去年の夏に初めて泊まり、大のお気に入りとなった駒の小屋。
ここは山よりもフレンドリーな女将さんに会うのが楽しみ♪
ハクサンコザクラが咲く季節に再訪するつもりが、虫が大量発生しているとの情報で延期。
ブヨに刺され易い私は格好の“入れ食い”状態になりかねず、季節をずらすことに。
今年はぜひとも中門岳まで足を延ばしたい。
青空バックの景観が叶うだろうか。
もくじ
往復のアクセス・トイレ
[往路]
07:03 春日部よりリバティ会津101号
09:21 会津高原尾瀬口
09:40 会津高原尾瀬口駅前よりバス(往復券3560円)
10:51 駒ヶ岳登山口BS
【東武線・特急券インターネット予約&空席照会】
https://www.tobu.co.jp/railway/useful/purchase/
https://www.tobu-ticket.jp/guest/
●サービス提供時間は4:50~0:20で、これ以外はネットに繋がりません(汗)
●特急リバティで下今市以北停車駅相互間(下今市~東武日光間、下今市~会津田島間)のみ乗車の場合に限り、乗車券のみでOK
※ただし、同一列車で下今市駅を越えて乗車する場合(例:浅草⇔会津田島)は、全区間の乗車券・特急券が必要
【会津バス・時刻表・会津高原尾瀬口⇔檜枝岐⇔沼山峠】
https://www.aizubus.com/rosen/pdf/20210501/04_oze-numayama.pdf
会津高原尾瀬口⇔ミニ尾瀬公園⇔キリンテの往復券は3日間有効と記載されているが、憩の家売店にて「2~3日遅れても大丈夫ですよ」とのこと
会津バスならではのゆるゆるサービス (^-^;
[復路]
15:31 ミニ尾瀬公園前BSよりバス
16:45 会津高原尾瀬口駅前
17:02 会津高原尾瀬口より野岩鉄道
18:14 下今市
18:15 下今市よりけごん48号
上三依塩原駅にて特急列車のすれ違い待機中「リバティが6分の遅延」とのアナウンス、それでは下今市で接続時間が1分しかないけごん48号に乗れなくなるので、車掌さんに直談判しに伺う
車掌さん曰く「リバティは東武鉄道さんだから、我々は何とも…」という歯切れの悪いご返答
心の声→(いやいや、相互乗り入れしてるんだからその返答はおかしいでしょ)
単独男性もけごんを予約していたようで心配そうに話を聞いている
とにかく乗れないと困ると伝えると、指令室経由でけごんの車掌さんに連絡を取り「6分遅れてもけごん48号は接続のお客様を待って発車します」との結論を頂く
下今市に到着したのは定刻の18:14で結果的には間に合ったのでよかったが、お客側が問題提起しないと何のアクションも起こさない車掌さんって何なの?と感じたできごとだった
<トイレ>
●駒ヶ岳登山口BS近く(ペーパーあり、水洗暖房便座)
●駒の小屋(ペーパーあり、ボットン)
●ミニ尾瀬公園駐車場
●ミニ尾瀬公園カフェ内
自己CT
[1日目]
10:52 駒ヶ岳登山口BS
10:53 駒ヶ岳登山口BSトイレ 10:55
11:04 近道看板
11:15 舗装道路合流
11:20 滝沢登山口 11:23
12:59 山頂まで2.9㎞道標
13:02 ランチタイム 13:06
14:24 ベンチ
14:44 駒の小屋
[2日目]
05:48 駒の小屋
06:05 会津駒ヶ岳 06:10
06:27 ベンチ
06:41 中門岳 06:45
06:50 中門岳最高点 06:51
06:55 中門岳 07:07
07:32 巻き道分岐
07:36 会津駒ヶ岳分岐
07:46 駒の小屋 08:12
08:12 キリンテ・御池方面看板
09:27 大津岐峠 09:29
10:31 倒木で小休憩 10:38
11:18 キリンテ沢
11:23 キリンテ登山口
11:27 白樺キャンプ場
11:49 ミニ尾瀬公園Ⓟトイレ 11:52
12:03 尾瀬檜枝岐温泉看板
12:06 上の原BS
12:06 開山 12:39
12:41 燧の湯 14:23
14:26 舟岐橋
14:33 ミニ尾瀬公園裏ゲート
14:37 花観察 14:40
14:46 カフェ 15:13
15:16 ミニ尾瀬公園前BS
会津高原尾瀬口よりバスに揺られて
