋もオススメ。

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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