好天の2連休。どこにしようかなぁ。
今年はどこも残雪が多く全般的に開花が遅れている様子。
雪融けを待っているうちに5月下旬になってしまった。
たった一輪のツクモグサをヤマレコで確認したら気になって気になって。
そろそろお花は増えてるかな?
初日に阿弥陀に登り翌朝ツクモグサを探しに行くというレコを拝見。
うん、これこれ!“次のテント泊は行者小屋”と決めていたからちょうどいい。
わくわくのテント泊・第2弾は八ヶ岳へ。
往復のアクセス・トイレ情報
[往路]
09:08 スーパーあずさ1号にて茅野(着)
09:30 茅野よりバス → 10:07 美濃戸口
[復路]
14:45 美濃戸口よりバス → 15:15 茅野(数分早い到着)
15:50 茅野よりあずさ24号(発)
※バスは往復割引で1550円
<トイレ>
各山荘(要チップ)
自己CT
[1日目]
10:24 美濃戸口
11:14 赤岳山荘
11:22 美濃戸山荘
12:53 行者小屋まで40分看板
14:06 ランチ休憩 14:16
14:25 行者小屋
[2日目]
05:18 行者小屋
06:19 地蔵ノ頭 06:23
07:20 三叉峰
07:36 横岳 08:02
08:16 三叉峰 08:18
09:20 地蔵ノ頭 09:26
10:19 行者小屋 11:18
12:07 行者小屋まで40分看板
13:08 美濃戸山荘
13:13 赤岳山荘
13:50 美濃戸口
道端のお花と南沢ホテイラン
登山届を提出して美濃戸口をスタート。
アメリカスミレサイシン
八ヶ岳山荘に咲いているスミレ。
アメリカスミレサイシン“プリケアナ”と思われる。
ボケ
陽射しを浴びるボケの花。
タチツボスミレ
正統派タチツボスミレ。
シロバナヘビイチゴ
アカネスミレ
ん?これは何スミレかな。
[アカネスミレ]
雌しべの先はよく見えない
側弁は常に有毛
葉は細い
トキイロフデリンドウ
可愛い!
えーーっ!?思いがけなく発見したこの子たち。。。
青ではなくピンクのトキイロフデリンドウ♪
嬉しくて大声あげる。(^o^;
テント泊装備が重く、歩みが遅いからこそ巡り合うことができた。
[トキイロフデリンドウ]
このような花色の変化はアントシアニンという色素の異常のせいであるらしい
遺伝子が壊れているため青いアントシアニンを生合成できないそうだ
サクラソウ
赤岳山荘のサクラソウ。
阿弥陀岳
赤岳山荘駐車場辺りより阿弥陀。
コミヤマカタバミ
路肩にひっそりコミヤマカタバミ。
ホテイラン
南沢を通過中。
フレッシュなホテイランに逢えウキウキ気分。
ホテイラン
ピンクが濃い。
ペアのホテイラン
ウスギオウレン
淡い黄色はウスギオウレンかな?
ザックが肩に食い込み予想以上に足が進まない。
行者小屋までとても長く感じられる。
倒木広場
おぉ、、、やっと倒木広場まできた。
例年に比べ花が少ないせいもあるけれど、ここまでの写真の少なさが如何にキツイ道程だったかを物語っている。
横岳
当初の予定では、行者小屋に着いてるはずの時間。
残雪
この辺りから残雪あり。
*ひだまりランチ*
あと少しなんだけどお腹空いてもうだめ。。。
岩が温かくて気持ちいいー。
赤岳
文三郎がくっきり。
ここまで来ればもうすぐ。。。
行者小屋テン場にて
行者小屋
予定の時間をかなりオーバー。
阿弥陀はムリだね。。。(^^;)(;^^)
当初の予定は早くも崩れ去り阿弥陀はあっさり断念し、テン場でまったり過ごすことに。
テントの数は思ったより少ない。
眩しいくらいの青空に山々が映え来てよかった!とつくづく思った。
今日の宿
のんびりとテント設営。
翌朝数えたら11張ほど。
ガラ空き
ここに張れて嬉しい。
テントからの景色
行者小屋と横岳が見える位置に。(*^-^*)
天気いいー
テントの中で、ひとりニヤニヤしてしまう。
夕食
みつせ鶏白湯スープ(2人前)
親子丼
温かい緑茶
昼間は暑かったのに、夕方になると屋外はさすがに冷えてきた。
キビタキ
行者小屋の屋根上にいる黄色い鳥(キセキレイ?)が、美しいメロディーを奏でる♪♪♪
【追記訂正】たぶん、キビタキ
赤岳アップ
テント内は陽が当たり暑いくらい。
夕陽
とても素敵な夕暮れ。
雲の色
雲の色に見入ってしまう。
夕陽が沈む頃にはグッと気温が下がった。
鴇色
テントの中もトキイロ♡
おやすみなさい。。。
上はハードシェル、雨具のズボンを履いてシュラフに包まったらいつしか夢の中へ。
風もない静かな夜。
突然、目が覚めてしまう。
どうやら隣のカップル女性が何か動画を観ているようだ。
真夜中だというのにまさかのイヤホン無し。(-_-)
暫く待つが一向に止める気配がなく一晩中悶々とするのは嫌なので、思いきってテントの外へ出た。
感情的にならないよう気をつけあくまで低姿勢にてお願いする。
そして、ふと見上げると素晴らしい満天の星空が広がっていた。。。彡☆
メジャーで人気のエリアであればあるほど、このような騒音トラブルは日常茶飯事かも。
例えば涸沢とか。
そう考えると、ちょっと気が重くなる。
個々のモラルに任せるしかないから。
テン場とは、、、たった1枚の布を隔てた公共の場所であるということを忘れてはならない。
ツクモグサを探しに
☆翌朝☆
テーブルとベンチに霜
なんと霜が降りてる!