東武線から野岩鉄道に相互乗り入れ、会津高原尾瀬口へ。
リバティ会津に乗っても到着はこの時間。
鈍行だと30分早い到着になるが、始発バスは9:40発なのでどちらにしても同じ。
秋の気配が漂う。
平日なのにハイカーが10名以上いる。
ただいま踏切待ち。
バスのチケットは憩の家で売っている。
軽食を提供する食堂あり。
バスの往復券は今年も同じ値段で助かります。
1時間強バスに揺られ、駒ヶ岳登山口BSで降車。
殆どのハイカーは御池まで行くようだ。
滝沢登山口から小屋へ
バス停近くにあるトイレは綺麗で快適。
ヤマップで見ていた近道の看板、今日はこちらを歩いてみようっと。
くねくね曲がる車道を少しだけ短縮できるはず。
道幅が狭いところもあるけど、まぁまぁ普通の登山道。
ここに出るんだ~。
舗装道路と合流。
この先にも30台くらいの路駐あり。
登山届を投函し木漏れ日の階段からスタート。
ピカピカの赤い実がぶら~ん。
緑のカーテンが素敵。
フィッフィッ、ピピピ、チチッと小鳥の声がするんだけど姿は見えず。
水場の看板がある休憩地。
同じく駒の小屋宿泊と思われる2人組の男性が、下山してきたハイカーさんと会話している。
私は止まらずそのまま歩く。
スタートから2時間経過。
さすがにお腹が空いて、倒木に腰掛け簡素なランチタイム。
ミルク色のキノコがびっしりと。
暑くも寒くもないちょうどいい気候。
夏に比べれば汗の量は断然少ない。
この時間はまだ青空が見えていた。
マイヅルソウの群生地だったようで、たくさんの実がなっている。
深い赤が素敵ね~。
駒の小屋手前にあるベンチ。
あれれ、、、ガスってきちゃったよ。
さっきの青空はどこへ?
イワショウブの赤い実と背景の紅葉がいい感じ~。
素敵な草紅葉が広がって。
周囲には誰もおらず、ひとり静かな木道歩き。
ガスでも嬉し。
駒の小屋、女将さん作成の可愛い看板。
このフォント好きだわ。
デリケートな湿原を守るため木道を歩きましょう。
1㎝踏み込まれた湿地帯は、回復するのに10年かかると尾瀬沼ビジターセンターで聞いたことがある。
こげ茶色に枯れたコバイケイソウが、大勢で歓迎してくれた。
後を振り返るとガスが途切れて青空が。
標高が上がるにつれ、イワショウブの咲き残りがちらほら現れる。
う~~、やっとここまで。
駒の小屋はすぐそこ。
元気な女将さんとの再会
駒の小屋ついたぁー!
【駒の小屋】
素泊まり(寝具付き)のみ 3000円 要予約
要インナーシーツ、手ぬぐい等
2021年の営業は10/30まで
宿泊者限定として、モンベルカードの提示でペット水50円割引。
ただ、宿泊者については自炊のお水は無料で頂けるのがとてもありがたい
ここで女将さんとの再会。
私「実は…以前泊まったことがあるんですけど、電車のトラブルがあって」
女将さん「え、トイレのほう?乗り遅れたほう?」
私「リバティに乗り遅れた女です」
その言葉で思い出してくださったようで、顔を見合わせて大笑い! (≧▽≦)
なんと、リバティ会津のトイレに行ってる間に車両が切り離され、日光方面の車両に残された女性がいたそうな。
車掌さんに連絡を取ってもらいザックを受け取り、別便に乗り換えて何とか駒の小屋に来られたらしい。
おっちょこちょいは私だけじゃないんだとホッとした。
リバティ会津ネタは他にもありそう。 (^^ゞ
ふかふかの布団がありがたい。
エスケープライトヴィヴィ、三俣山荘の手ぬぐいを持参した。
宿泊者は10名以上いたようだが、この部屋は単独女性と私の2人きり。
駒の小屋に集う人々
自炊室にて、無印の焼きりんごバウム(季節限定)とミルクティー。
宮城県からいらっしゃった単独のオジサマがおひとり。
先日、栗駒山に登ったことを話したり、単独の自由さ気楽さについて共感することが多く意気投合。
早朝沸かしてきた山専ボトルのお湯で、ガスを使わずお茶が飲める
山小屋のトイレにしてはゆったりと広めで、着替え用のベンチと鏡がある。
個室は2つしかないけど綺麗に掃除されていて快適。
女将さんの可愛いイラストがあちこちにあって癒される~。
自炊小屋だから食料は持参するのが当たり前。
持ってない場合は、カップラーメン(お湯付き+50円)があるよ。
現在、コロナ禍で鍋の貸出はしていないので要注意!
