公休の翌日に1日だけ働いてまた休みという変なシフト。
今日はどこ行こうかな~。
少し足を延ばして久しぶりの小宮公園へ。
往復のアクセス
[往路・復路]
中央線にて八王子
八王子駅北口より徒歩約25分
※バスに乗る場合は「八王子郵便局」下車、徒歩10分
【八王子市HP・都立小宮公園】
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/002/005/p003411.html
ジョビ子を探して
初訪問は今年1月。
約1年ぶりの小宮公園にワクワク。
ネオ一眼(PowerShot SX70 HS)を手に入れる前だったしね。
浅川大橋を渡って八王子郵便局の前を通り、左手の坂道と階段を上がって行く。
小宮公園の看板があるのでそれに従って。
今日もいい天気。
サービスセンターに掲示されている野鳥情報(12月上旬)。
菜の花が満開の花畑。
ジョビ子を探してみたが姿はない。
傍らにはソシンロウバイがポツリポツリ咲いていた。
まだ蕾のほうが多いけど、ふんわり甘い香りが漂う。
ひよどり沢のルリはご不在
枯葉を踏みしめ、しろはらの小道を下りて行くと。
木の上でコゲラがコンコンコン。
ひよどり沢には十数名のバーダーさんが待機中。
でも、期待していたルリビタキは雄雌ともご不在。
デッキ奥ベンチで待ってみたものの出てくる気配なし。
初訪問の日はルリにもすぐに会えたんだけどなぁ。。
さんこうちょうの小道でひよどり山へ向かう。
山頂ベンチにて温かい紅茶とチキンバーガーのランチ。
風もなくポカポカ陽気が気持ちいい。
アクロバットなヤマガラ*逃げないアオジ
うぐいすの小道を下りて再度ひよどり沢デッキへ。
朝いたバーダーの人数が減ってまばらに。
ジュリジュリ飛び交うエナガちゃん。
まんまる!
「ニ~ニ~ニ~」の声の主はヤマガラさん。
暫く木々を見上げていたら。
ヤマガラさんがアクロバット的な格好でこっち見てる!
すんごい器用だね。
とうとう誰もいなくなったひよどり沢。
藪の中をガサガサする子がいたので立ち止まっていると。
向こうから歩いてきて、別の場所で連写し始めたオジサマ。
「アオジだけど…あそこにいるの見えますか?」と教えてくださった。
嘴で枯葉を突きながら少しずつ移動している。
「逃げないのってアオジくらいですよね」と答えて私も撮らせてもらう。
あれっ?せっかくのチャンスだったのに、拡大してみるとピント甘いわ~。
枯葉がさごそシロハラ*素早いメジロ
途中のベンチで休憩していると、後ろでガサッガサッという音が。
林の中にいたのはシロハラさん。
元気に戻って来れたんだね。
目の周りの黄色いアイリングがくっきり。
茶色とチャコールグレーでシックな装い。
嘴で枯葉をひっくり返して虫を探しているようだ。
鳴き声はしなくても、そこかしこに野鳥の気配を感じる。
サービスセンターへの坂道を登り、山でもないのに結構息が上がってハァハァ。
そこへ「フィフィ…」という微かな鳴き声。
黄緑色の小鳥がたくさん飛び交っている。
メジロさんだ~。
うわ、動きが速すぎてちゃんと撮れない。
目が枝かぶり。
エナガの大群
明るい樹林帯でシジュウカラっぽい子達が大騒ぎ。
その中にエナガとメジロもいたが、目まぐるしく飛び回って撮影は不可能だった。
「ジュリリ、ジュリリ…」
開けた場所で出会ったエナガの大群。
たぶん20羽以上。
さきほどの子達が移動してきたのかも。
紅葉バックにいい感じ~。
せっかくのカメラ目線なのに、またもやピンボケ。
それでも可愛いエナガちゃん。
浅川の河原にツグミン
浅川の河川敷に移動。
暁橋まで行ってみることに。
遠くの枝に止まっているのはツグミさんかな。
おかえりなさーい。
「ん?なんか用??」って振り向いた!
ツグミンありがとね。
いつも忙しそうね。
小走りのハクセキレイ。
青空に映えるピラカンサの実。
殺風景な河川敷にこんなステキな一画があるなんて。
水面に写る逆さキセキレイ。
尾を上下に振りながらトコトコ。。。
やっと獲物を捕らえたようで。
エビかな?
嘴を大きく開いて飲み込むところ。
鳥にとっては普通に食事してるだけなのに。
何だか可愛くて笑ってしまう。
番外編(白猫)
帰り道に見かけた白猫さん。
全力疾走していなくなったと思ったら、こっち側にいた。
首に何か付いてる?傷のかさぶた??
最後に
期待していたルリとジョビには会えなかったけど。
鳥達のひょうきんな表情を見られて楽しかった。
今思えば、小宮公園に初めて訪れた日はラッキーすぎたんだなぁ。
今季はどうしても会いたい子がいる。
諦めずに色んな場所でトライしてみるつもり。
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暁橋を渡って浅川大橋に戻る途中、とても残念なモノに遭遇した。
枯れススキが茂る河川敷の所々に小さな踏み跡があるのだが。
少し奥まった場所に手作りの餌付け台と思われる物体が置いてあった。
正直がっかり。
一気に興ざめ。
そこまでして珍しい鳥の写真が撮りたい?
写真さえ撮れれば満足なのか??
どんな高級機材を持っていようが、そんな輩はバーダーではない。
少なくとも真の野鳥好きではないだろう。
欲にまみれた人間の卑しさを垣間見て、色々と考えさせられる出来事となった。
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シロハラについて調べていたところ、偶然こんなブログ記事を発見。
悲しいと同時に、はらわたが煮えくり返る思い。
漂鳥さんに賛同しリンクさせて頂きます。
↓↓↓
【時々の野鳥たち・シロハラの死 ―その罪の源は―】by漂鳥さん