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都内の冬鳥*ヒレンジャク&キレンジャク*木場公園 2023/3/17(金)

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山に行くには天気が芳しくない休日は探鳥に限る。

どうやら都内の公園にヒレンジャクが来ているらしい。

ただ数日前の情報ばかりで詳しい状況が不明なため、正直あまり気分が乗らず二度寝。

その後、前日のヒレンジャク情報を見つけ居ても立っても居られなくなる。

「昨日いたならまだいるはず」とダメ元で行ってみることに。

カメラと財布、少量の水と最低限の持ち物を持って家を飛び出す。

 

※初見の冬鳥に巡り合うことができたので、群馬の山に出かけた記録よりも先にこちらをアップします

 

往復のアクセス

 

[往路・復路]

東西線にて木場

 

ヒレンジャク祭、開催中

 

木場駅から徒歩5分くらいで木場公園。

とっくに昼を回った遅い時間ではあるけれど。

 

 

たくさんの赤い実が出迎えてくれる。

でも、ここには野鳥いないみたい。

 

 

 

木場公園の南口から入園。

やけに広くて綺麗な公園だな~。

遠方にバズーカ軍団が立っているのが見え、探鳥ポイントはすぐに判明した。

 

 

 

手前の大木に数羽のヒレンジャクが留まっている。

おぉぉ、はじめまして♪

花の新芽を食べている様子。

 

 

 

ヒレンジャクさん、いきなりのカメラ目線(笑)。

30名ほどのバーダーの後方でヒレンジャク祭に参加した。

初見初撮りなんだけどあっけなくて実感が湧かない。

 

 

 

クロガネモチの実を啄ばんでは飛び回って…を繰り返す。

ほとんどの実が食べ尽くされてなくなっている。

 

 

 

10羽以上のヒレンジャクが、ヒヨと入り乱れながら採餌中。

冷静なヒヨがこちらを見てた。

 

 

 

大勢のバーダーを気にしつつ赤い実を啄ばむ。

 

 

 

動きが速すぎてブレブレ。

かろうじて右端の子だけにピントが合う。

 

 

 

いや~~、昼すぎにのこのこ来て全く待機せずにヒレンジャクに逢えるとは。

なんて運がいいんでしょう!!

小耳に挟んだ情報では、朝の8時から4時間以上もここにいるバーダーさんが。

 

 

 

わっ、こっち見た。

 

 

 

「パクッ」

ヒレンジャクが赤い実を啄ばんだ姿、これ撮りたかったんだ。

ボケボケなのが惜しい。。。

 

お次はキレンジャク祭

 

複数の鳥が採餌している中に。

 

 

尾羽の先が黄色い子がいつの間にか交じってた。

あーっ、キレンジャクさん!

後頭部がエリンギの頭みたい。

 

 

 

キレンジャクさんもステキね。

 

 

 

うっはー!

キリッとした横顔カッコイイ。

 

 

 

やっぱり大勢のバーダーが気になるのかな。

そりゃ気になるよね、ごめんよ。

 

 

 

冠羽がチョイ悪な雰囲気を醸し出してる。

 

 

 

それにしても芸術的な野鳥だ。

滑らかな身体に差し色が利いていて、なんて美しいんだろう。。。

 

 

 

キレンジャクとヒレンジャクのツーショット。

 

 

 

よっこらしょ!

あそこの実を食べようっと。

 

 

 

ふたり並んでパクッ。

 

 

 

せっかくのパクッがブレちゃった。

 

 

 

ヒレンジャクさん達は手前の大木に移動してしまい、花芽を啄ばみながら可愛い声で鳴いている。

赤い実のほうにいるのはヒヨくらい。

 

他のバーダーさんはまだ待機していたけど、私はもういいかな。

25分と過去最短のバードウォッチングとなった。

野鳥も人間もお互いにストレスが少ないこれくらいの観察が理想。

 

キバコカフェ*箱サンドてりたま

 

そうそう、さっきからあそこのカフェがどうしても気になるんだもん。

行ってみよっと。

 

 

キバコ(KIBACO)カフェ。

木場公園内ドッグランの隣にあるお店。

 

【食べログ・キバコ】

https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13249625/

 

 

 

箱サンドセット てりたま(1200円)。

こちらのポテトは熱々の輪切りがとても美味しい。

マック(何年も利用していない)のポテトとは一線を画すと思う。

コーヒーは一言で表すとすっきり澄んだ味。

公園の敷地内にお洒落なカフェがあるのはポイント高い。

 

 

 

店内テーブルに飾ってあったドライフラワー。

 

木場公園の花々

 

バードウォッチングとランチの後はお花鑑賞。

 

 

あれはヒメコブシかな。

ドッグランのエリアに咲いてる花をズーム。

 

 

 

儚げな枝垂れ桜。

枝ぶりが素晴らしく見とれてしまう。

実はトイレ脇にあるんだけどね…(笑)。

 

 

 

近くには可憐な寒緋桜も。

下向きに咲いて萼片まで緋色なのが特徴。

 

 

 

その下にはピンク色のじゅうたんが広がる。

枯れてもなお美しい。

 

 

 

私に微笑みかけているような寒緋桜を見つけ、ちょっぴり嬉しくなって。

 

 

 

ピークは過ぎているが艶やかな咲きっぷり。

河津桜とはまた違ったよさがある。

 

 

 

こちらの桜はまだ蕾がいっぱい。

 

 

 

ん?なんだっけこれ。

オオイヌノフグリに似た白い花。

フラサバソウにも似てるけど色が違う。

帰宅後に調べたところ、コゴメイヌノフグリと判明した。

地中海、南ヨーロッパ原産の帰化植物らしい。

 

 

 

たくさんの椿にお別れを。

初めての木場公園、約1時間ほどで撤収。

23区内の鳥見はこんな気軽にできるのも嬉しいポイント。

 

最後に

 

朝からあまり気が乗らず遅くなってしまったが結果的には出かけて正解。

今日を逃したら今季はたぶん無理だったはず。

日本に立ち寄り木の実を食べつくすと移動して行くそうで、飛来数は年によってバラツキがあるらしい。

そんな渡り前のヒレンジャクとキレンジャクに逢えてラッキーだった。

まだいてくれて本当にありがとう!

しっかり栄養を蓄えて元気に海を渡ってね。

 

【サントリーの愛鳥活動・キレンジャク/ヒレンジャク】

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1344.html

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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