“神の絨毯”と呼ばれる栗駒山の紅葉。
いつか行ってみたいと思っていたが、休日と好天が合わなかったり、気づいた時にはピークを過ぎていたり。。。
岩手、秋田、宮城3県にまたがる山で登山口は複数あるものの、公共交通機関利用者にはなかなか厳しいアクセス。
富山のお山はまた荒天で結局は今年も諦めざるを得なくなった。
たまたま取得していた休みが祝日と重なり、紅葉号が利用できるとわかって急きょ東北へ方向転換。
せっかくだから、宮城のグルメも一緒に楽しんでしまおう!
往復のアクセス・トイレ
[往路]
23:20 池袋サンシャインBTより夜行バス(WEB得3900円)
05:50 仙台駅西口
07:50 仙台駅西口(旧さくら野)㉜より高速バス(1650円・予約不要)
09:00 くりこま高原駅
09:25 くりこま高原駅より紅葉号バス(1600円・予約不要)
11:00 いわかがみ平
※いわかがみ平10:35到着予定が工事中の迂回により約25分の遅延
【バス比較ナビ・東京→仙台】
https://www.bushikaku.net/search/tokyo_miyagi/_sendai/
【東日本急行・仙台駅前→栗原市金成庁舎前】
https://www.higashinippon.co.jp/highway/kannari.html
【栗原市観光ポータルサイト・期間限定特別運行バス 紅葉号】
https://www.kurihara-kb.net/publics/index/271/
ミヤコーバス 0288-22-2250
今回のWILLER夜行バスは充電コンセントがUSB対応だった
どの車両に当たるかわからないので、私は常に両方持参している
紅葉号バスは9月末~10月頭の期間限定、しかも土日祝のみの運行
[復路]
15:05 いわかがみ平より紅葉号バス
16:40 くりこま高原駅
16:58 くりこま高原よりはやぶさ110号
※くりこま高原駅16:20到着予定が工事中の迂回により約20分の遅延
<トイレ>
●いわかがみ平(ペーパーあり、水洗)
●栗駒レストハウス( 〃 )
自己CT
11:05 いわかがみ平(駐車場)
11:07 栗駒レストハウス
12:36 栗駒山山頂 12:48
13:50 栗駒レストハウス 14:37
14:39 東栗駒山登山口
14:40 いわかがみ平避難小屋 14:41
14:42 いわかがみ平(駐車場)
マゴハチキッチンの絶品モーニング
夜行バスは結構混雑していたけれど、隣が空席でラッキーだった。
ベビーカーみたいなフード(カノピー)はプライベート感と安心感をもたらす。
【WILLER公式】
https://travel.willer.co.jp/seat/relax/
仙台駅からは少し離れた場所に停まるので数分歩く。
早朝の仙台駅。
駅でトイレを済ませお目当てのマゴハチキッチンへ向かう。
HPの地図を見ながら歩いたが、ちょっとわかり難く30分ほどウロウロ。。。
迷わなければ仙台駅から徒歩15分ほど。
あーっ、ここだ!
マゴハチキッチン着いた。
6:30からの営業は大変ありがたい。
『変なホテル』という名前のホテル1Fに併設されている。
ホテル自体が9/1オープンしたばかりで、それに合わせて緊急事態発令中に開店したそう。
もちろん宿泊しなくても利用可。
【変なホテル 仙台国分町】
https://www.hennnahotel.com/sendai-kokubuncho/
家を出る前からメニューは決めていた。
自動レジで事前決済。
こんなすごいレジ初めて見たよ!
スタッフさんはとても感じがいい。
東京から夜行バスに乗ってここに来た旨を伝えると、驚きつつも喜んでくださって。
日本一のナポリタンに伝統のハンバーグが載ったハンバーグナポリタン♪
冷たい水、冷たいマテ茶、温かいコンソメスープはセルフサービス。
早朝からこんな絶品モーニングが食べられるしあわせ。
粉チーズをたっぷりかけて、いただきまーす!
ジューシーなハンバーグ、豚肉やエビまで入ってる太麺ナポリタン。
これ美味しい!!
