冬季の避難小屋泊もなかなかよかったけれど、お花畑の開花に合わせていつか泊まってみたいと思っていた平標山の家のテントサイト。
わくわくのテント泊第3弾♪
もくじ
往復のアクセス
[往路]
08:06 新幹線にて越後湯沢(着)
08:20 湯沢駅前BSよりバス → 08:54 平標登山口BSの手前(600円)
※運転手さんの機転により駐車場で殆どのハイカーが降車
しかも、私のザックを見て荷物料100円は不要と… m(__)m
[復路]
12:45 平標登山口BSよりバス → 13:15 湯沢駅前BS
14:08 越後湯沢より新幹線(発)
【南越後観光バス】
湯沢~西武クリスタル線・時刻表
http://www.minamiechigo.co.jp/
コース状況/危険箇所等
●平標山の家~平標山
山頂直下に残雪あり
踏み跡を辿ればアイゼン等は不要
●松手山周辺
登山道の崩落が以前より進んでいる箇所あり
その他周辺情報
[平標山の家]
テント 500円
豊富な水場あり
[立ち食い蕎麦]
湯沢庵
お蕎麦は普通だけど(笑)
声が大きくテキパキ働くロン毛店員さん好感度高い
[軽食・スイーツ・お土産]
駅構内に沢山あり
クリーミーな糀ソフト(380円)
甘さ控えめで上品な美味しさ
[温泉]
越後湯沢駅構内ぽんしゅ館
(早く帰宅したくて利用せず)
自己CT
[1日目]
09:12 平標登山口駐車場
09:20 上信越自然歩道入口
09:39 分岐
10:19 平元新道登山口
11:34 平標山の家 12:33
13:39 平標山 13:41
14:54 仙ノ倉山 14:56
15:48 平標山
16:11 平標山の家テン場
[2日目]
07:54 平標山の家テン場
08:51 平標山
10:26 松手山
10:59 鉄塔 11:04
11:52 松手山登山口
11:54 上信越自然歩道入口
11:59 平標登山口BS
平元新道から小屋へ
平標登山口の駐車場にて登山届を提出しバス通りへ。
綺麗なオダマキに逢うために。
オダマキ
拡大すると、白い蜘蛛がこっち見てる(笑)。
キク科の花
これ何だっけ?
ルピナス
フランスギク
ゆらゆら揺れるフランスギク。
いつも気になるツボスミレ
クルマムグラ
サワハコベがあちらこちらに
ユキザサ
きらめき
ツクバネソウ(衝羽根草)
マイヅルソウも踊ってる
あ、チゴユリだ
女性に優しい平標山の家
平標山の家
屋根が見えた時は嬉しかった。
休憩室
懐かしい冬季小屋。(’-’*)♪
電話で問い合わせの際に少しぶっきらぼうに感じたオーナーさん。
以前もお見かけしたことはあるが、お話してみると全然そんなことはなく。
既にごった返しているテン場にて、他のハイカーさんに対し「受付済ませてから相談して」と一喝。
皆さん、受付より先にテントを張っていたのだ。
更にお母様よりは「先にお姉さんを案内してあげてよ」と嬉しいお言葉が。(*^-^*)
オーナーさんは「静かな場所がいいなら…ここかな?」と他のテントより離れた場所を示しさりげなくお気遣い頂いて。
いやもう、この一件だけで「来てよかったぁ~!」と思えるような出来事だった。
また、箸もスプーンも忘れた私に割り箸をくださり大変助かりました。
ありがとうございます。m(__)m
テン場にて
テン場から見える景色。
好天に恵まれてこの山域を歩ける喜び。
カラ梅雨のお陰。 (^^)v
マイテント
オーナーさんお勧めの場所がこちら。
うわぁい!やった! \(^o^)/
ロケーションがいいし他のテントとは少し距離がある。
一段上のサイトは既に満杯(約10張)となっている。
好天を逃さず山頂へ
当初の予定では初日はのんびりして翌朝、仙ノ倉までピストンするつもりが2日目は終日曇りの予報。
おにぎりとゼリーを急いで食べ平標山頂へ向かう。
オオカメノキと蜂
イワカガミ
可愛いイワカガミが早速、誘惑を…。
【追記訂正】高山型のコイワカガミではなくイワカガミと思われる
イワカガミをズーム
この可愛さ、反則でしょ!
タテヤマリンドウ
すごく小さなタテヤマリンドウ。
チングルマ
あれっこんなところに!チングルマ~☆
寝癖みたいなもしゃもしゃ可愛い。
右を見ながら
わくわくする。
シャクナゲ
終盤のシャクナゲで、一際キレイな子。
イワナシ
慎ましやかなイワナシ。
ショウジョウバカマ
微妙な色違いを探して。
ミツバノバイカオウレン
こっこれは!バイカオウレン!?
