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お空へ旅立ったミーくんへ*丹沢三峰と塔ノ岳*そして2人っきりの…♪(宮ヶ瀬~天神尾根で大倉) 2016/12/18(日)~19(月)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2016年12月9日(金)の朝、お空へ旅立って行ったミーくん。尊仏山荘で18年間も暮らしていた雄猫さんだ。

11月下旬に会った時のおぼつかない足取りと、水ばかり飲んでいる姿を見て憂慮していたがまさかそれが最後になるなんて。

計画していた雪山はやめて、急きょミーくんの追悼登山に出かける。

 

往復のアクセス・トイレ情報

 

[往路]
06:51 小田急小田原線にて本厚木(着)
06:55 本厚木よりバス → 07:43 宮ヶ瀬(510円)

【かなちゅうバス・宮ケ瀬行】

http://www.kanachu.co.jp/sp/diagram/timetable01?k=%E6%9C%AC%E5%8E%9A%E6%9C%A8%E9%A7%85&t=0&cs=0000802110-1&nid=00025684

 

[復路]
12:22 大倉BSよりバス → 12:36 渋沢(206円)
12:39 渋沢より小田急小田原線(発)

【かなちゅうバス・渋沢駅北口行】

http://www.kanachu.co.jp/sp/diagram/timetable01?k=%E5%A4%A7%E5%80%89%28%E7%A7%A6%E9%87%8E%E5%B8%82%29&t=0&cs=0000800127-1&nid=00127910

※PASMO、Suica使用可
なお、平日と土日ではダイヤが異なるので注意

 

<トイレ>

●宮ヶ瀬バス停

●各山荘(要チップ)

●大倉バス停

 

コース状況/危険箇所等

 

●丹沢三峰
宮ヶ瀬BSからは長かった。。。
適度なアップダウンあり
円山木から太礼ノ頭はダーッと下ろされ登り返す
冬なので蛭はいない
蛭が出なければ夏場も歩いてみたい素敵なルート

ある方のブログ記事『丹沢三峰はどのピークか?』で
“地図の誤記や道標の誤設置などからピークの名称が変わってしまうことは往々にしてあるらしい”ことを知り大変興味を持った
(承諾を得ていないため直リンクはしません)

間違いに気付いたら訂正してほしいと思うものの、地図業界及び関係機関に於いては、なかなかそう簡単にはできない事案らしい…

 

●天神尾根
地図では破線ルートになってはいるが
ピンクテープや踏み跡もしっかりしていて特に危険箇所なし
張り出した木の根と岩ゴロの道
丸太の階段が沢山あり政次郎尾根に似ている
小さな橋を渡ると“戸沢バンガロー”(廃屋)の前に出る

 

その他周辺情報

 

[みやま山荘]
一泊夕食のみ 7000円

http://miyamasansou.com/

 

[尊仏山荘]
特別な糀で作っている甘酒
大人気すぎて出荷停止だそうです
在庫限りで近々飲めなくなるかも?

http://www.cnet-sb.ne.jp/sonbutu/

 

[どんぐりハウス]
月曜は定休日

※2018年2月末で閉店となりました

 

自己CT

 

[1日目]

07:52 宮ヶ瀬バス停

08:04 三叉路バス停

08:08 三叉路登山口 08:09

09:00 御殿森/長者ノ森・大休場

09:28 高畑山分岐

09:36 高畑山 09:42

10:06 金冷シ

11:57 本間ノ頭手前 12:02

12:03 本間ノ頭 12:28

12:39 無名ノ頭

12:58 円山木ノ頭

13:24 太礼ノ頭

13:39 瀬戸沢ノ頭 13:41

14:16 堂平分岐

14:21 みやま山荘 15:00

15:00 丹沢山 15:05

15:05 みやま山荘

 

[2日目]

06:35 みやま山荘

06:36 丹沢山 06:37

06:55 竜ヶ馬場

07:08 日高

07:32 塔ノ岳

07:33 尊仏山荘 07:35

07:36 塔ノ岳 08:02

08:03 尊仏山荘 08:37

08:38 塔ノ岳 09:30

09:40 金冷シ

10:05 天神尾根分岐

10:52 天神尾根入口(旧書策新道入口)

11:00 戸沢山荘 11:02

11:05 作治小屋 11:16

11:53 竜神の泉

12:18 大倉バス停

 

キツくてロングな丹沢三峰

 

[宮ヶ瀬バス停]

 

土日ダイヤで何とか始発のバスに乗ることができた。

●但し、本厚木駅でのバス接続はギリギリ(駅ホームから走った)

●トイレは宮ヶ瀬にしかない(駅では入る時間がないので)

公共交通機関利用の女性にとっては、けっこう過酷なアクセス

 

 

寒椿だろうか?

