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花の楽園*火打山*高谷池テント泊 2025/7/19(土)~20(日)

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コロナ禍以降、テントまで予約制になってしまい色々と不便さを感じる昨今。

できればギリギリまで天気予報を確認したいが、テン場によっては早々に満員となってしまう。

ヤマレコを見ていたらタイムリーで素敵なレコを発見。

以前テントを張ったことがある高谷池ヒュッテに再度伺うことに。

事前準備としてモンベルのサイトでネット予約とカード決済(1000円)を済ませ、高谷池ヒュッテ公式サイト「宿泊者カード」をファミマでプリントアウトして持参した。

他コンビニでもプリントは可能だがファミマならアプリが不要なので。

【モンベル・高谷池ヒュッテ】

https://booking.montbell.jp/lodging/facility.php?facility_id=16

火打山⁂高谷池で今季初のテント♪ 2020/8/17(月)~18(火)コロナ禍と長梅雨の影響により、思うように山に行けず気づいたらもう8月半ば。 静かなところでテント泊したいなぁ。。。 ずっと気...

往復のアクセス

[往路]

06:53 大宮よりはくたか551

08:27 上越妙高

08:58 上越妙高よりえちごトキめきはねうま線

09:33 妙高高原

09:40 妙高高原駅よりバス(1000円)

10:30 笹ヶ峰BS

[復路]

13:15 笹ヶ峰BSよりバス

14:05 妙高高原駅

14:38 妙高高原よりしなの鉄道北しなの線

15:22 長野

15:52 長野よりあさま624

自己CT

[1日目]

10:58 火打山・妙高山登山口

11:53 黒沢橋

12:36 十二曲り

13:51 富士見平

14:45 高谷池ヒュッテ

[2日目]

05:10 高谷池テン場

06:05 ライチョウ平

06:42 火打山 06:57

07:53 天狗の庭

08:15 高谷池ヒュッテ

08:16 高谷池テン場 08:38

08:40 高谷池ヒュッテ 08:45

10:22 十二曲り

10:46 黒沢橋 10:48

11:30 火打山・妙高山登山口

11:31 笹ヶ峰BS

ローカル線とバスの山旅

たっぷり睡眠を取ってからの早朝出発はやはり身体が楽。

北アとかはどうしても夜行バスになるけれど。

上越妙高のNewDaysでおにぎりを調達。

えちごトキめきはねうま線に乗車。

ローカル線を使った山旅はワクワクするなぁ。

車窓よりのどかな景色。

妙高高原駅からのバスはそこそこ混雑していたが全員着席できた。

10:30笹ヶ峰着。

遅い時間なのですぐに行動したいところだけれど、朝食が早かったのでお腹が空いて先にランチを済ませる。

テン場まで少々長いので、タレかつやオムライスなどカロリーが高いおにぎりをチョイス。

夏の花を愛でながら

火打山・妙高山登山口で登山届を記入していると、ちょうどミニパトがやってきて全ての用紙を回収していかれた。

小さな黄色い花コナスビが可愛い。

テン泊装備のお兄さんのゆったりした歩みを私も見習わなければ。

一度登っているけどこんなにキツかったっけ…。

木道脇にギンちゃんがいっぱい。

1時間くらいで黒沢橋。

沢の音が涼しげ。

橋を渡ったところで数名休憩していたが、私は止まらずにゆっくりと歩き続ける。

サンカヨウの実。

マイヅルソウも実になってる。

ハナニガナ。

休憩中のお兄さんを途中で抜かした。

急な登りをこなして十二曲り。

展望開ける。

ヤグルマソウかな。

マイちゃん。

カメラ目線のオオバミゾホオズキ。

ボケちゃったけどコミヤマカタバミ。

ズダヤクシュの大きな株。

うわー、なんて可愛いんでしょう!