寒いわけだ。。。
小屋横の屋根つきテーブルに移動して朝食の準備。
☆2日目朝食☆
ハムとひよこ豆のサラダ
早ゆでマカロニ
プチトマト
バーニャカウダソース
パンドゥミーロール
いつものカフェオレ
ちょっと寒いけれど天気は最高。
さてと、気を取り直してツクモグサを探しに行こう! (*^ー^)ノ♪
地蔵尾根は序盤より残雪あり、行者小屋でチェンスパを装着する。
展望
展望が開け、暫し眺める。
北アをズーム
阿弥陀
遮る木々がなくなった。
中岳、阿弥陀岳
中岳と一緒に。
赤岳と天望荘
山頂に見えるのは赤岳頂上山荘。
まさに雲海
富士
ぽっかり浮かぶ富士。
赤岳と富士山
こちらは横岳
ミヤマキンバイ、キバナシャクナゲ、イワウメ、イワカガミ(樹林帯)等、去年の同時期に咲いていたお花の姿がなくまだ少し早かったかなぁ…と一抹の不安もあったのだけれど。
こんな好天の稜線歩きは本当に気持ちがいい。
コメバツガザクラ
鎖場
日ノ岳手前の鎖場。
チェンスパは履かずに右側から鎖に沿って。
頑丈な鎖があるから何とか登ることができた。
オヤマノエンドウ
鎖場をクリアしていつも咲いてる丘に到着するが、やはりまだ殆ど咲いておらず蕾がいくつか見えるだけ。
しかもロープの奥にあるため近づくことは許されない。
更に進んで行くと崖に一輪。
その側に毛むくじゃらのひよこがポツリポツリ現れる。
どうしてこんな危ない場所に?
ツクモグサ
日ノ岳周辺で2匹のひよこ。
開花寸前
もう少しで開花しそう。
ツクモグサ大株
そして。。。
とうとう目線の高さに咲いている大株に出逢えて小躍り! (#^.^#)
「うわーっ!咲いてましたね」\(^o^)/
あまりに嬉しくて一眼のお兄さんに思わず話しかけてしまう。
ツクモグサと青空
かわいい~~♡♡
これだけでも充分に来た甲斐があった。
咲いててくれてありがとう。
三叉峰
三叉峰分岐。
横岳へ
横岳に向かって気持ちいい稜線歩き。
イワヒバリ
飛んできたイワヒバリ。
すごくいい声で鳴くんだね。
初めて知ったよ。
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳
南アの大展望。
この写真を撮ろうとした瞬間ハッと気づいた。
一輪のツクモグサ
岩の陰に咲くたった一輪のツクモグサ。
こちらからじゃないと死角になって見えない。
目一杯ズーム
ツクモグサ咲いたよ!
咲きたてほやほや (#^.^#)
横岳に到着
赤~中~阿弥陀
素晴らしい大展望に息をのむ。
硫黄岳
今日は行かない硫黄岳。
北ア
もう一度、北アの峰々を。
ミヤマキンバイ
開花直前のミヤマキンバイ。
展望を満喫したのでそろそろ戻ろうかな。
阿弥陀
三叉峰より
いつも通過するだけの三叉峰に初めて登ってみる。
すごい解放感!