まさか咲いてるとは思わなかったよ。
生い茂った笹の陰で発見。
ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄蓮)
別名:コシジオウレン
本州中部以北の日本海側の亜高山帯から高山帯に自生する日本固有の植物
平標山頂
人は写してないけど、けっこう混雑していた。
苗場山
山座同定が苦手な私でもこれだけはわかる。
平標山~仙ノ倉のお花畑
鞍部のお花畑へ。
ミヤマキンバイ
鮮やかなミヤマキンバイ。
チングルマ
咲きたてチングルマ。
ミネズオウのズーム
八ヶ岳で見逃したのでこちらも今年初めて。
ハクサンコザクラ
うわぁ可愛すぎるハクサンコザクラ! (*≧∀≦*)
ハクサンコザクラ
ユキワリソウよりも花弁の切れ込みが深く、全体的に大きい。
2年前、谷川岳から縦走した時はあまりに感激してここで泣いたっけ。(^-^;
人間のために咲いてる訳じゃなく、限りある命を精一杯輝かせている。
そのひとつひとつが愛しく彼女らの側を離れることができない、と。
虫がトコトコ
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲと仙ノ倉。
ミヤマキンバイ群生
シャクナゲ
シャクナゲの向こうに平標山。
ミツバオウレン
終わりかけの峰桜
仙ノ倉山からテン場へ
仙ノ倉着いた~。
展望①
谷川岳方面。
手前右のピークは万太郎山。
展望②
自撮り一発
仙ノ倉より
では、平標山へ戻ろう。
アップで
青空に映えるハクサンコザクラ。
帰りも同じ道を通るのに、やはり足が止まる。
ちょっと引いて
強風に耐え、健気に咲く。
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲは絵になるね。
ペアのチングルマ
初夏の風に揺れるお花たち。
ずっとここにいたい。
どこまでも広がる青空に感謝して、お花畑をあとにした。
平標山の家
下山は速い速い!
平標山の家が見えてきた。
谷川岳から縦走のパーティー、お先にすみません。
後に小屋でお会いする。
早朝4時半に肩の小屋を出発したそうだ。
ホットコーヒー
体が冷えたのでホットコーヒーを頂く。
今日のメニューは…
ただいま~
仙ノ倉から戻ってきたら、更にテントが増えていた。
さてと。。。楽しみにしていた山ごはん。
人参をトントン切っていたら「本格的ですね」なんて言われたけど、冷蔵庫にあった食材を担いできただけ。
お山で食べると何でも美味しい!
平標やきそば (^^)v
キャベツ以外は現地で刻んだ。
時短、簡単、美味を目指して色々な山ごはんを考えるのも楽しみのひとつ。
時間がなくてできなかった“すいすいパスタ”をいつか試してみたいな。
夕暮れどき
夕焼け
自由なテント時間。
ぜんざい
ぜんざいも、いっちゃおう。 (^o^ゞ
3秒で柔らかくなるお餅を入れてグツグツ。
小屋の灯りに安心感を覚え、シュラフに包まっておやすみなさい。
松手山の可愛いお花たち
☆翌朝☆
ガスガス
翌朝は予報通りガスガス。
大源太山までの散策は中止。
また天気のいい時に。
朝食
お山でやってみたかったフレンチトースト(PASCOくるみパン)。
フレンチトーストは休日の朝よく作っている大好きな朝ごはん。
牛乳だと保冷が必要だけど豆乳なら常温でOK。
蜂蜜は中国産を避け、アルゼンチンまたはメキシコ産。
シャウエッセン、パンプキンスープ、カロチントマト、デザートはサンゴールドキゥイ。
豊富な水場
「お世話になりました」オーナーさんへご挨拶して下山開始。
とはいえ、松手山コースは小屋から平標山まで再度登り返さなければならない。
ミヤマシキミ?
なので、ここから平標山頂までは昨日気づかなかったお花たち。
これは?
ずいぶん平べったいけど。
か、かわいー。
雫が宝石みたい。
ウラジロヨウラク&水玉
アカモノ蕾
あちらこちらでスタンバイしているアカモノ。
ヒメイチゲ
平標山直下にて。
ここから松手山コースで下山。
シャクナゲ
シャクナゲが色っぽい。
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲのお花畑が広がっていた。
ハクサンイチゲ
ガスでも嬉し。。。
開いたばかり
蕾を従えて。
コケモモ
ツマトリソウ
花弁の縁がほんのりピンクのツマトリソウ。
ハクサンチドリ蕾
ナエバキスミレ
明るい黄色に元気をもらう。
チゴユリ
フレッシュなチゴユリに会えた。
アカモノ
今年お初のアカモノ。
まんまる
何でこんなに可愛いの!? (≧▽≦)
この子に逢いたくてわざわざ松手山回りにした。
紫のスミレ
ベニサラサドウダン
ベニサラサに会えるとは、来てよかったね。
タニウツギ
タニウツギも好き。
ヤマツツジ
タニギキョウ(谷桔梗)
ボケちゃったけど可愛いので。
フクロナデシコ
当時は名前がわからなかったお花。
念のためあれば安心なもの
●ハッカ水(数回使用)
●モスキートネット(私は使用せず、松手山コースでは被った人が多数)
下山後の出会い
まずは、越後湯沢駅の立ち食いそば屋さんにて。
「どこの山、行ってきたんですか?」
感じのいい店員さん、6/20(火)お花目当てに平標山へ登るそうだ。お気をつけて~☆
あったかい肉そば
それから、復路の新幹線で隣に座ったご婦人。
私のザックを見て「山ですか?」
若かりし頃、新宿から夜行列車でよくお山に行かれたそうだ。
今は亡きご主人が山野草をお好きで育てていたけれど、山の花は下界では育たないとも。
平標山のお花畑のことを話すとどんなお花が咲くのか尋ねられたので、デジカメの画像を見せて差し上げ降車までの短い時間で会話が弾んだ。
山をやっていると特に、色んな場面で話しかけられる気がする。
こんなちょっとした出会いもまた楽しいものだ。
最後に
私を取り巻く全ての巡り合わせに感謝☆
この世はセレンディピティで溢れてる。
素敵な一期一会
偉大なる天のちから
お山の神様
いつもありがとうございます。
※2017年6月の情報ですのでご了承ください