ピンク色のニョイスミレがそこかしこに現れ、狂喜乱舞しながら歩を進める。

おそらくムラサキコマノツメ。

終わりかけのミツバオウレン。

ゴゼンタチバナ群生。

大岩ゴロゴロの登り。

陽射しを遮るものがなく暑い。

やっと富士見平。

生まれたてのゴゼンタチバナ。

ツマトリソウと蕾。

焼山~影火打山~火打山が見える地点までやってきた。

ここまで長かったねー。

そして右端に高谷池ヒュッテがチラリ。

わーい!!あともう少し。

エンレイソウの黒い実。

おぉー、オオバタケシマランだ。

グキッと曲がってるのが特徴。

すっすごい、オオバミゾホオズキの大群生。

あっ、キヌちゃん。

しばらくぶりに会えて嬉しいのなんの。

うわーい、ちゃんと残っててくれたサンカヨウに感激。

花が散った株が多かったので。

色味が濃いコイワカガミも終盤かな。

高谷池ヒュッテ*プリン&コーヒー

最後の木道をゆるゆる登っていくと。

高谷池ヒュッテのカフェ、なんとか間に合ったよ。

ハンモックが気持ちよさそうなテラス。

到着時はハイカーが大勢いたので時間をずらして撮影。

【妙高観光ナビ・高谷池ヒュッテ】

https://myokotourism.jp/kouyaike/

【モンベル・高谷池ヒュッテ】

https://booking.montbell.jp/lodging/facility.php?facility_id=16

トイレ棟はこちら。

高谷池ヒュッテ受付に宿泊カードを提出しテン場の説明を受ける。

もし水が足りなければ売店で購入する予定。

プリン優先してもテントは張れるか一応確認しつつ注文し数分の待機。

ワクワク♪

プリンセット(1300円)をホットコーヒーで。

手作りプリンは甘さ控えめであっさりしたお味。

どちらも美味しかった~。

高谷池キャンプ場*即席カニ風味寿司

では、そろそろキャンプ場へ。

テン場はそこそこ混んでいるみたい。

テン場手前にツマトリソウ。

飛んできたクジャクチョウをパチリ。

八幡平では100匹くらい飛んでたっけ。

夏の終わりに**「そうだ、八幡平へ行こう!」*夜行バスで盛岡を満喫 2021/9/1(水)今夏は天気に翻弄されっぱなし。 事前に申請していた連休はことごとく台風にやられた。 楽しみにしていた北アの予定は、また雨マー...

水場の水は飲用不可。

煮沸して使う場合は自己責任とのこと。

空いてるスペースにササッと設営。

前回は設営後に登頂したけど今日はやめておこう。

テントはざっと数えて25張ほど。

夕方にはもう少し増えたような。

テントに入って水出し緑茶柚子をゴクゴク。

味のついてないお茶が一番美味しい。

水1.5Ⅼ、夏の塩レモン600ml、お湯500ml、プラスアルファで合計2.8Ⅼ家から持参した。

その後は紙地図を眺めたり音楽を聴いてちょっとだけお昼寝。

夕食は火を使わない即席カニ風味寿司。

ます寿司おにぎりは2個使用。

カネテツ“ほぼカニ”という笑っちゃうネーミングの商品で代用、薬味と海苔は家で切って持ってきた。

コープの野菜がおいしい味噌汁はフリーズドライ。

簡単なのにボリュームあって大満足。

【ヤマハック・げんさんが教える山ごはん・火を使わないレシピ特集】

https://yamahack.com/2633

食後に頂きもののルピシア紅茶。

ジンジャー&レモンマートルはすっきりと澄んだ味わい。

夏場はシュラフを持たずにエスケープライトヴィヴィで就寝。

ただし、今日は雨具上下とも忘れてしまったため明け方は少し涼しかったかな~。

寒さに強い私だからできること、くれぐれも真似しないように(笑)。

夏用のULシュラフを検討中ではある。

ワタスゲ、ハクサンコザクラ、ウサギギク群生

☆翌朝☆

いつものことながら熟睡はできず何度か二度寝して朝を迎える。

テントから見えた朝焼け。

どんなときもカレーを温めて朝食に。

家族の会社から頂いたキャンプ用品がありがたい。

大好きなタカキベーカリーのレーズンブレッド、甘さなしのカフェオレ2杯でお腹一杯。

火打山へ向けて出発。

キヌちゃんわんさか。

開花したばかりのイワイチョウを見守る。

うわー、ハクサンコザクラ可愛い。

イワイチョウの葉っぱの間からにょきにょき出てる。

誰もいない木道をテクテク。

あ、サンカヨウがこちらにも。

天狗の庭周辺はワタスゲ天国♫

青空が眩しい。

これはミヤマゼンコかな。

ヤマオダマキがわんさか。

ライチョウ平。

さっきの声は雷鳥?それともホシガラス??

雪渓は登らず左側の木道へ。

コオニユリが一輪。

ふわふわの綿毛みたいな木。

ミヤマキンポウゲが咲き乱れる登山道。

カラマツソウがキラキラ輝く。

う~ん、やっぱり山は朝がいいね。

ピンク色の花に目を凝らすと、登山道から離れた斜面にハクサンコザクラがいっぱい。

かなり遠くに咲いているので目一杯ズームして。

きゃー、階段の近くにはウサギギク群生が待っていた。

ネバリノギランとコラボ。

あまりにすごくて歓声を上げてしまう。

早朝の火打山*最高の展望

細い藪を通り抜けると。

火打山山頂(2461m)に到着。

この時間帯には誰もおらず山頂ひとりじめ。

右からぐるりと。

妙高山方面。

いつか登りたいなー。

あれは富士山?

ズームすると高谷池ヒュッテと池塘、マイテントも見える。

ご夫婦が登っていらしたので撮っていただく。

ありがとうございます。

ハーフパンツを穿くとタイツの上から虫に刺されるので、最近は夏でもロングパンツにしている。

ノースフェイスのアルパインライトパンツ、やっぱり最高の穿き心地。

色はブルーモスでサイズS。

●レディース

●メンズ

15分ほど滞在して下山開始。

天狗の庭*逆さ火打ブルー

同じ道なんだけどお花のすごさに感激しまくり。

ハクサンコザクラがもりもり!

ピンクの人型みたいのはテガタチドリかな?

