今年最後の宿泊山行のために申請しておいた2連休。
ところが12/17(金)の午前中は雨、しかも夜からかなり冷え込むという予報。
既に積雪もあって更に強風と氷点下の避難小屋かぁ。。。
想像しただけでモチベーションがだだ下がり、あっさりと断念。
ひょんなことから、関東には存在しない珍鳥が新宿御苑に出没していることを知る。
ロクショウビタキという青い鳥らしい。
これは一目見ておかなくちゃ!と出かけてみたものの。
往復のアクセス
[往路・復路]
●山手線にて新宿
新宿南口より徒歩10分で新宿門
●丸の内線にて新宿御苑前
新宿御苑前①出口より徒歩5分で新宿門(←地下鉄の方が空いてて近い)
●その他、数通りのアクセス方法あり
出典:https://fng.or.jp/shinjuku/event/gardenmap/
待ち人来たらず。。。
実は、12/17(金)午前中に予定していたが、諸般の事情によりだいぶ遅れてしまい。
新宿駅に着いたのはもう夕方。
16:30閉園の1時間前という微妙な時間に訪問。
素敵な紅葉にハッとする。
17日は昼前に姿を見せたという鳥ブロガーさんの記事を帰宅後に拝見。
それで翌朝、出直すことにしたのだ。
4回訪問すれば元が取れるので年パスを購入した。
散策路に散りばめられた落ち葉がとってもキレイ。
空気は冷たいけど心弾む快晴。
新宿御苑は大都会のオアシス。
元気いっぱいのスイセンに見とれて。
これは何の実だろう?
既に大勢のカメラマンが一方向を見据えて立っている。
ざっと見ただけでも、50~60人はいるかな?
奥のエリアを入れたらもっとかも。
その後カメラマンはどんどん増え、100人は超えたと思われる。
9:30くらいから3時間以上は待っただろうか。
いつも散策しながら花や鳥を撮る私にしては珍しいことだ。
しかしお目当ての鳥さんは全く出る気配がない。
エナガ、メジロ、シロハラの鳴き声が聞こえ、近くに来ていたが撮影できず。
寒いのでトイレに行きたくなるし、お腹も空いてきた。
さすがにもうじっとしているのはイヤ。
園内のカフェ(屋外)でホットドッグを食べて、他のエリアを散策することに。
私が玉藻池に到着した時、ちょうどカワセミが逃げて行った。
今日はタイミングが悪いなー。
マガモの雄と雌が寄り添って。
遠くにはカイツブリもいたが、掲載できないくらいブレブレ。
清楚なペーパーホワイト。
素敵ね。
ツワブキ群生。
ハクセキレイのペアが近くに降り立つも、動きが速すぎて逃げられる。
何か今日は全然ダメだなーー。
もう一度さきほどの場所へ戻ってみたが、やはり出る気配なし。
寒い中、皆さんよく待てるなぁ。。。
鳥は好きだけど何かちょっと異常な世界。
色んなことに疲れ果てて私はもう無理だ~~。
16:00すぎに撤収。
最後にサザンカ。
年パス買ったことだし、また来るわ~。
最後に
鳥見で長時間待ったことがない私にとって、これは初めての経験といっていい。
例えば、縦走などで6時間とか山を歩いたりするのは苦にならないけれど。
一箇所で何時間も待つのは苦手なことがよくわかった。
そこで結論。
一生に一度見られるかどうかわからない。。。
そんな気持ちがあったのは確かだが、今後は自分が苦痛を感じるような鳥見はしないことに決めた。
11月下旬から12月中旬にかけて、新宿御苑にてロクショウビタキを見られた方々は実にラッキーだと思う。
鳥ブロガーさん達の画像を拝見するとため息が出るほど美しい。
南国生まれの青い鳥、こんなに寒い東京で生きて行けるの??
そのことが心配でたまらない。