登山 PR

秀麗富嶽十二景*デンジャラスな菊花山~御前山 2024/12/27(金)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今年最後の山はどこにする?

数日前のヤマレコで気になっていた菊花山から御前山のルート。

大月駅から歩いてサクッと登り午前中に下りて来られるのが一番の魅力。

3時間強で下界に着けばお目当てのお店でのランチも叶う。

秀麗富嶽十二景の中で、慌ただしい年末にぴったりなお手軽ルートで決まり!

往復のアクセス

[往路]

07:43 中央線にて大月

[復路]

12:23 猿橋より中央線

自己CT

07:53 大月駅

08:04 菊花山東ルート登山口

08:39 菊花山 08:43

09:30 分岐

09:35 沢井沢ノ頭 09:36

09:55 八五郎岩 09:58

10:00 大月駅分岐

10:02 御前山 10:33

10:47 猿橋駅分岐

10:49 神楽山 10:51

10:52 猿橋駅分岐

11:24 九鬼山登山口

11:33 猿橋駅南口

容赦ない低山*菊花山

ただでさえ忙しく寒さ厳しい年の瀬にわざわざ山に行かなくても…と思うけれど、こんな晴天だと家になどいられない(笑)。

通勤客とともに早朝の電車に乗り込む。

往復とも特急は使わないからお財布にも優しい。

大月駅構内のNewDaysでおやつをゲットして出発。

まっすぐ歩いて突き当たった国道20号を右折し、すぐそばの階段を上るとお墓が見えてくる。

菊花山東ルート登山口から山道へ。

甲州街道、中央自動車道があるため登山中ひっきりなしに車の音が聞こえる。

ひとりでも絶対に心細くならないのが電車だけで行ける低山のいいところ。

手前右のどっしりした岩殿山は桜の名所らしいので春に登ろう。

そんな菊花山は低い山ながら急登が続き、滑落しそうになる箇所もある。

富士の展望が開ける場所にて。

山頂に雲がかかっているなぁ。

富士山の左に見えるピークは杓子山らしい。

右手前は高川山、その奥に三ツ峠山。

こういう細尾根はワクワクする。

菊花山(643m)に到着。

大岩の上に立ち富士山を望む。

御前山に着いた時に雲が取れていればいいな~。

眼下に大月の街が見えて、狭いながらもホッとする菊花山山頂。

奥多摩の山々を眺めて。

沢井沢ノ頭~八五郎岩も急傾斜

菊花山からは岩の間をすり抜けて一旦下る。

こんな平和な道は少しだけ。

枯葉が積もった激下りと激登りの道が多い。

普通に下れず「おっとっと…」となる。

虎ロープは使わないけど結構な急傾斜。

ここは岩とか木の根を掴めるからまだいいよ。

分岐から右手に折れて少し登ると沢井沢ノ頭。

沢井沢ノ頭の直下がまた急坂なのだ。

木の根を掴みながら分岐へ。

で、一番危ないと思ったのがこの分岐から御前山方面への急な下り坂。

左は切れ落ちたトラバース道なんだけど、道幅が狭い上に落葉が積もって掴まるところもあまりなく怖いのなんの。

写真を撮る余裕がないほど焦りながら慎重に下りた。

青空が嬉しい。

大きな岩のてっぺんまで踏み跡が見えたので一応登っておく。

後から知ったが八五郎岩というらしい。

八五郎岩からの景色。

左のピークは倉岳山、高畑山。

秀麗富嶽十二景*高畑山から倉岳山 2022/12/9(金)秀麗富嶽十二景シリーズ第三弾。 無人の鳥沢駅を出発し、高畑山~倉岳山のプチ縦走後は梁川駅へ。 本来なら登山初心者の頃に登るべ...