終盤だけど可愛いね。

カンチコウゾリナ。

藪をガサガサする音に立ち止まっていると、正規の登山道に出てきたのは単独男性。

私「熊かと思いましたよ!」

男性「間違って雪渓を登っちゃって…」と大笑い。

おぉぉ。。。

早朝よりも綺麗に見える逆さ火打ブルー。

素晴らしい眺め。

ここは天国か。。。

今日来て本当によかった。

輝くシロバナニガナ。

白っぽいヨツバシオガマも素敵。

あーっ、モウセンゴケがもしゃもしゃと。

クルマユリを撮っている時、すれ違った女性が同じ登山靴を履いていたので「同じですね、履きやすいですよね」と話しかける。

「そうなのよ~、もう2足目なんだけどこれが一番いいのよね」と意気投合。

めっちゃ美しいハクサンチドリがいた。

ここら辺も素敵な道。

上越の雲ノ平。

朝陽を浴びて嬉しそうなハクサンチドリ。

咲きたてのミヤマキンバイも。

マムート男子のヒント*次回は妙高山へ

もう少しで高谷池ヒュッテ。

一応、テントのチェックアウトが8:30なのでそれに合わせて下山してきた。

それにしても、素晴らしいロケーションの高谷池ヒュッテ。

やっぱり来てよかったわ。

テントさんただいま!

あんなに混雑していたテン場はスカスカ。

皆さん妙高山に登ってるのかな。

名残惜しいけど撤収~。

それほど暑くなかったからか、一泊分の水分は2.8Ⅼでなんとかなった。

小さい梯子を上がったアルプス展望台からの眺め。

キレイ目なイワイチョウ。

きゃあ、薄っすらピンクがかったキヌちゃん♥

可愛すぎて何度も呼びかけちゃう。

火打山ありがとう、またね。

すばしっこい野鳥が複数いたが撮影が大変難しい。

こっち向いてるあの子は誰かな?

乙見湖(笹ヶ峰ダム)がチラリ。

んんん、何だろコレ。

下山時にたまたま見つけたんだけど。

ホソバノキソチドリ?

わかり次第追記する。

火打山・妙高山登山口に戻ってきた。

木道の下りは予想以上に長く感じたと、後に出会うマムート男子も話していたっけ。

私が黒沢橋で小休止していた際に挨拶されたのはパンツの色で覚えてる。

キャンプ場の自販機で塩れもん水を購入して一気飲み。

冷たい飲み物で生き返る。

どら焼きとトレールチャイ、最近はまっている素焼きカシューナッツでお腹を満たす。

バスの時間までかなり余裕あり。

【山小屋 明星荘】

https://myoujousou.wixsite.com/index

帰宅後に調べたところ、笹ヶ峰BS近くの山小屋 明星荘さんでランチを始めたらしいので何か食べられたかも。

ザックを置いていた笹ヶ峰BSに並んだ時、若い単独男性に「ピストンだったんですか?」と話しかけられた。

彼は別のルートで妙高山にも登ったらしく、アクセス方法を尋ねてみてビックリ。

私の足だと時間が足りず登頂できなかったがその方法があったか。

からし色マムートパンツのお兄さんありがとう!

Pain pour*手作りパン3種

5年前に伺ったやおとく食堂さんは現在営業していない。

事前に食べログを見ていて閉店を知り愕然とした。

いかにも昭和の食堂という感じで、大盛なのに安くて美味しいお店がなくなるのは残念でしかない。

妙高高原駅。

バスのダイヤが変わったことと電車の接続がタイトなため、時間的にランチは無理っぽいな~。

バスを降車したらMyoko Coffee 高原駅前店さんへまっしぐら。

店内で売っているPain pour(パンプー)さんのパンを楽しみにしていた。

時間があればコーヒーも飲みたかったな。

【Myoko Coffee】

https://myokocoffee.com/

【食べログ・Myoko Coffee 高原駅前店】

http://Myoko Coffee 高原駅前店

帰りは長野周りにしたのでしなの鉄道に乗車。

ブルーベリーパン、くるみあんパン、プレーンな食事パンどれも美味しかった。

特にあんパンは甘さ控えめながらあんこが美味しく、どっしりと重みがあって大満足。

JR長野駅新幹線ホームそば店*野沢菜わさび風味そば

長野の新幹線ホームに下りると目の前に立ち食いそば屋が。

あさまの発車時刻まで充分に余裕あるし。

するすると引き寄せられ気づいたら券売機にお金を…(笑)。

冷たい野沢菜わさび風味そば(490円)で遅めのランチ、美味しかったー。

最後に

5年ひと昔とはよく言ったもので、アクセスやお店など色々な面で様変わりしてしまい時の流れの早さを思い知らされる。

高谷池ヒュッテとキャンプ場は変わらず素敵な場所だったのが嬉しい。

今回の火打山で、山はやっぱり早朝に登るのが一番いいと再認識した。

もちろんアクセス面や体力面からそれが叶わない山もあるけれど。

このエリアは季節を変えてまた訪れたい。

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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