かねてより訪れてみたかった将監小屋にテントを張り、唐松尾山~笠取山まで縦走して分水嶺に立ち寄る。
下山後はまったりと塩山温泉とほうとうを楽しむプランで、春の奥秩父を歩いてきました!
もくじ
バスに間に合うの?ドキドキハラハラ中央本線
世間はGWがスタート。
年中無休の仕事でカレンダー通りの休みはないが、テント泊のため2連休を申請しておいた。
選択肢にあった別の小屋は恐らく常連さんで混雑すると思われ、初訪問となる将監小屋に決定。
佐久場平や三ノ瀬まで車で行けばそんなに遠くはない将監小屋も、公共交通機関で行くとなると結構厳しいアクセスとなる。
塩山駅から落合バス停までは、期間限定(4/20~11/24の土日祝)の運行でしかも1日2本のみ。
朝8:30のバスを逃したら次は12:40しかない。
塩山駅には8:14に到着するはずが…途中の駅にて特急の追い越し待機が2回あり、15分ほどの遅れが発生していることに気づいた。
8:30のバスに乗れないと2日間の予定は全てパァになってしまう。
アクセスミスは過去に何度か経験しているし、その都度何とかなったので「大丈夫、慌てなくても大丈夫」と自分に言い聞かせ内心ドキドキしながらも落ち着いて座っていられた。
塩山駅に着いたのはギリギリ2分前。
ドアが開くと同時に慌てて駆け出すオジサマ達と一緒に同じバス停に向かう。
バスはまだ来ておらず、ホッと安堵の胸をなでおろす。
あぁもう生きた心地がしなかったよ。。。
【山梨交通・バス時刻表】
②番乗り場 大菩薩峠登山口方面
http://yamanashikotsu.co.jp/wp/wp-content/themes/yamako/pdf/timetable/040009-2.pdf
自己CT
[1日目]
09:33 落合バス停
10:05 作場平分岐(青い看板)
***道の途中でお車に乗せて頂く***
10:45 作場平 10:50
11:15 中島川橋
11:30 みはらし
11:32 将監登山口
11:34 小休憩 11:40
12:20 牛王院下
12:42 ムジナノ巣
14:10 将監小屋(テント泊)
[2日目]
06:00 将監小屋
06:10 将監峠
06:22 牛王院平
06:34 山ノ神土
07:14 西御殿岩分岐
07:38 西御殿岩 07:43
08:02 西御殿岩分岐
08:42 唐松尾山
09:28 黒エンジュノ頭 09:32
10:41 笠取山分岐
11:02 笠取山(東峰) 11:22
11:30 笠取山(西峰) 11:32
12:06 小さな分水嶺 12:08
12:10 雁峠分岐
12:21 雁峠 12:22
13:30 廃屋
14:20 新地平バス停
捨てる神あれば拾う神あり
約1時間バスに揺られ、9:30に終点の落合バス停に到着。
途中で数名降車したので、ここでは単独男性と私だけ。
先ほど降り出した小雨が小粒のヒョウに変わりパラパラと地面に落ちる。
「え…雪っ?予報で言ってた通りになっちゃった」午後には晴れてくるはずなので、あまり気にせず歩きだす。
前後には誰もいない。さっきの男性はどこのお山へ向かったのかな?
しとしと濡れた道を数分歩いたところで、上がってきた車のオジサマに声をかけられた。
「もしかして将監峠に行くの?道を間違ってるよ、左じゃなくて右だよ」
山と高原地図を見てスマホのジオグラフィカを確認しているので、間違うはずはないのだけれど。。。
「乗せてあげるからちょっと待ってて、上でUターンしてくるから」前後に車も人もいなかったのにどこで私の姿を見かけたのだろう??