レトルトカレーやパックごはんは温められません
小屋に迷惑がかかるので、せめてコッヘルとガスくらいは持参しましょう!
駒の小屋を予約した時点で、準備するのが普通だと思うのだけれど。。。
本日の夕食は、カマンベールチーズフォンデュ鍋。
げんさんのブログ『山めし礼讃』で一番のお気に入りメニュー。
これはもう安定の旨さ!!
ボリュームがあるからおにぎりは1個で充分。
【山めし礼讃・山料理レシピの記】
http://yamameshi.doorblog.jp/archives/1970163.html
ランプが灯る自炊室にて、楽しい語らいのひととき。
今は売っていないという珍しいバーナーを拝見した。
この時点でも外はガスガスのまま。
宮城のオジサマ、埼玉のオジサマ2人組(郷里は偶然2人とも秋田だそう)、仲のいいご夫婦、同室の単独女性と7人。
埼玉のオジサマが宮城のオジサマを駒の小屋ご主人と勘違いしていて、暫く笑いのネタに。
本物のご主人は、今朝下山されて下界にいらっしゃる。
そこへたまたま女将さんがやってきて更に盛り上がり。 (≧▽≦)
いつも私は、こういう場所は避けてひとりで過ごすことが多いのだけれど。
集まった皆さんがとてもいいかたばかりで、和気あいあいの雰囲気の中ついつい長居してしまった。
常連さんがおらず初めてのかたが多かったからかもしれない。
色んな山の話で盛り上がって本当に楽しかった。
鳥海山とか月山はぜひ来年計画しなくちゃ。
ありがとうございました!
19時すぎだったか、誰かの「星がキレイですよ」の声で皆が外に出てみると。
真っ白いガスはいつの間にかすっかり消えていて、満天の星空が広がっているではないか!
そこにいた全員が時間を忘れてしみじみ見入ってしまう。
すごい、すごすぎる。。。
あぁ今日来てよかった。
明日は、女将さんの言う通りバッチリ晴れてくれたらいいね。
早朝の会津駒ヶ岳
☆翌朝☆
二度寝を繰り返し、早朝、目が覚めた。
同室女性の「晴れてますよ!」の声で私も窓に駆け寄ると美しい朝焼け。
昨日、ガスの中2座登頂したそうだが、晴れたので「また行こうかな」と言っている。
おぉ!
夜明けのマジックアワー。
雲海がすごーい。
あいこまモルゲン。
素敵な一日が始まる。
簡単な朝食を摂っていると、女将さんがストーブをつけてくださった。
この奥が乾燥室になっている。
まさに波のような雲海。
何という美しい朝だろう。
駒の小屋を5:50頃出発して、振り返るとそびえ立つ燧ヶ岳。
もう少し登ったところから見下ろす。
燧ヶ岳とその右に至仏山。
一番左のピークは日光白根山かな。
駒の小屋ズーム。
とても素敵なロケーション。
徐々に色づいてきているね。
木道が濡れているので注意しながら進む。
会津駒ヶ岳山頂。
誰もおらず貸し切り。
去年はガスガス&小雨だったので、単純に嬉しい。
天空の楽園*念願の中門岳
そそくさと、お目当てのピークを目指す。
素晴らしい天空の散歩道。
ウキウキ♪ワクワク♫
こちら側にはイワショウブが結構咲いてるじゃない。
実に快適な稜線歩き。
時間があるならば、会津駒ヶ岳からその先をぜひ歩いてみてほしい。
途中に休憩適地(ベンチ)がある。
おー。。あれは。。。
うわーっ、やっと来られた中門岳。
青空バックの山頂標、これが見たかったんだ!
本当の山頂はもっと奥にあるらしいので行ってみる。
ジオグラフィカで確認すると、中門岳の最高点はこの辺かな?
