一度は見ておきたかった本場新潟のユキワリソウ。
ヤマレコユーザーさんが前日に登られたレコを拝見してもう我慢できなくなり…。
他ユーザーさんのレコも参考に。
開花情報ありがとうございます。
心配していたお天気、何とか晴れそう。
次の公休には雨マークがついたため夜中に急いで準備をし二度寝。
家族の一眼を拝借して新潟へGo!
往復のアクセス
[往路]
09:28 越後線にて巻(着)
09:34 巻駅よりタクシー
09:41 稲島登山口(1580円)
※登山口手前よりメーターを切り走行してくれた運転手さん、ありがとうございました!!
[復路]
18:26 巻より越後線(発)
コース状況/危険箇所等
●稲島コース
角田山山頂まで最短ルート
最初の階段を過ぎると急登
少数だけれどカタクリがお出迎え
中盤はスミレとキクザキイチゲがいっぱい
ユキワリソウは、山頂手前にほんの少し
●灯台コース
前日の雨で多少の泥濘あり
斜面両側はカタクリの絨毯
ユキワリソウは斜面に群生しているが、危なげな場所が多く撮影には不向き
灯台コースの下山時に一度尻餅ついたので、濡れた斜面ではWストックあったほうが楽かも
●桜尾根コース
私有地のためルールを守り登らせて頂く
(駐車禁止、ペット禁止、スパイク禁止、ロープ内進入禁止、ストックはゴム付で)
登山口からすぐ(10分程)もう花だらけ
これでもかという感じで咲いている
ユキワリソウ群生はこちらが一番多いそうだ
(地元の男性談)
【巻観光協会・角田山トレッキングコース】
http://maki-niigata.com/facilities.html
その他周辺情報
[タクシー]
巻駅前に数台待機していた
[トイレ]
巻駅の中と外2箇所
各登山口
[コンビニ]
巻駅前にミニストップ
[温泉]
じょんのび館
(時間がなく利用せず)
自己CT
09:44 稲島コース登山口
10:04 東屋
10:06 水場
10:37 広場
11:00 角田山 11:38
11:49 分岐
13:19 角田岬灯台 13:20
13:25 角田浜海水浴場 13:28
13:31 桜尾根登山口 13:32
14:35 桜尾根登山口
14:40 小休憩 14:43
15:38 五福トンネル入口
16:00 じょんのび館
16:30 ガソリンスタンド交差点
17:25 巻駅
※お花撮影に時間がかかっておりCTは全くあてになりません
※海水浴場から駅まで歩くような者はさすがにおらず、初めての赤線ルートが付きました (^-^ゞ
角田山ダイジェスト版
それはそれは美人のカタクリさん。
灯台コース山頂直下にて。
淡いラベンダー色のユキワリソウ。
ふんわりと寄り添いながら。
みかも山で見つけた、とびきりの可愛い子ちゃんにそっくり~**
花追人***
とうとう新潟まで。 (^-^ゞ
桜尾根コースにて。
カタクリ美人三姉妹。
あまりの美しさに暫し動けなくなる。。。
灯台コース山頂直下。
(家族の一眼で撮影)
稲島コースの花
稲島登山口よりスタート。
巻駅からは一番近く山頂まで最短のコース。
雄しべが少ない(恐らく4本)黄色い花。
ネコノメソウ?
水場あり。
コップ半分頂いた。
うわぁ!
早くもカタクリのお出迎え。
期待していなかっただけに感激~☆
葉が深く切れ込んでいるから、キクザキイチゲさん?
斜面一帯に群生している。
あっ、はじめまして!ヤマエンゴサク(山延胡索)。
微妙な色味。
<追記訂正>
あーでも葉っぱが違う。
ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索)かも?
スミレがいっぱい!
東京のスミレより大きいな~と立ち止まっていたら。
「これは、スミレサイシンね」
地元と思われる女性が教えてくださった。
今度は白に紅紫のヤマエンゴサク。
→ミチノクエンゴサク?
更に登ると、青紫色まで。
こちらのコース選択してよかった。
稲島コースでしか見かけていない。
淡いブルーのキクザキイチゲ。
嬉しい~~♪
日本海が見えた!
樹木の根元にひっそりとエンレイソウ(延齢草)。
何だか今日は嬉しいなぁ。
鮮やかなマゼンタピンクに惹かれて。。。
稲島コース山頂手前のユキワリソウ。
冬のなごり。
角田山山頂
角田山山頂に到着。
避難小屋の名称は健養亭というらしい。
遠くからでも一際目立つ本場のユキワリソウ。
とうとう来ちゃった!
憧れの角田山。
マゼンタピンクと白のツートン。
可愛い***
桜ごはん(18穀米)
甘辛チキン南蛮カツ
南瓜とほうれん草のサラダ
甘~い清見オレンジ
温麦茶
この後、陽が射してきた。
灯台コースの花
山頂から灯台コースへ。
この時点では一度下りて桜尾根から再び登り、福井ほたるの里に下山と。
よく考えたらムリムリ! (^^;)))
とか言いながら、帰りは巻駅まで12㎞ほど歩いてしまったが…(爆)
開く直前の綺麗なショウジョウバカマ。
ぽつりぽつり見かける。
純白のキクザキイチゲ。
この辺はずっとカタクリ絨毯。
陽射しを浴びて。
キクザキイチゲ薄紫~☆
青空の日が少ないという新潟で、これはかなり嬉しい天気。
輝く白。
今日、来てよかったよ!
