登山

花追人*とうとう来ちゃった!潮騒とユキワリソウの角田山*** 2017/4/4(火)

一度は見ておきたかった本場新潟のユキワリソウ。

ヤマレコユーザーさんが前日に登られたレコを拝見してもう我慢できなくなり…。

他ユーザーさんのレコも参考に。

開花情報ありがとうございます。

 

心配していたお天気、何とか晴れそう。

次の公休には雨マークがついたため夜中に急いで準備をし二度寝。

家族の一眼を拝借して新潟へGo!

 

往復のアクセス

 

[往路]

09:28 越後線にて巻(着)

09:34 巻駅よりタクシー

09:41 稲島登山口(1580円)

※登山口手前よりメーターを切り走行してくれた運転手さん、ありがとうございました!!

 

[復路]

18:26 巻より越後線(発)

 

コース状況/危険箇所等

 

●稲島コース
角田山山頂まで最短ルート
最初の階段を過ぎると急登
少数だけれどカタクリがお出迎え

中盤はスミレとキクザキイチゲがいっぱい
ユキワリソウは、山頂手前にほんの少し

 

●灯台コース
前日の雨で多少の泥濘あり
斜面両側はカタクリの絨毯
ユキワリソウは斜面に群生しているが、危なげな場所が多く撮影には不向き

灯台コースの下山時に一度尻餅ついたので、濡れた斜面ではWストックあったほうが楽かも

 

●桜尾根コース
私有地のためルールを守り登らせて頂く
(駐車禁止、ペット禁止、スパイク禁止、ロープ内進入禁止、ストックはゴム付で)

登山口からすぐ(10分程)もう花だらけ
これでもかという感じで咲いている
ユキワリソウ群生はこちらが一番多いそうだ
(地元の男性談)

 

【巻観光協会・角田山トレッキングコース】

http://maki-niigata.com/facilities.html

 

その他周辺情報

 

[タクシー]
巻駅前に数台待機していた

 

[トイレ]
巻駅の中と外2箇所
各登山口

 

[コンビニ]
巻駅前にミニストップ

 

[温泉]
じょんのび館
(時間がなく利用せず)

https://www.jonnobi.com/

 

自己CT

 

09:44 稲島コース登山口

10:04 東屋

10:06 水場

10:37 広場

11:00 角田山 11:38

11:49 分岐

13:19 角田岬灯台 13:20

13:25 角田浜海水浴場 13:28

13:31 桜尾根登山口 13:32

14:35 桜尾根登山口

14:40 小休憩 14:43

15:38 五福トンネル入口

16:00 じょんのび館

16:30 ガソリンスタンド交差点

17:25 巻駅

 

※お花撮影に時間がかかっておりCTは全くあてになりません

※海水浴場から駅まで歩くような者はさすがにおらず、初めての赤線ルートが付きました (^-^ゞ

 

角田山ダイジェスト版

 

カタクリ

 

それはそれは美人のカタクリさん。

灯台コース山頂直下にて。

 

 

ユキワリソウ

 

淡いラベンダー色のユキワリソウ。

ふんわりと寄り添いながら。

 

 

ユキワリソウ

 

みかも山で見つけた、とびきりの可愛い子ちゃんにそっくり~**

 

 

ユキワリソウ

 

花追人***

とうとう新潟まで。 (^-^ゞ

桜尾根コースにて。

 

 

 

カタクリ美人三姉妹。

あまりの美しさに暫し動けなくなる。。。

灯台コース山頂直下。

(家族の一眼で撮影)

 

稲島コースの花

 

稲島登山口

 

稲島登山口よりスタート。

巻駅からは一番近く山頂まで最短のコース。

 

 

ネコノメソウ?

 

雄しべが少ない(恐らく4本)黄色い花。

ネコノメソウ?

 

 

東屋

 

 

水場

 

水場あり。

コップ半分頂いた。

 

 

カタクリ

 

うわぁ!

早くもカタクリのお出迎え。

 

 

カタクリ

 

期待していなかっただけに感激~☆

 

 

キクザキイチゲ

 

葉が深く切れ込んでいるから、キクザキイチゲさん?

斜面一帯に群生している。

 

 

ミチノクエンゴサク?

 

あっ、はじめまして!ヤマエンゴサク(山延胡索)。

微妙な色味。

 

<追記訂正>

あーでも葉っぱが違う。

ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索)かも?

 

 

スミレサイシン

 

スミレがいっぱい!

東京のスミレより大きいな~と立ち止まっていたら。

「これは、スミレサイシンね」

地元と思われる女性が教えてくださった。

 

 

ミチノクエンゴサク?

 

今度は白に紅紫のヤマエンゴサク。

→ミチノクエンゴサク?