ぐるりと周回するように木道が作られていてベンチもある。
何とも素晴らしい草紅葉と池塘。
では引き返そう。
山頂標のところに戻り、まだ誰も来ないので自撮って遊ぶ。
念願の中門岳ひとりじめ。
欲を言えば、もう少しゆっくりしていたかったな~。
今日もパタゴニアフーディニ。
寒くはないけど半袖じゃ不安な時とか、ガスや小雨の時にも役に立つので手放せない。
中門岳を出たところで埼玉の2人組男性と再会。
もう少し歩いたところでご夫婦に出会い、山ブログを書いていることをお伝えした。
次のベンチでは同室の単独女性が休憩されていて言葉を交わす。
「やっぱり来てよかったですね!」
これは皆共通の想い。
駒の小屋へ戻る途中。
反対側から見る会津駒ヶ岳。
何度も見てしまう燧ヶ岳。
美しい山容。
駒の小屋へは巻き道を通って。
帰りも怖すぎる木道∬との表記通り、気をつけててもズルッといく。
決して大袈裟に書いてる訳ではないのでご注意を。
こちらの階段は滑り止めが施してあり、安心して通行できる。
恐らく大変な作業だったかと。。。
ありがとうございます。
駒の小屋に戻ってきた。
いい感じだね~~。
すっかりいい天気に。
布団が干されてる。
そういえば、昨夜、話題に上った本の話を思い出した。
ご主人と女将さんの馴れ初めが書いてあるという。
女将さんに尋ねてみて、これのことかな?と手渡され少し読んでみた。
いやいやいや、お2人のポリシーがかっこよすぎる!
帰宅したら図書館で借りてじっくり読みたい。早速予約した。
『山小屋の主人を訪ねて』 高桑信一
『山小屋の灯』 小林 百合子(文) 野川かさね(写真)
この後、女将さんと秘密のお話をして(笑)またまた大笑い!
女将さんが「〇〇ちゃん」(名字の二文字)と呼んでくださってビックリ。
山小屋でそんな風に呼ばれたの初めて。(^^ゞ
癒しの駒の小屋、ほんと好きだわ~~♡♡♡
駒の小屋Tシャツとナルゲンボトルを購入。
「また来まーす!」とお礼を申し上げて小屋をあとにする。
「とんでもない。私は山に行きますよ。」
これ、コロナ禍に於いて最高のフレーズだと思うんだけど。
「MAY THE MOUNTAIN BE WITH YOU」
亡くなった愛猫が爪とぎでボロボロにした、ウォーターヒヤシンスのカウンターチェアはいまだ現役。
キリンテの素晴らしい稜線
では、キリンテ方面へ。
少し下ると、目の前に燧ヶ岳の雄姿。
山肌の紅葉は始まったばかり。
この素敵な稜線をずっと下って行くのね~。
キリンテ方面の稜線には、ミヤマコゴメグサがわんさか。
左が崖のトラバースはあるが特に問題なし。
細尾根、小さなアップダウンあり。
おおむね歩き易い登山道が続く。
駒の小屋を振り返る。
もう何度振り返っただろう。
毎年行きたくなる小屋だ。
アカモノ実が見られる辺りはほぼ平行道。
歩いてきた道を振り返る。
ため息がでるほど素敵な草紅葉。
駒の小屋はもう見えない。
木道が傾斜している箇所にて、小鳥の声に気を取られズルッと転倒。
その後2~3回滑りかけたが怪我はなし。
あったあった!ここが大津岐峠か。
燧ヶ岳の展望が素晴らしい、開けた場所になっている。
真っすぐ行くと御池、キリンテは左。
キリンテ登山口まで5.5㎞。
遠いけどなかなか素敵な道だよ。
笹が茂った細い道、ちょっぴり藪こぎ。
9:30の時点でも朝露が残っていてウェアが濡れた。
寒い時期ではないので、そのうち乾くだろう。
暫く下ると、草刈り機が放置してある。
上はボウボウだったがここから下は刈り払い済み。
刈り払いされて歩き易い。
ナナカマドやオオカメノキの実を食べにきているのかな。
小鳥が盛んに鳴いているが、逃げてしまい撮影はできず。
アジサイの仲間でノリウツギ。
白いガクが秋になるとピンクに色づくらしい。
小腹が空いたので倒木に腰掛けて小休憩。
念のため3枚のうち1枚はとっておき、水も少し残しておいた。
早々と染まっているのはオオカメノキ。
バキッと枝が折れる音がして、黒い影が見えたので「熊か!?」と思ったら。
刈り払い作業中の男性が下から登ってきた。
おかげさまで歩き易くなっていて感謝です。
陽射しを浴びたツリバナが目に留まる。
キリンテ沢の流れ。
下のほうはずっとこんな歩き易い道。
葉の表面に細かいトゲがあるからミゾソバか。
駒の小屋から約3時間強でキリンテ登山口。
予定では4時間みていたが結構早く下山できちゃった。
開山の裁ち蕎麦*燧の湯*ミニ尾瀬公園カフェ
下山後の楽しみが目白押し。
沼田街道をテクテク歩く。
咲く季節と葉っぱが全然違うが、サクラソウによく似た花。
川沿いの草むらでは秋の虫が鳴いているのに、左の林からはミンミンゼミの声がする。
夏と秋の不思議なコラボレーション。
きゃーーっ!