オジサマが言っているのは地図で見ると黄色い青梅街道(411号線)のことらしい。そちらから一ノ瀬林道を走れば“みはらし”さんのある三ノ瀬に通じている。
でもそれは登山道ではなくあくまでも車道だ。
そこで私は登山道は別にあり、高橋から犬切峠を越えて行くので道は間違っていないことを力説する。
オジサマはナビを見ながら納得したご様子。「あ、じゃあどうも」とあっさり下って行く。
私はその時オジサマのご厚意を無にしてしまったことを悟る。
『この雨の中、間違った道をひとりで歩く女を正しい道に導いてあげたい』という使命感をぶった切ってしまったのだから…(笑)
要領のいい女性なら「あらぁ、どこまで乗せて頂けるんですかぁ?」とか笑顔で聞いて、三ノ瀬まで乗せてもらったりするのかな。
でも、オジサマがどこまで乗せてくださるのかわからなかったし、ここまで歩いてきたのに落合まで戻る時間がロスになるし、駆け引きが苦手でバカ正直な私が前面に出てしまった。
この青い看板を右折して“作場平”“一ノ瀬高原キャンプ場”方面を目指す。
雨に濡れた斑入りシハイスミレが素敵。
「おっちゃんが悪い訳じゃない、でもそこまで言うなら乗せてくれればいいのに~」
今さら後悔してももう遅い。”(-“”-)”
降り続ける雨の中、自虐を飛ばしながらトボトボと歩いていると。。。
背後に車の気配がして減速する音が。
「作場平までだけど乗っていく?」「えーっいいんですか!?」
外見がちょい悪っぽい風貌の男性お2人なので、大丈夫かなと一瞬躊躇したがお断りする気は全くなく、お言葉に甘えさせて頂くことに。
捨てる神あれば拾う神あり。やった!!
「見ちゃいけないもの(幽霊)を見ちゃった?あれ、人だよね?」と後ろ姿の私を見て声をかける決心をしたらしい。(;’∀’)
いつものことながら、山で知り合った方とは初対面であるにもかかわらず話が弾みあっという間に時間が過ぎる。
お友達かと思ったお2人は実はご兄弟であることがわかって驚いた。
「寝坊しちゃったんですよ~」と笑いながら、これからピストンで笠取山へ登ると言う。
お兄さんが昔ワンゲル部だったので弟さんは色々教えてもらって一緒に登っているそうだ。
ヤマレコで笠取山のルートを確認してきたとスマホを見せてくださる。
私も以前はヤマレコをやっていたこと、今はブログに移行したことを話したが、あまりにとっさのことでアカウント等を聞きはぐってしまった。
所沢よりいらっしゃった白い車のダンディなご兄弟さま。
ちょい悪なんかじゃなく、とても紳士で素敵なお2人。
べた褒めしすぎかな?(笑)
短い時間でしたが本当に楽しかったです。ありがとうございました!!
このように知らない人の車に気軽に乗ることを知人に話すと、「怖くないの?」と聞かれることが度々ある。
下界では当然そんなことはしない。
また、山をやる人が全て善人だなんてもちろん思っていない。
でも、少なくとも何時間か登らなければ目的地へ到達できない場所に於いて。
ましてや、こんな雨の中を登ろうとするようなストイックな考えの男性には当てはまらないだろう。
あくまでも山をやる同志として。
きちんとした会話が成り立つ相手に対しては信用したいと思うし、そんなことに巻き込まれない自分に自信があり、自己を信頼している気持ちがとても強いから不安感はない。
…と言ったら少しはわかって頂けるだろうか。
将監小屋でまさかの吹雪テント設営
作場平でトイレ休憩後またひとりで歩きだす。
「ラッキー!ありがとー」と何度も振り返りながら、道端のスミレを見つけては笑顔になる。
みはらしさんまでは緩やかな舗装道路。
キレイな桜に立ち止まる。
この天気では人影も見えない。
将監登山口から少し入った倒木の所で、立ったまま自作おにぎり2個をほおばる。
少し雨脚が強まってきたような。
雨具のフードで何とか凌げる程度の雨でよかった。
エイザンスミレさん。
綺麗なお顔に泥がはねちゃった。
こちらは白いマルバさん?
あっ、斑入りタチツボスミレ。
道端のお花が楽しみ。
黄色のはツルネコノメソウかな。
ヨゴレさんもいた。
途中、白いジープが細い山道を上がってきたので避ける。
どこまで行くんだろう?