 

 

ミチノクエンゴサク?

 

更に登ると、青紫色まで。

こちらのコース選択してよかった。

稲島コースでしか見かけていない。

 

 

キクザキイチゲ

 

淡いブルーのキクザキイチゲ。

嬉しい~~♪

 

 

日本海

 

日本海が見えた!

 

 

エンレイソウ

 

樹木の根元にひっそりとエンレイソウ(延齢草)。

何だか今日は嬉しいなぁ。

 

 

 

鮮やかなマゼンタピンクに惹かれて。。。

稲島コース山頂手前のユキワリソウ。

 

 

枯花

 

冬のなごり。

 

角田山山頂

 

健養亭

 

角田山山頂に到着。

避難小屋の名称は健養亭というらしい。

 

 

ユキワリソウ

 

遠くからでも一際目立つ本場のユキワリソウ。

 

 

角田山

 

とうとう来ちゃった!

憧れの角田山。

 

 

ユキワリソウ

 

マゼンタピンクと白のツートン。

可愛い***

 

 

☆ひだまりランチ☆

 

桜ごはん(18穀米)
甘辛チキン南蛮カツ
南瓜とほうれん草のサラダ
甘~い清見オレンジ
温麦茶

この後、陽が射してきた。

 

灯台コースの花

 

カタクリ

 

山頂から灯台コースへ。

この時点では一度下りて桜尾根から再び登り、福井ほたるの里に下山と。

よく考えたらムリムリ! (^^;)))

 

とか言いながら、帰りは巻駅まで12㎞ほど歩いてしまったが…(爆)

 

 

ショウジョウバカマ

 

開く直前の綺麗なショウジョウバカマ。

ぽつりぽつり見かける。

 

 

キクザキイチゲ

 

純白のキクザキイチゲ。

 

 

カタクリ

 

この辺はずっとカタクリ絨毯。

陽射しを浴びて。

 

 

キクザキイチゲ

 

キクザキイチゲ薄紫~☆

 

 

青空

 

青空の日が少ないという新潟で、これはかなり嬉しい天気。

 

 

ユキワリソウ

 

輝く白。

 

 

日本海バッチリ

 

今日、来てよかったよ!

 

 

ユキワリソウ

 

背筋を伸ばしコーラス♪

ほんのりピンク。

 

 

ユキワリソウ

 

ラベンダー色。

 

 

ユキワリソウ

 

雄しべのパープルが素敵なアクセントに。

 

 

オヤマボクチ

 

こういうのを見る度に、塔くんを連想してしまう。。。

元気かな。。。

 

<塔くんについて>

 

何者かによって塔ノ岳山頂に捨てられ、積雪期も山頂で過ごしていたノラ猫さん

大勢の登山者から愛され可愛がられていた (=^・^=)

現在は、秦野市のお宅で保護され穏やかに暮らしているはず

 

 

 

 

 

 

岩ゴロ

 

岩ゴロの下り。

さっき尻餅ついたばかりなのでここは慎重に。

 

 

碧い海

 

もうね~~海がキレイ!

 

 

ワクワクの道

 

海を見ながら通過する。

ワクワク♬

 

 

灯台

 

灯台と日本海。

この開放感たら!

 

 

ハコベの仲間

 

 

角田岬灯台

 

角田岬灯台まで下りてきた。

 

 

砂浜へ

 

砂浜への階段。

トコトコ。

 

 

多肉植物

 

多肉植物もがんばってる。

 

 

日本海

 

まさかここまで来るとはね。

 

 

久しぶりの海

 

海水にタッチ。

 

桜尾根の花

 

桜尾根

 

桜尾根を途中まで登ることにした。

 

 

私有地

 

桜尾根は個人所有の管理地であるため、植生を傷つけるような行為はしないようにお願いします。

 

 

ユキワリソウ

 

 

ユキワリソウ

 

桜尾根コースのユキワリソウ。

こんにちは!

 

 

ユキワリソウ

 

登り初めてすぐにこんな状態。

 

 

ユキワリソウ

 

淡い色味でも、どれも同じものがない。

 

 

ユキワリソウ

 

逆光ピンク。

 

 

薄化粧

 

薄化粧して。

 

 

喜び

 

喜び溢れる。

 

 

パープル

 

パープル濃いめ。

 

 

輝き

 

輝きながら。

 

 

歌う

 

歌うユキワリソウ。

 

 

パープル

 

アイラインくっきり。

それぞれ微妙に色柄が違ってる。

 

 

ピンク

 

ピンク大家族。

 

 

丸っこい

 

萼片がやけに丸っこい集団。

 

 

パープル

 

パープル大家族。

もうどの子も可愛くて絞ることができない。

 

 

ホワイト大家族

 

立ったりしゃがんだり。

 

 

淡色

 

目眩がしてくるほど…(笑)

 

 

ショウジョウバカマ

 

ショウジョウバカマさんも仲間入り。

 

 

ユキワリソウ

 

いったい何なの?