控えめな白がとてもキレイ。

 

 

トンネルをくぐり抜けて振り返ったところ。

 

 

ワイルドな登山ポストがカッコいい。

蛭が出ない時期しか歩けないため寒くなるのを待っていた。

ワーム系の虫には滅法弱いのと、積雪期は雪深くて私には無理なのでこの時期に。

 

 

ん~いい感じ。

 

 

 

宮ヶ瀬湖がチラリ。

 

 

 

 

 

[高畑山]

こちらで水分補給と塩羊かん休憩。

展望台はなかったけどいい雰囲気。

 

 

 

素敵なトレイル。

山の斜面下から、獣の悲しそうな鳴き声が断続的に聞こえる…。

 

 

 

蛭さえ出なければ夏場にも歩いてみたくなる。

マイナールートだなんて実にもったいない!

 

 

うー。。。両足が攣り始めた。

冒頭で抜かしたはずのご年配グループに追い付かれ、足攣り用のお薬を頂いた。

ありがとうございます!

飲んでからたった2〜3分で嘘のように治まる。

 

 

[本間ノ頭]

先ほどのグループは千葉からいらっしゃって、日帰りで大倉へ下りると伺いビックリ! (;゜0゜)

猫の追悼登山と言うと笑われてしまったよ。

 

 

*ひだまりランチ*

山荘泊まりなので簡素に18穀米おにぎり、玉子スープ。

 

 

 

ウキウキ♪
ワクワク♫

まぁ、この辺までは…(^o^;)

 

 

 

[みやま山荘]

ふぅ…やっぱり長かった……。

 

 

 

まゆみ満開の時期は、さぞかしキレイだったでしょうね。

 

 

小さなチーズケーキ(ブルーベリー)とバンホーテンココアで一息。

 

 

 

たっぷり休憩してから丹沢山へ。

 

 

 

霞む富士を見ながら、もう歩かなくていいんだわ~と安堵感がこみ上げる。

 

 

 

なんていい日だろう♪

なのに、夕日を見ずに寝落ちしてしまった。 f(^^;

富士山がキレイだったみたい。

 

 

 

夕食はお馴染みの焼肉定食。

この後、話が弾み談話室へ。道の途中でお会いした女性はヤマレコユーザーさんと判明。

厚木のお兄さんもありがとう!ほんと楽しかったぁ~。

実は、後日この男性もヤマレコユーザーさんと判明し、のちに積雪期の八方池山荘で再会したりと驚くことばかり続くのであった。

 

胸を打つ朝焼け

 

 

☆翌朝☆

ストーブのぬくもりとランプの灯りがほんのり。

トイレも明るく暖房便座(早朝はオフ)がありがたい。

 

 

*朝食*

ベーコンエッグ
4種のナッツ入りマフィンに苺バター
トマトポタージュ
ブロッコリースプラウト&オレンジトマト
カフェオレ

 

 

 

部屋の窓から朝焼け。

 

 

 

暫し見とれる。

 

 

アコーディオンカーテンの半個室を、独りで使わせて頂きぐっすり。

 

 

 

[丹沢山]

お礼を言ってみやま山荘ををあとにする。

 

 

 

とうとう紅富士にはならず。

なにか条件があるのかな?

 

 

 

それでも充分に胸を打つ朝焼けが。

 

 

 

何度も立ち止まる。

日本の美しい朝。

 

 

 

ミーくん、塔くん今行くニャ。

待ってろニャ。

 

 

 

ここを登ればもうすぐニャ。

 

ミーくん追悼

 

 

[尊仏山荘]

真っ先に尊仏山荘へ伺い、ミーくんの遺影に手を合わせた。

 

 

 

[塔ノ岳]

 

 

 

[猫ベンチ]

 

 

 

淡いオレンジに包まれて眩しいくらいの相模湾。

 

 

 

さっきの雲は消えた。

何度か呼んだけど塔くんはいない。

 

 

 

しーーん。

静寂の山頂。

 

 

 

輝く金波。

寒いのでダウンを羽織る。

 

 

 

そして、尊仏山荘へ再びお邪魔する。

 

山小屋という特殊な場所に縁し、そこで過ごした猫の一生。

大勢の登山者に出会い、可愛がられて。色々あっただろうけどきっと幸せだったよね。

ミーくん享年18歳。

今までありがとう。どうぞ安らかに。。。

 

 

美味しいコーヒー&変わり種コーヒーの味見もさせてくれました!