解放感バッチリ*御前山

枯葉を踏みしめ岩の間を登ると。

あっという間に御前山(730m)到着。

別名を厄王山、駒橋御前山という。

実は、御前山は後から秀麗富嶽十二景に追加されたらしい。

ある登山ブロガーさんがオススメしていたからずっと気になっていた。

次回はぜひ九鬼山から縦走してみたい。

同じ時間帯にちょうど単独男性がいらっしゃった。

顔が写ってしまったので消してます。

私は大岩の奥へ移動。

肝心の秀麗富嶽は残念ながら雲隠れ。

菊花山登頂時より雲がだいぶ増えちゃった。

2~3人が座れそうな岩陰のテラスにて。

ダブルチョコレートワッフルと温かい紅茶で一休み。

「ヒッヒッヒッ」というヒタキ科の野鳥の鳴き声を聞きながら。

左側に雲は流れていくもののこれが限界か。

30分ほどまったりしてそろそろ下山開始。

御前山の行き止まりにオレンジ色の実がたくさん。

こういうのが大好物。

で、猿橋駅方面へ下りようとしたらまたまた危険個所に遭遇。

御前山直下がものすごい急坂になっていて滑落の恐れあり。

こういう場所にこそ虎ロープが欲しいと思った。

神楽山(674m)は樹林に囲まれ展望なし。

猿橋駅方面の分岐へ少しだけ戻る。

こちら方面も結構な激下り。

油断していると積もった枯葉の下に石があってズザッとなる。

癒しのコウヤボウキ綿毛。

猿橋方面の看板が出てきたらもう大丈夫。

暫しの間、暗~い樹林帯に突入するけど。

九鬼山登山口に下山。

ここで車道と合流。

ふ~~、短時間で下りて来られる山にしては神経使ったわ。

百蔵山から扇山。

ふじもと*炒飯

猿橋駅南口から北口へ抜けて国道20号沿いのお店へ。

ふじもとさんの看板がないけどたぶんここだよね?

車の行き来が激しく車数が多いため横断のタイミングがつかめず、ちゃんと歩行者信号まで戻った。

【食べログ・ふじもと】

https://tabelog.com/yamanashi/A1905/A190501/19002989/?msockid=0ab16a1a82c26b4d28787e7c83286ac1

「こんにちは~」と入店すると、ご年配の女将さんと息子さんがテキパキとお仕事中。

お昼前なのに現場の作業員さん数名とタクシー運転手さんがおひとり。

人気店らしく次から次へとお客さんがやってくる。

迷わずチャーハン(なんと650円!)を注文し待っていると10分くらいで運ばれてきた。

具沢山のチャーハン旨し、ラーメンスープもちょうどいい塩気。

竜が描かれたシンプルな器がまたいい感じ。

一粒残らず完食して大満足。

地元密着の古い大衆食堂って感じだけど、こういう昭和的なお店も私は好きなんだよね。

猿橋駅に下山する予定ならふじもとさんはイチオシ!

次回は違うメニューを食べてみようっと。

●昭和的なお店といえば渋川の林屋食堂も大好き

中之条の氷の芸術⁂仙人くつ&仙人の滝⁂小野上温泉*林屋食堂 2022/2/15(火)ヤマップで拝見した中之条の氷筍と氷瀑がどうしても気になって。 氷瀑とか今まであまり興味がなかったんだけどな~。 近場の山での...

猿橋駅北口からふじもとさんは徒歩2~3分。

最後に

大晦日も仕事のシフトが入っているため、今年は秀麗富嶽十二景で締めくくり。

菊花山から御前山への縦走は低山といえども侮りがたし。

それでも、駅から駅へ下りられて約3時間というお手軽な山の存在は実にありがたい。

忙しい時期のトレーニングにも適していると思う。

いつもご訪問ありがとうございます。

今年も大変お世話になりました。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

しおん
2011年4月、初めての登山で人生が変わった。山のとりこになって早10年。 今一番行きたい場所に、いつもひとり気ままに出かけています。 無類の猫好き。(=^・^=) 東京在住。
\ Follow me /
RELATED POST