背筋を伸ばしコーラス♪
ほんのりピンク。
ラベンダー色。
雄しべのパープルが素敵なアクセントに。
こういうのを見る度に、塔くんを連想してしまう。。。
元気かな。。。
<塔くんについて>
何者かによって塔ノ岳山頂に捨てられ、積雪期も山頂で過ごしていたノラ猫さん
大勢の登山者から愛され可愛がられていた (=^・^=)
現在は、秦野市のお宅で保護され穏やかに暮らしているはず
岩ゴロの下り。
さっき尻餅ついたばかりなのでここは慎重に。
もうね~~海がキレイ!
海を見ながら通過する。
ワクワク♬
灯台と日本海。
この開放感たら!
角田岬灯台まで下りてきた。
砂浜への階段。
トコトコ。
多肉植物もがんばってる。
まさかここまで来るとはね。
海水にタッチ。
桜尾根の花
桜尾根を途中まで登ることにした。
桜尾根は個人所有の管理地であるため、植生を傷つけるような行為はしないようにお願いします。
桜尾根コースのユキワリソウ。
こんにちは!
登り初めてすぐにこんな状態。
淡い色味でも、どれも同じものがない。
逆光ピンク。
薄化粧して。
喜び溢れる。
パープル濃いめ。
輝きながら。
歌うユキワリソウ。
アイラインくっきり。
それぞれ微妙に色柄が違ってる。
ピンク大家族。
萼片がやけに丸っこい集団。
パープル大家族。
もうどの子も可愛くて絞ることができない。
立ったりしゃがんだり。
目眩がしてくるほど…(笑)
ショウジョウバカマさんも仲間入り。
いったい何なの?
この可愛さは、、、
アマナ系かな?
キバナノアマナ(黄花の甘菜)?
→恐らくヒメアマナ(姫甘菜)、全体に小型で繊細。
白もいいな。
微かにほんの~りピンク色。
清楚な白で〆。
もうそろそろ戻らないと。。。
下山後のチーズタルトと潮騒の道
後ろ髪引かれる思いで下山。
海が見える道路脇でスイーツタイム。
いつも行列ができてる絶品のチーズタルトを。
潮騒とともに歩く。
♫ Love&Joy ♬
くぐり岩と立岩。
ハヤブサが撮れるらしく、バズーカ砲の数名が待機していた。
ひしめき合う春。
この辺りはもう誰もいない…。
新鮮なスイセン。
ここでも歌ってる。
葉っぱが三角形▽
路肩にツルニチニチソウ。
巻駅までのロングウォーク
まだまだ先は長い。
車はたまに通るけど人っこ一人いない。 (^^;
猟師かと思ったら射撃場の音だった。
あー!水芭蕉!?
ビオトープ池と表記あり、蛙の卵みたいなのも。
路肩の斜面で見つけたキクザキイチゲさん。
大好きな木蓮はまだ蕾。
鮮やかなレンギョウ。
キュートなイモカタバミを見つけ、またまた立ち止まる。
関東では終わってしまったけど、新潟の梅は今が盛りのようだ。
あともう少しだよ…。
たぶん……。
咲き乱れる紅梅。
思わず駆け寄ってしまう。
日本海から巻駅までは長かった。。。(;^_^A
最後に
平日なので周遊バスはなし、路線バスも本数が少なく“得意の駅まで歩き”で帰路は大変だったけど、遠征した甲斐があった。
ただ、何ていうか。。。
矛盾しているようだけれど感じたことを正直に書くと。
お花が多過ぎて足が進まない群生地。
どの子もみんな可愛すぎて。。。
被写体が多ければ多いほどそこに迷いも生まれ、必ずしも満足なものが撮れるとは限らない。
(もてる人ほど選択不可能となり未だ独身だったりするのに似てる?例えが違うか??笑)
様々な事情により新潟まで出向くことができなくても、身近な里山にはそこのよさがある。
花数の多さで優劣はつけられないなぁ~などと思ったりもした。
次回、行く機会があるならば別のコースも歩いてみたいし、温泉にゆっくり浸かって新鮮な海の幸も楽しみたい。(^-^)/
憧れの角田山で待っていてくれたお花たち。
晴天日があまりない新潟で晴れてくれてありがとう!
角田山ハイキングマップをくださった巻駅の優しい駅員さん。
メーターを少しだけおまけしてくれた気さくなタクシー運転手さん。
駅の手前で道を確認したらわざわざ車を止め、前方で待っていてくださったお母さん。
「車に乗せてあげればよかったね、後ろから車が来てたからごめんね」
そのお気持ちだけで充分です。
《笑える余談》
下山後、駅の待合室で休憩して薄暗い駅ホームで電車待ちをしていたら。
「もしかして角田山行ってきたんですか?」
「はい」
「あのー、明日登りたいんですがバスとかありますか?」
平日の交通手段をお伝えし、駅でハイキングマップを貰うことをお勧めする。
地元民さんが県外の私にアクセスを聞いてくるとは。。。心の中でまた笑ってしまった。
今回も嬉しい花旅となり皆さんに感謝です。
ユキワリソウの歌。
お花いっぱいの角田山。
楽しい一日をありがとう。