しかし、食べ過ぎ?(笑)

かゑるさんで支払いを忘れた話をしたら、居合わせたハイカーさんがIさんをご存知でまた話が弾む。

かゑるの営業部長ですので…(^-^ゞ

 

 

 

元気な頃のミーくん(尊仏日記より)

ずいぶんお若いチャンプさん。

オーナーさんにもお会いでき、メガネの小屋番さんとお話しする。

「これからはアイツ(塔くん)の時代だな」小屋番さんのつぶやきがちょっぴり切なく感じられた。

塔くんは彼なりの処世術を身に付け、日々逞しく生きている。

いつまでも元気でいてほしい。

 

塔くんと2人っきりの時間

 

 

 

そして、塔くんを見かけたと常連さんに教えて頂き外へ出てみる。

ご馳走さまでした♪

 

 

猫ベンチではなく、表尾根へ下りてみよう。

すると、白っぽい生命体が…。

 

 

 

向こうから鳴きながら登ってくる!

この絶妙なタイミング (^o^)

 

 

 

「腹へったニャ」

可愛い声にメロメロ。

 

 

 

の~び~。

塔くんの得意技。

伸びながら歩き(笑)

 

 

 

ガツガツ!

あげる前からスリスリ攻撃。

よっぽどお腹が空いてた様子。

 

 

 

私の中で塔くんは特別。

日記タイトルだけで容易に内容が想像できたので、読んではいませんが…。

今後もスタイルは変えません。

 

 

 

真上から。

 

 

 

表尾根はあったかいので、ここから動きたくない様子。

 

 

 

斜面なのにいきなりゴロン。

 

 

 

大サービス? (^^ゞ

 

 

 

山頂の物音には敏感。

 

 

 

「でも、ここなら誰も来ないから落ち着くんだ。。。」

 

 

 

んん~。

「あのさ…僕ね…」

 

 

 

膝の上に乗ってきてくれた!

泥足が妙に嬉しい (^-^ゞ

ご年配夫婦が登ってきた際も膝の上で微動だにせず、この人達はきっと大丈夫と判るのだろう。

 

 

 

ぽっかぽかであったかい。

いつまでも、こうしていたい。

 

 

 

お手手フミフミ。

2人っきりの至福のとき。。。

 

 

 

常連さん(ご年配女性)の呼びかけにさっと反応する塔くん。

意外にも、犬のように律儀な面があるらしい。

「ここにいますよ」と塔くんを誘導しながら一緒に山頂へ向かう。

また来るからね (^^)/~~~

 

 

 

チャンプさんと富士。

「ニャンコォ~」

「そう?そんなに食べたの」と安心して尊仏山荘に歩いて行かれた。

 

 

 

別のオジサマがあげたご飯をほおばる塔くん。

 

この写真を撮っていた時、いらっしゃったお方がnavecat さんだったのですね!

ただならぬ猫好きオーラ(塔くん愛)が滲み出ており、圧倒されてしまったようでお声をかけられず失礼いたしました。

でも、いつか必ずこの山頂でお会いできると思っておりました。 (*^-^*)

 

「塔くん、またね~」

 

 

初めて天神尾根を歩いてみる。

「特に危険箇所はないから大丈夫」とメガネの小屋番さんに確認済み。

 

 

[天神尾根入り口]

誰とも会わない静かな下山。

 

 

今日は自撮りを自粛し影だけ。

 

 

[佐治小屋ベンチ]

青空見ながらチリトマ。

 

 

[風の吊橋]

1本前のバスに間に合いそう。

 

 

どんぐり山荘は定休日で、手造りパンは次回のお楽しみ。

 

 

今日も楽しかった。

ありがとう!

 

最後に

 

天気は両日とも super ultra ド快晴!!

しかも微風でぽっかぽかの小春日和。

また楽しい出会いがいっぱいで、思い出す度に頬が緩みニコニコ顔での下山となった。

お山ではほんのちょっとしたことさえ、そのひとつひとつが大きな幸せに変換されるのは何故なんだろう。。。

 

私を取り巻く全ての巡り合わせに感謝☆
この世の全ては素敵な一期一会。
今日も来てよかった♪
天とお山にありがとう!

 

※全て2016年12月の情報ですのでご了承ください

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
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