もしかして小屋の人かな。
カラマツの落葉がふかふかに敷き詰められた歩き易い道を振り返る。
ここ、ヤマレコで見た分岐だ。
右の道を下って行く。
将監小屋にはさっきのジープが停まっていた。
さきほどの雨は、いつしか雪に変わって。
小屋の戸を開け声をかけても誰もいないのでテン場に向かう。
既に4張のテントが張ってあるけれど話し声は全く聞こえない。
横殴りに降る吹雪の音だけ。
「うわ~この雪でテント張りたくないなぁ。素泊まり(4500円)にしちゃおうか」と怯んでしまったほど寒い。
綺麗で臭わないバイオトイレ。
ペーパーあり。
小屋のすぐ側に豊富な水場もある。
ありがたい。
狭いテントの中は案外暖かいとどこかで読んだので、気を取り直してテントを取り出す。
風に飛ばされないようアンダーシートの四隅に小石を置いて作業をするが、手がかじかんで思うように進まない。
その間、ザックの上に容赦なく雪が降り積もる。
この坂を登ったところが将監峠。
とりあえず雪を払ってテントの中へ潜り込み、温かい紅茶とハラダのラスクでやっと人心地がついた。
ヤマレコユーザーさんオススメの本(ハンス・シュトルテ著)を図書館で予約して、一緒に借りたこちらの本を先に読むことにした。
『山の怪談』といってもおどろおどろしい描写はないのでさらっと読める。※河出書房新社さんより掲載許可を頂いております。
本を読んでいるうちに眠くなり、そのままうたた寝。
ハッと目覚めたらよだれが。
口を開けて寝ることなんて普段ないのによほど疲れていたのかな。(^^ゞ
雪がやんだので管理人室にテント代(1000円)を支払いに行くと。
親父さんが「あ、さっき下で会いました?車で上がっていたら避けてくれたよね?」ととても感じがいい。
テントは合計8張に増えている。
夕方17時頃に外が明るくなり、テントから覗くと青空が出ていた。
これまた予報通りにちゃんと晴れてくれたんだね。
ありがとう!晴れ女の威力?
到着時は真っ白だった谷間に、山々のシルエットが青く浮かび上がっている。
夕食はいつものカマンベールチーズフォンデュ鍋を作って身体の中から温まる。
はぁ~幸せなひととき。
何をしようが自由。
頑張ってテントにしてよかった。
夜間トイレに立った時、ふと見上げると満天の星空が広がっていた。
寒いのですぐテントに戻ったが、あんなにキラキラと煌めく星を久しぶりに見た気がする。
今日に限って象足を持ってこなかったので、ザックの中に足を入れて就寝した。
凍ると大変困るガス缶、スマホ、デジカメ、モバイルバッテリー、はちみつ、熱湯を満たした山専ボトルはシュラフの中に入れて一緒に寝た。
この時期にしては寒かったせいか、ダウンを着てても1時間おきに目覚めてしまい、また眠るを繰り返すうちに夜が明けた。
快晴のプチ雪山ハイクで唐松尾山から笠取山へ
☆翌朝☆
フレンチトーストを作るつもりが目玉焼きに。
豆乳の残りを寒い朝に飲み干すのが嫌だったので。
昨夜の残りの厚切りベーコン、フランスパンを軽く焼いてバターハニートーストにした。
このメニュー変更は、シュラフに入れなかったプラティパスの管が凍ってしまい水はあるのに飲めなかったので後々正解だったと知る。
そろそろ将監小屋とお別れ。
自炊小屋をパチリ。
ウキウキしながら目の前の坂を上がると、先ほどまでいた将監小屋とテン場が小さく見える。
テントはほとんど撤収していたが2張だけまだ残っている。
お世話になりました!
将監峠からこちらの道へ。
青空が嬉しい。
目の前が明るくなったら、そこが牛王院平。
雰囲気いい。
山ノ神土の左手に進むと笹薮に突入。
予定外だった西御殿岩にも行ってみたくなった。
この分岐からは笹薮トラバース。
急きょ登ることにしたら360度の展望で感激!