仙台まで来た甲斐があったよ。
オムライスも食べてみたいな~。
【MAGO HACHI KITCHEN】
営業時間 6:30~19:30(当面の間)
店休日 無休
仙台駅~くりこま高原駅~いわかがみ平
仙台駅からくりこま高原駅へのアクセスは事前に調べておいた。
新幹線はたった2駅で到着が早すぎちゃうし運賃も高い。
ダメ元で検索したら、仙台駅⇔くりこま高原駅の高速バスを発見。
ここを直進してエスカレーターで1Fに下り、目の前のバス停㉜でバスを待つ。
1時間強でくりこま高原駅。
こちらの高速バスにも充電コンセントがあり助かった。
綺麗な待合室とお土産屋さんあり。
コンビニはなし。
イオンスーパーセンター栗原志波姫店がすぐ近くに。
紅葉号が待機中。
バス待ち時間に、一人一人検温と手指消毒が行われる。
9/23は1台目がほぼ満席となり、密になるからこちらへどうぞと2台目を出してくれた。
いわかがみ平より中央コース
本来は1時間強のところ、工事中の迂回にて1時間半かかっていわかがみ平に到着。
9/24で工事は終わるらしいので現在は恐らく通行可能。
この時点で、くりこま荘でのランチと温泉は断念。
急いで登って下りて13:05のバスに乗るつもりだった。
それに間に合えば岩魚丼と温泉にありつけた。
同じバスに乗ってた女性が「あっ、猫!」
バス車窓から見える位置に看板猫ちゃんがいたようで、会いたかったなぁ。
【新湯温泉 くりこま荘】
駐車場はこれくらいの混雑。
ピーク時はもっと凄そう。
帰りに寄りまーす。
中央コースは不規則な岩畳の登山道。
深みのある赤。
マイヅルソウの実はとても美しい。
あら?ちょっと曇ってきたかな。
下山してくる大勢のハイカーさんとすれ違う。
神の絨毯まであともう少し***
おぉー。
東栗駒山方面の紅葉に足が止まる。
うわぁ、素敵!
紅葉の絨毯が広がって。
紅葉に囲まれた道を歩くんだね、ワクワク♪
栗駒山の山肌も紅葉のパッチワーク。
山頂に人が見える。
あたり一面、暖色のグラデーション。
登山道脇に咲くウメバチソウ。
清楚で繊細なつくり。
登りながら何度も振り返る。
素晴らしい!
こちらは橙色が優勢。
山頂周辺にガスが立ち上ってきた様子。
それにしても紅葉の絨毯が素晴らしい。
何とも素敵な紅葉パッチワーク。
イラン遊牧民の手織りラグ、ギャッベみたいな色合い。
池塘の辺りは黄金色の草紅葉に。
登山道の整備ありがとうございます。
予報通りの強風に、ちょっと雨が混じってきたような。
イワショウブの花は終わり赤い実となった。
栗駒山山頂でまさかの雨☂
1時間半くらいで栗駒山山頂。
あんなに晴れていたのが嘘のよう。
パラパラと音を立てて雨が降ってきた。
青空バックを期待していたんだけどな。
栗駒山山頂で大勢のハイカーさんが休憩中。
近くにいたご夫婦に撮って頂く。
撮影直後にいきなり雨脚が強くなる。
飛ばされないように雨具上を着て、念のため持ってきた折り畳み傘を広げた。
山頂コーヒーはやめておこう。
何だか笑いがこみ上げてくる。
だってさ、今日こそは晴れ女復活戦!?とニヤケていたのにこれって…(笑)。
ポンチョを着たオジサマも景色を撮ろうとして「なんだかね~」と苦笑している。
ガスガスの山頂、雨を遮る場所はないのでそそくさと下山開始。
強風に煽られ傘がオチョコになったり。
「晴れ女はどこ行った?」
笑いながら一人ツッコミ。
手のひらサイズなのでコンパクト、ザックのサイドポケットに入れてきて大正解!
ところが、下山し始めると雨が止んできたではないか。
陽も射してきたような。
うあ~~真っ赤っか!
もう少し待っていればよかったかな?とも思ったけれど。
まぁいいや。
お腹が空いてきた。
青空復活。
改めて山頂を振り返る。
厳密には、神の絨毯まであともう少しというところか。
9月下旬から10月頭にかけて、紅葉はもっと深みを増すのだろう。
オオカメノキの実は鳥たちの食料となる。
栗駒レストハウスでカレーライスを注文し窓際に座る。
すると、バケツをひっくり返したような大雨が勢いよく降ってきた。
さっきの山頂の雨よりも激しい。
結果的には、早めに下山してよかったみたい。
あっ、虹♫
カレーを食べている間に雨はやみ、虹が出ていたのに気づく。
ソフトクリームはバニラをチョイス。
黒ゴマ、抹茶もあったよ。
登りはこちらから、下りは中央コースが多かった様子。
そうだ、いわかがみ平避難小屋の見学を忘れてた。
緊急時の使用のみ可、一般ハイカーの休憩や宿泊は厳禁という看板あり。
窓がなく暗い避難小屋には、私はあまりそそられない(笑)。
新幹線の車窓から見える夕陽。
くりこま高原駅で購入したサヴァ缶(410円)、ぺろっこらーめん(292円)。
最後に
初めて見た栗駒山の紅葉は、ピーク前とはいえ充分に素晴らしかった。
紅葉号でのアクセスは時間的に厳しいものがあり、それだけがネック。
栗駒山はマイカーがベストなのかも。
ちなみに、毎日あるぺん号にはいわかがみ平への直行バスがあるようなので、次回トライしてみたい。
ただ、時間的には余裕があってもバスルートが決められていて、ハイルザーム栗駒での入浴になる。
また、ピストンではなく須川温泉へ下りて温泉を楽しむのもよさそう。
その場合は一ノ関までバスが出ている。
究極の手段を思いついた!
現地でレンタカーを利用する手があったわ。
地図を見ながらあれこれ妄想する時間も結構楽しいものだ。