この可愛さは、、、

 

 

ヒメアマナ?

 

アマナ系かな?

キバナノアマナ(黄花の甘菜)?

→恐らくヒメアマナ(姫甘菜)、全体に小型で繊細。

 

 

ユキワリソウ

 

白もいいな。

 

 

ユキワリソウ

 

微かにほんの~りピンク色。

 

 

清楚な白

 

清楚な白で〆。

もうそろそろ戻らないと。。。

 

下山後のチーズタルトと潮騒の道

 

チーズタルト

 

後ろ髪引かれる思いで下山。

海が見える道路脇でスイーツタイム。

いつも行列ができてる絶品のチーズタルトを。

 

 

潮騒

 

潮騒とともに歩く。

♫ Love&Joy ♬

 

 

くぐり岩と立岩

 

くぐり岩と立岩。

 

 

ハヤブサ

 

ハヤブサが撮れるらしく、バズーカ砲の数名が待機していた。

 

 

つくしんぼ

 

ひしめき合う春。

この辺りはもう誰もいない…。

 

 

日本水仙

 

新鮮なスイセン。

ここでも歌ってる。

 

 

ヒメオドリコソウ

 

葉っぱが三角形▽

 

 

ツルニチニチソウ

 

路肩にツルニチニチソウ。

 

巻駅までのロングウォーク

 

赤い橋

 

まだまだ先は長い。

 

 

五福トンネル

 

車はたまに通るけど人っこ一人いない。 (^^;

 

 

 

猟師かと思ったら射撃場の音だった。

 

 

ミズバショウ

 

あー!水芭蕉!?

ビオトープ池と表記あり、蛙の卵みたいなのも。

 

 

キクザキイチゲ

 

路肩の斜面で見つけたキクザキイチゲさん。

 

 

モクレン

 

大好きな木蓮はまだ蕾。

 

 

レンギョウ

 

鮮やかなレンギョウ。

 

 

イモカタバミ

 

キュートなイモカタバミを見つけ、またまた立ち止まる。

 

 

梅が満開

 

関東では終わってしまったけど、新潟の梅は今が盛りのようだ。

 

 

ラッパズイセン

 

あともう少しだよ…。

たぶん……。

 

 

紅梅

 

咲き乱れる紅梅。

思わず駆け寄ってしまう。

 

 

巻駅

 

日本海から巻駅までは長かった。。。(;^_^A

 

最後に

 

平日なので周遊バスはなし、路線バスも本数が少なく“得意の駅まで歩き”で帰路は大変だったけど、遠征した甲斐があった。

ただ、何ていうか。。。

矛盾しているようだけれど感じたことを正直に書くと。

 

お花が多過ぎて足が進まない群生地。

どの子もみんな可愛すぎて。。。

被写体が多ければ多いほどそこに迷いも生まれ、必ずしも満足なものが撮れるとは限らない。

(もてる人ほど選択不可能となり未だ独身だったりするのに似てる?例えが違うか??笑)

 

様々な事情により新潟まで出向くことができなくても、身近な里山にはそこのよさがある。

花数の多さで優劣はつけられないなぁ~などと思ったりもした。

 

次回、行く機会があるならば別のコースも歩いてみたいし、温泉にゆっくり浸かって新鮮な海の幸も楽しみたい。(^-^)/

憧れの角田山で待っていてくれたお花たち。

晴天日があまりない新潟で晴れてくれてありがとう!

 

角田山ハイキングマップをくださった巻駅の優しい駅員さん。

メーターを少しだけおまけしてくれた気さくなタクシー運転手さん。

駅の手前で道を確認したらわざわざ車を止め、前方で待っていてくださったお母さん。

「車に乗せてあげればよかったね、後ろから車が来てたからごめんね」

そのお気持ちだけで充分です。

 

《笑える余談》

下山後、駅の待合室で休憩して薄暗い駅ホームで電車待ちをしていたら。

「もしかして角田山行ってきたんですか?」

「はい」

「あのー、明日登りたいんですがバスとかありますか?」

平日の交通手段をお伝えし、駅でハイキングマップを貰うことをお勧めする。

地元民さんが県外の私にアクセスを聞いてくるとは。。。心の中でまた笑ってしまった。

今回も嬉しい花旅となり皆さんに感謝です。

 

 

 

ユキワリソウの歌。

 

 

 

お花いっぱいの角田山。

楽しい一日をありがとう。

 

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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