右奥より仙丈ヶ岳、白根三山、鳳凰三山らしい。
山頂直下はちょっとした岩場があって面白い。
誰かが作った雪だるまがあった。
天気がよくて時間があるならここはオススメ!!
富士山がハッキリ見える。
手前は大菩薩連峰。
一応、ぐるりと。
山座同定は未だに苦手。
調べたら、国師ヶ岳のようだ。
どうやら、こちらが和名倉山らしい。
左の尖がったピークが西仙波で右が東仙波。
西御殿岩、とても気に入ってしまったけどそろそろ戻らなきゃ。
やっと唐松尾山。
ここで本日初めてのハイカーとの出会い。
西御殿岩に私が登っている間に追い越されたと思われる。
唐松尾山からは下りが続き、シャクナゲの回廊を抜けて行く。
プチ雪山ハイクとなり足元は悪かったが、慎重に歩いたのでチェンスパ等の滑り止めはなくても何とか大丈夫だった。
ただ、唐松尾山~笠取山手前分岐の間は地図のCTよりも時間がかかっている。
積雪があってテン泊装備だと、とても1時間15分で行ける道ではなかったように思う。
(特別な危険個所なし)
黒エンジュノ頭と思われるピークで水分補給。
ストローがなくなっていたので小枝を刺して穴を開け飲み干す。
冷たくて美味しい~。
黒エンジュノ頭~笠取山分岐は倒木多し
一部判りにくい箇所があったが、倒木を巻いたり跨いだりして越えれば反対側に必ず踏み跡があるので見逃さないように
笠取山山頂(東峰)に着いた時はホッとした。
数名が休憩中。
まずはザックからプラティパスを取り出し、冷たい氷水をコップに注いで3杯飲んだら生き返った。
岩に腰掛け、また富士山を見ながら。
大きめワッフルとカフェオレで軽めのランチ。
もうひとつの笠取山山頂(西峰)では逆光になるが…。
広々しているので休憩しているハイカーが多かった。
さて、ここからは有名な急坂。
山頂直下は特に傾斜がキツイ。
画像で見るよりもはるかに歩き難く、ぬかるんでいる箇所が多いので下るのに難儀する。
滑ったら泥だらけになるので今までの雪道よりもかなり緊張した。
ここは登ってくる人も大変そうだ。
無事に下り終えて振り返る。
ここも以前から来てみたかった場所。
やっと叶ったね。
多摩川、富士川、荒川の3つの河川へ流れていく雨水の運命がここで決まるんだって。
雁峠分岐から分水嶺の丘を振り返って雁峠へ向かう。
ぬかるみが酷い。
右手に旧雁峠小屋(廃屋)がある。
雁峠は雁坂小屋からの帰りに訪れたことがありここからは知っている道。
確か、CTよりも速く歩けたのを覚えている。
バスに間に合いそうなので、学生さん達が休憩している中そそくさと退散。
雁峠、また来るね。
渡渉を10回以上繰り返す。
最後の左岸に移るところが判りにくい。
右岸の先は行き止まりになって渡渉できないが、左側の道を見ながら歩いたので今回は見逃さなかった。
この廃屋まで来ればもう少し。
あと50分。
無防備なスミレさん。踏まれないようにね。
ちょうどゲートの上に桜が。
鈴なりのキブシが風に揺れて。
宏池荘さんの塩山温泉と完熟屋さんのほうとうを楽しみに
新地平のバス停に14:20到着。14:43のバスには余裕で間に合う。
ここから道の駅みとみまで歩けばアイスにありつけるが、正直もう歩きたくない、歩けにゃい。
今日のゴールはここのベンチにする。
途中の温泉には寄らず塩山駅まで行き、宏池荘さんで温泉に入り、甲州ほうとう完熟屋さんでほうとうを食べると決めていた。
塩山温泉の外来入浴施設はいくつかあるが、事前に調べた情報によるといらっしゃいませの挨拶もしないある宿があるという。
どんな立派な老舗旅館であろうとも私は絶対に行きたくないなー。
バスの発着場所は塩山駅南口。
疲れた足をひきずって北口へ行き、徒歩10分。