濃いピンク色のベニバナゲンノショウコ。
路肩のここだけに群生していた。
お馴染みの白いタイプ。
ヤマボウシの実。
甘くて美味しいんだよね。
松川荘のご主人に教えてもらったっけ。
ミニ尾瀬公園駐車場のトイレが可愛い。
ピンクのクロッカスみたいな花はコルチカム。
地面からニョキニョキ生えてる。
和名イヌサフラン、別名オータムクロッカス。
燧の湯や駒の湯が近くに。
今日はどうしても燧の湯に入りたくて、その営業時間に合わせて下山してきた。
火曜だけ13:00開店なので、その前にランチで時間をつぶす作戦。
本命の裁ち蕎麦まる家は火曜定休。
とりあえず、燧の湯近くの蕎麦屋にしておこうと開山さんへ。
【食べログ・開山】
https://tabelog.com/fukushima/A0707/A070702/7000965/
「はっとうって何ですか?」と聞いたらお蕎麦のおもちみたいなものらしい。
先にもり蕎麦が運ばれてきた。
温かいうちに食べるのがオススメとのことで、中断してはっとうを頂く。
ほんのり甘くて柔らかく美味しい。
お蕎麦については、歯ごたえは感じるものの期待したほどではなくごく普通。
実際、はっとうのほうが美味しかったかも。
ごちそうさまでした。
後から来店したご夫婦も、私と同じく「はっとうって何ですか?」と聞いていて心の中で笑ってしまう。
私が「美味しかったですよ」と言ったら同じものを注文されていた。
さてと、もうすぐ13:00なので燧の湯へ。
【尾瀬檜枝岐温泉協会・燧の湯】
燧の湯は、普段から人が並ぶ人気店なんでしょうね。
外ベンチがこんなにあるとは。
先に待機していた男性より「尾瀬に行ってきたんですか?」と話しかけられる。
さっき私が道路を歩いているところを見たそうだ。
同じく裁ち蕎麦まる家に行きたかったが休みだったと言われ、すぐ近くにお蕎麦やさんがあることをお伝えする。
一番乗り。まだ誰もいない。
内湯は天井が高くて解放感あり。
トロトロでいいお湯。
燧の湯、断然気に入った。
雰囲気のいい露天風呂。
適度に陽が射して気持ちいい~。
湯温は42度くらいか、ちょっとだけ熱め。
出たり入ったり寝ころんだりしながら露天を楽しむ。
お客さんは2人いらっしゃったが、すぐ出られたのでほぼ貸切状態。
燧ヶ岳を登ってきたというご年配夫婦に話しかけられ少しだけ会話。
燧の湯近くの舟岐橋を渡ってから撮影。
あら、大通りに出なくてもミニ尾瀬公園に直接行ける裏道を見つけた。
時間帯によって無料開放されているゲート。
途中の湿地帯にサワギキョウが咲いている。
ミニ尾瀬公園にあるカフェ。
カフェだけなら入園料は不要。
迷ったあげくアイスも追加。
でも、暫く来られないしまぁいっか。
ねっとり感強く美味。
【おいでよ!南会津・ミニ尾瀬公園】
https://www.aizu-concierge.com/spot/226/
夏から秋への移ろい。
ミニ尾瀬公園前より会津バスに乗車。
3分の遅延は許容範囲内。
そろそろ山旅の終わりが近づく。。。
最後に
電車とバスで檜枝岐に来ること自体、時間的に厳しいものがあって。
金曜夜なら尾瀬夜行という手があるけれどこれは土日休みの人限定。
自分の休みと好天と小屋の空きを狙うとなると、更にハードルが高くなる。
1日目は山小屋での素敵な一期一会、2日目は最高の山日和。
それに、歩いてみたかったキリンテ方面への下山ができたこと。
静かで美しく実に私好みのいい道だった。
ヤマレコuさん、私にも言わせて(笑)。
山の神様は見放さなかった!
ありがとうございます♪