富士を望む
さきほどの場所に戻ると、なんと一眼のお兄さんがまだいらっしゃった。 (^-^;
もっと開いたツクモグサ
この株を撮るために1時間以上もここにいたのだ。
すごい情熱!
FBにアップされるそうだ。
横岳に行って開花を待つという-aki- さんのレコを参考に、迷うことなく早朝出発できました。
戻ってきて再会した時は更に開いていてくれて感激~☆
オヤマノエンドウ
1匹
ひよこが1匹。
2匹
ひよこが2匹。
毛むくじゃら
チラリと中を覗く。
毛むくじゃらの赤ちゃん (^^;
(o^ O^)シ彡☆
早朝は閉じていて全く気づかなかった場所で、パカッと開花しているツクモグサ。
再び鎖場
日の岳直下の危険な残雪を振り返ったところ。
右側の鎖を使い登り下りした。
地蔵ノ頭
地蔵ノ頭とこの青空♪
コメバツガザクラ
おちょぼ口みたいな先っちょが可愛いコメバツガザクラ。
地蔵尾根
残雪の地蔵尾根を下る。
行者小屋の案内板
行者小屋の小屋開けは6/3(2017年)。
テント撤収
全て撤収するのに40分かかった。
30分位にしたいな。
夏みかんワッフル
行者小屋テン場
お世話になりました。
行者小屋、また来るね。
[行者小屋テン場]
テント 1000円(トイレ使用料含む)
受付時間帯のみスタッフ現れる
小屋開けは6/3
水場はいつものホースではなく
小屋前の蛇口3箇所に変わった
但し、米研ぎや歯磨きはNG
イワカガミ蕾
開花を待つイワカガミ。
コミヤマカタバミ
ペアのコミヤマカタバミ、可愛いね。
ホテイラン
首をかしげてるようなホテイラン。
ホテイラン3兄弟
実は、あとから4兄弟と判明。
前日はまだ蕾だったのがちゃんと開いてくれてた!
この日は南沢ピストンで正解だったみたい。 (*^-^*)
ホテイラン
ありがとね。
スミレ
キュート♥なスミレ。
美濃戸山荘
夏空
爽やかな夏空広がる。
あっ!
hanameizan さんのお車が!
またニアミスしかけてた?
ひとりで笑ってしまった。 (^o^;
2日続けて赤岳~硫黄周回なさっていたと後から伺ってビックリ。 w(゜o゜)w
トレーニング頑張ってますね。
ハナちゃん元気かな。。。
J&Nさんのランチとマロちゃん劇場
美濃戸口に下山。
J&N
久しぶりのJ&Nさん。
オーナーさんが外ベンチに座っていらした。
この時間帯は誰もおらず私が1番目。
白い花
可憐な鉢植えがお出迎え。
可愛いメニュー
シェフ特製カレー
シェフ特製カレーサラダつき。
トッピングされてる野菜も美味しい~~~! (^o^)
八ヶ岳プリン
そして。。。八ヶ岳プリン(500円)
食べている間、次々とお客さんが入ってくる。
***マロちゃん劇場***
「マロっ子!」
呼んでも無反応(笑)
大人っぽい顔つきになったね。
目線の先には可愛いトイプードルが…。
やっぱり気になるの?
とてもおとなしく撫で撫でさせてくれる。
毛がふかふか。
無気力
でも、なんだか無気力に見える。
「お前さぁ、猫のほうが好きなんだろ?」
本能で解るのだろうか。 (;^_^A
zzz zzz zzz
寝たふり?(笑)
じゃあまたね。
チラッ
あっ、薄目開けた。
J&Nさん案内
食事すると温泉が半額の350円になるらしい。
時間がないため日帰り入浴は利用せず。
[J&N]
茅野駅にて
毎回楽しみにしている茅野駅ホームの寄せ植え。
赤岳
快晴の八ヶ岳、ありがとう!!
最後に
今後の課題として。
食料のチョイスを何とか工夫し重いザックの軽量化や広めで快適なテン場を探したり、初心者なりにテント泊を楽しみたいと思う。
[備忘録]
プラティパス水 1L
山専お湯 500ml
野菜ジュース 930ml
水場はあるのでもっと減らしてもよかった
チェンスパとサブザックは持参して正解
私を取り巻く全ての巡り合わせに感謝☆
この世は、セレンディピティで溢れてる。
素敵な一期一会
偉大なる天のちから
お山の神様
いつもありがとうございます。
※全て2017年5月の情報ですのでご了承ください