ちゃんとした旅館なのだが外来入浴の入口が判りづらく、マウンテンバイクの若者が10人以上たむろしている中をとりあえず進む。(これは帰りに撮影)
駐車場の奥に錆びた靴箱と木の料金箱があり左の扉からご年配の女性が「いらっしゃいませ」と笑顔で出てきた。
「こちらの評判がよかったのでわざわざ塩山駅から歩いてきたんです」とストレートに言うとニコニコしている。
早速400円を支払い温泉へ。
ネットのレビュー通りトロトロの泉質がとてもいい。
三条の湯のお湯に似ていてお肌がスベスベに。
シャワーやカランからも温泉が出てくる。
シャンプー・ボディソープはあるが持参したシャンプーを使って3度洗いしたら髪がピカピカになった。
冷たい温泉もあったが、私は温かい浴槽にゆっくり浸かるのが好き。
帰り際、「本当にいいお湯でした!また来ますね」と伝えるとニコニコして「こちらに寄ったらまたおいでください」と。
外のベンチで登山靴を履いているのをずっと見守ってくださっていたようで、もう一度お礼を言ってから駅へ向かう。
古い施設の公衆浴場ではあるが、お湯のよさと気持ちのいい対応は評判通りだった。
●貴重品は脱衣場の外にある小さなロッカーへ預ける(無料)
●洗面台はあるがドライヤーはなし
●アメニティはシャンプー、ボディソープ、固形せっけんのみ
【宏池荘】
7:00~19:00(水・木曜日を除く)
お次は塩山駅南口へ戻り、徒歩で約10分。
甲州ほうとう完熟屋さんへ。
ランチタイムは15:00までと知り慌てて電話すると、夜の営業は17:30からとのこと。
「あと2分ですね、じゃあこれから伺います」
赤尾交差点を右折してすぐ古民家風の素敵なお店が現れる。
17:33くらいに入店したのに既にお客様が大勢。
決めていた鶏肉ほうとうを注文。
スタッフさんが皆お若く茶髪のお姉ちゃんだったりするのは、眼鏡の店長さんの好みなのかな?と心の中で笑ってしまった。
ザックはどこに置いたらいいか尋ねると別のスタッフさんがサッと近寄り「お運びします」と重いザックを窓際まで運んでくださり「帰りもお声がけくださいね」ときちんとした対応。
その間続々とお客様が来店し、予約の電話が入ったりしてあっという間に満席になってしまった様子。
GWとはいえこの大繁盛ぶりはすごい。
ジャズが流れる落ち着く店内は、カウンターでもくつろぐことができる。
移し替えるためのお椀とお茶が先に配膳され、おしんこをつまみながら待つこと約16分。
大き目の黒い鉄鍋でアツアツの鶏肉ほうとうが運ばれてきた。
鶏肉、カボチャ、キノコ、白菜、人参、油揚げなどたっぷり入って旨い!
はふはふ。税込1490円。
誰かのサインが飾ってあったので、やはり人気店なのだろう。
駅前の店で済ませないでここまで歩いてくる価値は充分にある。
「美味しかったです!ご馳走様でした」と言った時の店長さんの笑顔もよかった。
【甲州ほうとう完熟屋・本店】
昼の部 11:30~15:00
夜の部 17:30~23:00
(フードL.O 22:00 / ドリンクL.O 22:30)
定休日:水曜日(水曜祭日の場合は営業)
最後に
実は、和名倉山まで行くつもりで計画を練った。
車なら時短できても電車とバスではそうはいかない。
落合に限らずどこの登山口から入るにしても、あまりに遠すぎて2泊3日ないと無理とわかり今回は諦める。
できることならシャクナゲが咲く頃に訪れてみたい。
いつか行けるかな。。。
4月下旬にしては冬が戻ったような寒さを体験したが、素敵な出会いのおかげでテン場に早く到着できゆっくりくつろぐことができた。
翌日は快晴の下、まだ人の少ない奥秩父を無事縦走できたことに感謝している。
いつもありがとうございます。(*^^*)